小説に出てくる場所を歩いています。 工事が失敗したときの見せしめの5つの磔(ハリツケ)台は大石堰にありますが実際にはここ長野堰にあったそうです。
現在は稼動していない長野堰 川は隈上川です。上流からで、 左岸に水神社があります。
サイフォン方式というそうです。 大石堰から来た水が 隈上川の下をくぐっています。 穴ではなくガードレールの端っこっておっしゃいました。
私がなかなか分からないもんで 白鷺が飛んできて ここだよ って言いました。
くぐって出てくるのは こちらです。 長野水道です。 左側が長野水神社です。
水神社の鳥居 奥に本殿が見えます。
手水の石は大石堰の石だそうです。 五庄屋の家紋が配してありました。
手水石の説明 この石は 寛文4年(1664年) 五庄屋が、長野水門を作った時の天井石です。噴水口には五庄屋の家紋が彫ってあります。(案内板より)
それぞれの辺に5人の庄屋の家紋です。。 山下家は中段右側 です。
この神社は五人の庄屋を祀って五霊社ともいわれます。 明治44年っておっしゃったと思います。長野水神社をご紹介します。
ふつう 水神(すいじん)さん っていうけど 神社は 「みずじんじゃ」 って読むそうです。
記念碑です。。 写真は大きくしたら文字も読めます。。でも見たいのはきっと私だけですね。 割愛します。
でも石は これも大石堰のもので 昭和34年に造られたそうです。。 台座の文字も読めました。確か竣工後100年に彫られたっておっしゃってました。。
竣工350周年の 記念碑です。 難工事の途中 これは100年後200年後 も役立つってわかっていました。 流域多くの方の命を守っています。
帚木蓬生著 小説「水神」に出てくる場所 長野水神社を 浮羽歴史民俗資料館の樋口さんが案内してくださいました。
小雨が降って傘をさしての見学でしたが もっともっとお聞きしたかったです。
つづきはまた・・・・ 本を読み始めた方がおられたら嬉しいな・・・
続きは 水神 (3) 弓達神社を訪ねた記事です。