今シーズン苦戦が続くレバンガ北海道だが(昨日まで12勝31敗)、昨日は茨城ロケッツに96対81で7連敗から脱出した試合を観戦することができ、気持ち良く帰路に就くことができた!
※ 5,816人の観客が詰めかけ満員の会場の「きたえーる」です。
久しぶりのB1リーグ観戦である。観戦に先立って、どの試合を観戦するか?検討した。 その際、できれば勝利の可能性のある試合を観戦したいと思った。
調べたところ、B1リーグの東地区で現在第7位がレバンガ北海道、第8位が茨城ロケッツだった。これはもう対茨城ロケッツ戦を観戦するしかないと思い予約した。
※ タイムアウト中にHCのの指示を聞く選手たちです。
私と同じように考える人が多いのだろうか?この日は立見席ができるほど多くの人が詰めかけ、発表では5,816人が入場したということだった。
第1Qは互いに調子に乗れず一進一退を繰り返した。特に両チームとも3点シュートの確率が低いのが目立った。このことが両チームとも下位に低迷している原因の一つのような気がした。それでも第1Q後半にはレバンガが僅かに抜け出した。第2Qに入ると、新加入のトラビス選手を中心に爆発して茨城ロケッツを大きく引き離した。第3Qもレバンガは調子を維持し、試合の趨勢はおおよそ決まった感があった。第4Qは茨城の反撃を許したが、それまでの貯金に助けられ逃げ切りに成功し、勝ち切ることができた。
※ タイムアウト中、コート内ではダンスチームかパフォーマンスを披露と、雰囲気を盛り上げます。
各Q毎のスコアは次のとおり。(前がレバンガ、後が茨城の得点です)
◇第1Q(20 - 16)、◇第2Q(35 – 21)、◇第3Q(25 – 18)、◇第4Q(16 – 26)
◆試合総計 北海道(96 – 81)茨城
結果として、現在の順位通りとなり私の目論見は実を結んだ感もあるが、本日(24日)両チームは再戦したのだが、本日は残念ながら52 対 81 で敗戦となってしまったようだ。
※ ヒーローに輝いた新加入のトラビス選手(米国人)がインタビューを受けました。
最近、スポーツファンとして気になることがある。それは北海道に本拠地を置くプロスポーツチームの不振である。
サッカーのコンサドーレは開幕したものの3戦勝ち無しで最下位に低迷している。
フットサルのエスポラーダは今シーズン最下位で、来シーズンはD2に降格し、もしD1に昇格できなければチームの解散も検討されているという。
バレーボールでVリーグ1部に昇格したヴォレアス北海道も10チーム中第9位と低迷している。
レバンガ北海道しかり、プロ野球の日本ハムも2年連続最下位と振るわない。
このように並べてみると、北海道のスポーツファンとしては切歯扼腕の思いで日々のスポーツ欄を眺めている。
※ レバンガ北海道のアイドル(?)乳牛のぬいぐるみを着た若い女性です。
北海道のプロスポーツの不振の要因を考えると、プロスポーツを下支えするスポンサーとなるべく大企業が北海道にはないという致命的な弱点に行きついてしまう。しかし、一時期コンサドーレの社長だった野々村芳和氏(現Jリーグチェアマン)はそうした環境の中でも工夫を重ね、チーム強化を図り、強豪に伍してコンサドーレファンを喜ばせてくれた歴史がある。(野々村氏の在札時代に何度かお話を聞いたが、彼は小さな企業でも小まめに回り、協力を取り付けることである程度の資金を集めることができたと語っていた)
野々村氏の意志を継承し、弱点を嘆くだけではなく、その逆境を跳ね返す勇気とアイデアをチーム関係者には期待したいと思っている。そして道民一人一人も逆境の中でも北海道で頑張る選手たちを熱く応援したいものである。