鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

残念です、悔しいです、

2015-02-01 13:41:03 | 思いつくまま

 とうとう後藤健二さんは殺されました。

 お母さんのメッセージが伝わってくれないものかと少しは期待していたのですが、・・・

 これで日本もイスラムも貴重な架け橋となる人を失ってしまいました。

 取り返しのつかないことです。

      (こんなにいい天気なのに)

 

 第一義的にはイスラム国の理不尽な要求にあります。

 でも結果的に二人の日本人を殺すことになったのは、安倍の中東訪問です。

 日本人二人がイスラム国に掴まっているということは去年の段階からわかっていたことです。

                 

 でもその間日本政府や外務省はどんな行動をとっていたのか。

 これから国会で解明されるかと思いますが、なぜこの時期に中と訪問をしたのか。

 そしてなぜ中東で、イスラエルを支持し、イスラム国を非難するようなことを言ったのか。

 そのような発言をすればどんな影響が出るか、どこまで考えたのか。

  

 安倍本人が強硬に発言したかったのか、外務省の作った作文を読んだだけなのか。

 何にせよ、思慮に欠けた、空気の読めない発言であったことは確かでしょう。

 2億ドルと皮肉られたのですから。

       

 72時間と言われてから政府もバタバタしたようですが、情報収集、情報収集というばかり。

 その間ますます英米との距離、関係を密接なものとして、ますますイスラム国の反発を買うばかり。

 2億ドル何て、大盤振る舞いする外遊の大好きな安倍にしてみたら微々たる金額です。

 

 そもそも本当に日本国として、二人の日本人を何とか救い出そうという気になっていたのでしょうか。

 鮎同様に天邪鬼な者としては、勘ぐってしまいます。

 こうなることを密かに待っていた、画策していたのではないかと。

   

 二人を殺させ、国内世論を反テロという形で軍事力の強化に向かわせ、アメリカとの軍事同盟を強化し、積極的に自衛隊を海外へ派兵するという深謀があったのではないかと。

 今回の事件で日本ははっきりとイスラム急進主義の標的となってしまいました。

 これは取り返しのつかないことです。 返す返すも残念無念です。

 日本国は日本国憲法を前面に押し立てて、平和外交をこそ取り持つべき位置にいたのに、自らそれを放棄してしまいました。

 中東地域での日本のNPOやNGOの活動は非常にやりにくくなってしまいました。

 進むべき方向が全く逆になってしまいました。

 

 後藤健二さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。            合掌

 


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