鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

雪と子どもたち、

2015-02-02 15:51:15 | お知らせ

 きょうもよく冷え込みました。 空気がとっても冷たいです。風も少しあったし。

 

 路面もガチガチに凍っています、日陰は。 圧雪された上に凍結しているもので、こういう状態が一番たちが悪いですね。 お日様が当たるところは乾燥しているというのに・・・。太陽の力に感謝です。ありがたいです。

                     

 こうなるともはや雪べらはもちろんスコップでも難しくなり、鶴嘴(つるはし)の出番となります。

 

 今朝の定期立哨も首筋が寒い。 手袋も2枚重ねてしているのですが、暖かいとはとてもいえません。 でも元気な子どもたちの姿をみたり、子どもたちの元気な声を聞いたりすると嬉しくなります。 

     

 でもあいさつを全く返さない子どももいるのですが、そういう時はしつこく「お早うございます」という言葉を繰り返します。 元気にあいさつを返してくれる子どもにはついつい「行ってらっしゃい」という言葉が出てしまいます。 差を付けてはいけないのですが。

 

 実はこちらも何かしゃべらないと寒いもので、すこしでも顔が、口元が元気?になるようになるべくしゃべるようにしているわけです。

     

 

 きょうの朝日歌壇から拝借します。

 『積極的平和で敵を殺すより消極的でも非戦を選ぶ

                                (西海市:前田 一揆さん)

 『戦争へなだれし日にも聞かされしこの道しかないはいつか来た道

                                (水戸市:中原千絵子さん)

 

    (上下2枚の写真は1月31日朝方の撮影です)

 

 朝日川柳からの再掲です。

 『紛争地の子らへの想い断ち切られ』  (兵庫県:妻鹿 信彦さん)

 『積極的平和主義とはこれですか』   (神奈川県:芹田希和子さん)

 『自省なき強気は足を踏み外す』      (埼玉県:荒木 繁さん)

 『さあこれで有志連合仲間入り』      (東京都:大和田淳雄さん)

 『過去に目を閉ざす者とは首相かね』 (千葉県:村上 健さん)

 

 (この上下の2枚は2月1日のもの。みんなで壊そうとしています。支柱があります)

 

 誠に残念ながら二人の日本人がイスラム国により殺されましたが、そのことで一番嘆き、悲しんでいるのはご家族・親族の人を除けば、もしかして天皇陛下と皇后陛下ではないでしょうか。誰よりも過去の戦争に拘り続け、平和を強く望んでいる両陛下の御心に沿うように日本国政府は動いたのでしょうか。

 そしてこの悲劇を契機として日本が積極的に軍事行動をするようになったならば、これほど両陛下の意思に反した行為はないと思います。

 自民党の憲法改正案では天皇をこう規定しています。 第1条で、「天皇は日本国の元首であり、日本国および日本国民統合の象徴」であると規定しています。 (元首=国家を外に向かって一般的に代表する資格をもつ機関)

 元首に向かって恥ずかしくない行動をとったと堂々と胸を張って言えるのでしょうか、長州の安倍は。

 そして今改めて考えてみるのですが、大半の日本人は胸を痛めていたことと思います。何とか無事に解放されるることを願っていたと思います。 そうであるならば、「2億ドルの身代金を支払って開放してもらえ」という考えも一つの選択肢のはずです。そう考えた人は必ずいるはずです。 でもそう言う声は大きくはならなかった。 そういう声を発することができなかった、そういう雰囲気ではなかった。 なぜか?

 それは「テロには屈しない」という文言が、いつしか錦旗みたいになってしまっていたからです。 これは政府側の論陣にマスコミも同調し、「テロは憎いけど、人命には代えられない」という主張が表に出にくい状況になってしまった。

 首相の外遊に伴う大盤振る舞いから見れば2億ドルなんて大した金額ではありません。要求に応じて、2億ドルを支払い、身柄を渡してもらう。 そしてそれからの行動が大切です。この2億ドルは貴重な勉強代、教訓費と考えて国民的な議論を巻き起こす。

 どうしたら日本国をイスラムの攻撃対象から逃れるようにできるか、知恵を出し合いましょう。それこそ必死になって全員で考えましょう。

 有志連合に加わって武力攻撃をすれば、完全にテロをなくせると本当に思っていますか。 そんなことが可能だと思いますか。 私は不可能と考えます。それこそ泥沼の宗教戦争になるかもしれないし、報復が報復を生むという悪循環、負・悪のスパイラルに陥るだけです。

 日本のとるべき道は欧米と中東諸国の懸け橋になることです。その資格がまだ辛うじて少しは残ってるのではないでしょうか。 今こそ日本国憲法を前面に押し出し、武力を使わない、本当の積極的な平和主義外交を展開していくべきです。それが日本国としては可能です。

 食料、医療等の人道的支援こそ積極的に打ち出していく、いわば戦争状況における赤十字のような存在でしょうか、これこそ「国際社会における名誉ある地位」と言えないでしょうか。

 何があっても「有志連合には加わらない」、まずはこれが肝心です。今からでも遅くはない、日本は中立の立場をとると世界に向かって宣言するべきです。そして自衛隊は絶対に海外に出さない、海外に出すのは人道支援団体のみ。 もちろん武器の輸出も全面禁止とすることが必要です。

 夢物語でしょうか?! 現段階ではそうでしょうね。 長州の独裁者は猪突猛進でしょうから。 自民党政権が継続する限りまず無理でしょう。 でもnewoneは夢を抱きたい!

 話しが予定と全く違う方向に行ってしまいました。 夢想ではあっても抱けるうちはまだよしとしなければならないでしょうね。そのうち夢想さえ禁止されたりしかねないのではと絶望的になってしまいかねません。

 お付き合いありがとうございました。

 

 (上下2枚の写真は2月2日午前の撮影です。かまくらがあったとは想像できません。)

 

 


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