鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

驚き 桃の木 石田の記

2016-07-08 16:13:55 | 思いつくまま

 きょうもきのうまでと同様にパッとしない、空気の涼しい朝を迎え昼頃まで続きましたが、その後天気は持ち直し、陽が差して少々蒸し暑いくらいの陽気となりました。

 昼頃までは体調は最悪の状態でしたが、陽射しが出てくるにつれて元気も少しずつ出てきました。全く自分は”自然に生かされている”ななんて感じたりして、そんなものなのかなとあらためて思ったりして・・・・。

 お笑いになるかもしれませんが、朝方は掘りこたつに火を入れました。火とは言っても”電気”ですが。 その後気温も上がり、最高気温は25.1度とかラジオが言っていました。あしたは24度また下がり、あすあさってと好天とは言えないようです。

 午前9時過ぎから長靴を履いて川沿いに歩いたのですが、ちょっと驚きました。 きのうまでの濁りがほとんど取れているのです。”ほとんど”といっては言い過ぎか、大分?かなり?気にならないくらいに澄んでいたのです。

 (こちらは分流と本流の合流地点から下流を撮っています。)

          

     

 

              

 あとは水量ですが、今年の広瀬川の水量は減るのが早いように感じてしまいます。これはもしかして加齢に伴うものでしょうか? 増水した川が元に戻るのはいいのですが、平水になったらしばらくはそのままの水準を確保していてほしいですね、勝手ですが。

 このままいけばあした、あさっての広瀬川はそれなりにいい釣りができるのかもしれません。いい釣りができるようであってほしいという気持ちがそう思わせるのかもしれませんが。

 以下の3枚は解禁日に最初に入ったところの様子です。

         

    

  さらに上流へ向かうとコロガシの人が一人いました。

          

   

 見ている前で1匹かけました。 しかしなかなか手もとに寄ってこなかったんで、これはもしかしたら””二ゴイ””を掛けたのかなと思って、冷や冷やしながら見ていました。後で話を聞いて分かったのですが、途中で根掛かりしたみたいでした。右側の写真に掛けた鮎の姿が見えます。

    やはり分流の様子も見ていただかないと。

             

 

             

 

 

  今安倍自民党の選挙放送が流れてきて、不愉快になってしまいました。加速させる?取り戻す?早期退陣してくれ!と願うばかりです。天に祈っています。 ここまで書いたので思ったことを書いて行きますが、会議から帰って来てテレビを見たら 何となんとナントあの女性問題で世間を何度も騒がせてきた”石田純一”がすごい数のマスコミの取材を受けているではありませんか!!東京都知事選挙に出るらしい、その条件は野党4党が共闘して統一候補として推薦してくれたら立候補するといっているようなのです。しかも言っていることが素晴らしいの一言に尽きます。1党支配の強権政治はよろしくない、そのためにも野党が共闘して立向わなければいけないというようなことを言っているように聞こえました。大いに共感します。よくぞ言ってくれました。安倍独裁強権政治をこのまま肥大させたらたいへんなことになるということを肌で感じ取っているということでしょう。党利党略に囚われている場合ではない!ということが言いたかったのでしょう。そういう熱い強い思いがきょうの記者会見になったのだと思います。東京都知事選挙にかけて、国政の現状を批判しているのだと受け取りました。これからの東京都知事選挙の動向から目が離せません。この石田純一の熱い思いを国政に反映させようじゃないですか。

 奇しくもきのうの新聞の一面下の広告の一つに河出書房新社の河出文庫の広告が載っていました。河出文庫の新刊の中にこういうものがありました。「 『憂鬱なる党派』上・下 高橋和巳 」 短いPR分は「伝説の名作待望の復活」と。 定価は各巻1300円です。2巻で2600円+消費税です。

                  

 懐かしい書物、懐かしい作者です。 思わずわが書棚を探しました。 大好きな作家ですので、奥の方ではなく、前の方に出しておいたのでよかったです。すぐに見つけられました。

               

 高橋和巳、彼の著作は大学時代のいわばバイブルみたいなものでした。発売されると真っ先に購入してむさぼり読みました。こんなにも当時の社会状況を色濃く反映し続けた作家(兼学者兼大学の先生)はいなかったです。いたのですが、彼ほど命まですり減らして苦悩し続けた作家はいなかったと思います。

              

                    

  500円です。

                        

  産経新聞までも取り上げています。

 でもどちらかというと私的にはこちらの方がより強烈であったと思います。 『邪宗門』です。

 これで高橋和巳に付いたネームは「苦悩教」であり、「苦悩教の教祖」でした。どちらもとりわけ刺激的でかつ激烈でした。 これでいいのか、それでいいのか、と自分自身にいろいろな問題を突き付けられてしまう本ですが、それでもともに悩み苦悩しながら、解決はできなくてもともに問題を背負いながら真摯に生きていこうという姿勢にさせられる小説でした。

         

       

                  

 

 2冊ともいま読み返してみたらどう思うのだろう、どうなるのだろうと思いますが、下のように当時の本は今よりも小さい活字で、しかもぎっしりとページが埋められているのです。この細かい文字は今の私には読むにあたってきわめて困難なものがあります。

             

 今のハードカバーの本は2段組みではなく1段組が多く、しかも字は大きめです。ざっと計算してみたところ、今の本は昔の本の70%の分量となっているといえます。昔の本は今の本の1.4倍以上の分量でした。

            


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