せんだい豊齢学園の会津若松地方の修学旅行ですが、大内宿の次はさらに南下して、国の特別記念物に指定されているという ””塔のへつり”” に行ってきました。
”塔のへつり”と聞いて、最初は全く何のことか分かりませんでした。 どこかの山間に何かの塔の遺跡があるのかなという程度の認識でした。 「へつり」とは会津地方で、断崖絶壁を表すようです。 険しい断崖にできた自然の造形美が、塔の形に似ているということから名付けられたようです。
河食地形の特異例として、貴重な財産となっています。 もともとはここも海の底だったと言います。 貝の化石が見られるとか。
展望台から見るのもいいですが、やはり降りて行って、できるだけ近づいてみるということが大切です。 何事にも興味を持って、近寄る。 吊り橋があります。
首を傾げてみてください。
上から見るとかなり頑丈で、揺れないように見えたのですが、実際に行ってみると人が歩くたびに揺れます。 写真を撮るのがちょっと困ったくらい足もとが揺れますし、しかも橋の欄干?が高くないのです。 寄りかかったらそのまま落ちてしまうくらいの高さです。 だからあまり端は渡りたくないところです。 女性の何人かが断念したのも頷けます。 吊り橋の右側が上流側で、左側は下流域となります。
下は上流側。
これは下流側。 川底は手前の方は浅くそこが見えましたが、崖の方はどれ崖深いのかは分かりません。
この上下の写真は、上が展望台からのもので、下は吊り橋から撮ったものです。山が雲に覆われていて、なかなかいい景色ではありませんか!!
吊り橋から上流側を見たものです。
上の写真は上流側、下は下流側。
吊り橋を渡ると本堂があります。
なんでも虚空蔵菩薩が祭られているとか。
もう一枚同じような写真で恐縮ですが、ご覧ください。