きのうの午後ですが、亀井美術館にて「マトリョーシカ大博覧会in SENDAI」を見てきました。 マトリョーシカ自体に興味があるというわけではなく、いわゆる 『マトコケシ』 に興味があったわけです。
何でも「マトコケシ」というのは、日本のこけし工人たちがこけしの木地を挽いて、ロシアのマトリョーシカ作家に渡し、絵付してもらったこけしをいうそうです。
マトリョーシカは日本の組子式こけしを元に作られたということを知っていましたか? 私は初めてしりました。 明治時代に、箱根の塔ノ沢温泉にあったロシア正教の避暑館の神父が、箱根の名産品である七福神の組子人形をロシアに持ち帰り、それがマトリョーシカの元になったということです。 ロシアにおいて、七福神が農民の少女に変化したというわけです。
写真は記念写真としてならOKということでした。 いずれもガラス越しの写真ですが、綺麗に撮れていたと思います。
こけしにも鳴子系とか遠刈田系とかの系列があるように、マトコケシにもアーティスト系とかポポロフメイデン系とか7,8種類の系列があります。
これは入り口にあったマトコケシです。これだけはガラス越しではありません。
何ともユニークなアーティスト系のマトコケシです。
日露合作、日露融合のこけしができるようになったのですから、日露の国境問題も民間協力により、双方にいいように解決してほしいものです。