鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

予定変更して、金魚

2009-02-10 23:08:00 | お知らせ

 背後霊、幽霊が写っている感じで不気味ですが、金魚に注目してください。

 

 この金魚、一年以上前にブログでご紹介した金魚です。コメットという金魚だったか?

 それまで飼っていた金魚がなぜか全滅して、淋しくなったので、その内買いに行こうと思っていたら、妻に先に買われてしまってガッカリしたようなことを書いたと記憶しています。

 

 その後金魚も大きくなり(餌を与えすぎたと思うのですが)、最終的には4匹くらいになり、仲良く(多分)生きていたように思います。

 大きさも大中小と餌の食べ方、量の問題なのか、大きさはまちまちで、結局その後も死んでしまったりして、小さい金魚、一番小さい金魚が生き残りました。

 

 そのとき、この金魚はすっかり弱っていて、一番最初に死んでしまうものと家族一同誰もが思っていました。 何しろ、もうすっかり「寝たきり状態」だったのですから。 本当に横になった状態で、辛うじて生きている、口をパクパクしている状態だったのです。

 

 それがしぶとく生き延びて、結局他のどの金魚よりも長く生きたことになります。 

 不思議なことに1匹だけになると、どういうわけか元気になってきたのです。 寝たきりが治ったのです。 起き上がった?のです。

 起き上がったとはいえ、自由に泳ぎまわるというところまではいきません。じっとしていることが多いです。 でも、水槽をトントンと叩いたりすると反応して思い出したように泳ぎます。 心なしか口パクも多くなったかのように感じます。

 

 今では餌はたまに与えるようにし、じっと見守っている状態です。でも何とかもっと元気に泳ぎ回って欲しいと祈るような気持ちで、家族は毎朝、毎晩見ては話しかけています。 愛着というか愛情が湧いてきます。

 1匹だけになったので何とか長生きして欲しいものです。

 

 

 石原一輝さんの詩集を読んでいたら「きんぎょ」という詩が目に止まりました。 かわいい詩です。

 

    「きんぎょ」

 

   きんぎょは

   はなしが

   したいから

   くちを ぱくぱく

   あけるんだ

   しっぽを ゆらゆら

   ゆらすんだ

 

   きんぎょは

   あそびに

   いきたくて

   だれかを まって

   いるんだよ

   まあるい めをして

   ねないんだ

 

 1994・5・12 銀の鈴社発行より

 


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