写真の比較です。
いずれも分流左岸の様子。
1枚目は1月26日のものです。
2枚目は1月10日の写真。
雪はありませんでした。
詳しくは1月10日のブログをご覧ください。
3枚目と4枚目は去年12月28日の状況です。
雪景色です。
分流の左岸に生えている樹木はほとんど伐採されてはいません。
それどころか、樹木があればこそ、雪景色に更なる風情を与えているとは感じませんか。
見方によっては、寒々とした河原の風景、または落ち着いた静謐を湛えた小川の冬景色。
冷たさの中にほのぼのとしたものを感じないでしょうか。
4枚目の写真は私が気に入っているものですが、もうこの情景はなくなってしまいました。再び蘇ることはあり得ません。
返す返すも残念です。
なぜ、こんなにも切る必要があったのか。
解せません。
普段から河川敷の様子に、状況に、情景に慣れ親しんでいないから、だからこそ切れるのでしょうね、ばっさりと。
こちらは何十年にわたって見てきた、見続けてきて、それがそこにあるのが当然のこととして、一緒に生活してきた、同じ空気を吸って成長してきたので、自分の手足がもぎ取られてしまったかのように感じてしまいます。
人間の奢りさえ感じるといえば、言い過ぎと感じるでしょうか。
自然に手を加えるというのはほんとうに微妙で難しいものと思います。
取り返しのつかないことになりかねないので、慎重の上にも慎重であるべきではないでしょうか。