鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

二度目の新年会

2015-01-10 21:21:41 | お知らせ

 いやあ、夕方の強風には参りましたね。 午前中はさほど強くはなかったのですが、新年会が終わって外に出てからの天気の変わりよう、驚きました。

     (堤防に上がる前にカラスと遭遇。悠然としています。)

         

  

 大学生のサークルのようで、クリスビー?をやっています。割とここでやっていますね。

         

                           

    

 八幡町でバスを降りてから本屋に寄ったのですが、まるで本屋に寄るなと言わんばかりの西側からの強風で、少し迷いました。 結局は本屋に入ったのですが。

          

 

 

 そうそうきょうの新年会は「平成27年 八幡地区 新年祝賀懇親会」という仰々しいものですが、出席者の名前や団体をみればそういうのも仕方がないかなと思わせるものです。

               (金屏風を開く前の演壇です。)

    

 青葉区の一つの地区なものですから、青葉区役所、地区内の小中学校、同PTA,金融機関、郵便局、商店街、大崎八幡宮(以上は来賓扱い)、民生委員・児童委員、のほか各種団体が加わります。

                   (会場の天井です。)

      

 各種団体としては、八幡地区町内連合会と各町内会、民生委員児童委員協議会、社会福祉協議会、赤十字奉仕団、募金会、老人クラブ連合会、コミセン運営委員会、体育振興会、まちづくり協議会、保護司会、更生保護女性会、消防分団、交通安全協会、交通指導隊という八幡学区のすべてと言っていい団体を網羅しています。

 これだけの団体が一つにまとまって新年会を開催するということ自体、現代においては珍しい、貴重なことだそうです。 そういう意味ではこういう集まりは今後とも継続していくことが、まちづくりの観点からも望ましいことはいうまでもないことになります。

 もっとも、だったら、だからこそもう少しやり方を工夫したらもっとよくなるのになあと思わないでもないですし、もっとみんなで知恵を出し合ってより充実した内容の濃い懇親会になるように努力すべきでしょう。でないともったいない感じがします。今年から実行委員の一人になった者としてはちょっと無責任?ですね。

 

 話しは全く変わります。 この頃の新聞は(悪い、怖い意味で)面白いなあと感じます。といっても朝日新聞ですが。

 NHKの経営方針というか、番組編成の考えは、やはり籾井会長の意向が反映されているとしか言いようがないですね。 爆笑問題が、お笑い番組で政治家に関するネタを事前にチェックされ、没にされてしまったことを暴露したこと。 番組スタッフに「ネタ見せ」をしたら、政治家に関するネタはすべて放送できないと言われたとのこと。 ここまで細かくチェックすること自体、そこまでやるのかと呆れかえるわけですが、それを受け入れる爆笑問題も爆笑問題で、爆笑する問題です。それならもう今後一切NHKには出ないとけつをまくるくらいの行動をとれなかったものか、残念です。まあ、でも爆笑問題はよくNHKの番組に出ていますからねえ、お互いにやめたら困るということなのでしょうか。太田は、これはテレビ局側の自粛であって、政治的圧力は一切かかってない、と言っていますが、爆笑問題自体には圧力がかかってないとしても、番組編成スタッフに会長(ということは安倍自民党ということ)からの圧力がかかっているということではないですか。

 また今年からの日曜日の大河ドラマではあろうことか”長州”を舞台にしています。これだって、先に”会津”を取り上げたから、今度は”長州”をやらないとバランスを欠くという長州の安倍の無言の圧力があったとみるのですが、あまりに穿ちすぎでしょうか。NHKの会長と長州の安倍はツーカーですから、”長州”の取り扱いについては当然阿吽の呼吸があるはずです。 ということで、奥羽越列藩同盟の地のみちのくの、更には阿弖流為の血を引く皆さんは、この大河ドラマは見るべきではない、少なくとも私はまったく見る気はありません、と思っています。それくらいの強い信念が必要です。

 

 きのうですか、文筆家の平川克美さんが心配していました。

『(先の総選挙について)憲法や安全保障は戦後体制を問う非情にシリアスな問題で、もっと真剣に考えるべきでしたが、切実だったのは沖縄県民だけでした。本土の人間は選挙を「お金もうけ」の話しにしてしまいました。・・・、全く消費者的な判断で投票行動をしたわけです。』 また、『心配なのは、特定秘密保護法の成立で、ソフトな弾圧が起きているのではないかということです。今回の選挙で非常に不安があるとすれば、メディアが総崩れになったことです。』 (ともに、「安倍政治 その先に」・・・成長を考える という連載記事から)

 また、きょうの「娯楽・批評」の「終わりと始まり」というコーナーで、作家の池澤夏樹さんは 『日本国内にも、数で言えば少ないが他者は居る。国とは本来そういう多元的なものなのだ。それが分からないから、札幌市議会議員の金子快之さんはアイヌの存在を否定し、在特会のみなさんは朝鮮半島系の人々の存在を否定し、安倍政権とそれを投票で支持した有権者は米軍基地が集中する沖縄の負担を平然と無視する。先住民であるアイヌに対して、武力を背景に併合した朝鮮半島から来た、ないし呼び寄せた人々に対して、太平洋戦争で十五万人の死者を出した沖縄人に対して、我々には倫理的な負債がある。』 と言っています。

 みなさんはどう考えますか?

 そうそうきょうの「安倍政治 その先に」・・・有権者を考える という連載記事で、精神科の斉藤 環さんがおもしろいことを言っていました。  『(先の衆議院選挙について)彼ら(ヤンキー、マイルドヤンキーのこと)を動員できたのは「この道しかない」と気合だけは入っているふうで、中は空虚な安倍(晋三)さんの体質ゆえです。その体質とマイルドヤンキーの親和性の高さが、改めて実証されたという印象です。』  

 彼は「ヤンキー(マイルドヤンキー)」とは、 『うっすらと不良性をまとい、地元と仲間の「絆」が大好き。学歴や階層とは無関係に、物事を深く考えない反知性主義が強く気合や勢いを大事にするため、なんとなく現状肯定的。といったところが特徴』 と言っています。

 彼は、安倍首相を「ヤンキーに憧れたが、ひ弱でなれなかった」と分析もしているそうです。 何とも面白い見方ですが、頷けるところが大です。 短気ですぐカッカし、人の話しを聞かないで自分の言い分だけをまくしたてる、よく話し合うとは言うものの口先だけ、およそ知性のかけらも感じられないところをうまく表現しています。

 正直なところ、みなさんはこんな人が首相だなんて(潜在的な)不安を感じませんか??平気ですか??


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