鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

仲間での釣行、寒河江川

2016-07-31 14:59:15 | 寒河江川

 きのう午前に痛めた(鈍痛)腰ですが、帰宅後、逆に動き回ったせいか?お風呂に入って半身浴で腰の部分をよく温めたせいか、湿布薬が効いたのか、痛み止めの薬のせいか、コルセットがよかったのか、それらが複合的にいい方向に向かってくれたのか、きょうの腰の具合は寝込むほどではなく、固まった体をほぐしながら、おじいさんスタイルで動いています。よかった、幾分ホッとしています。心配をおかけしました。

             (午後1時45分頃)

 

               

 (巨大マンションとその後ろの流れるような細い雲とのコラボがいいなと思って撮ったのですが、写真では表現できていませんでした。)

 

  (いつも私が通り、写真を撮るところに高校生の男女が集まってバーベキューのようなことをしていました。青春真っ盛りですね。眩しいです、近寄れません。)

                

 

 それにしてももう7月の31日、あしたからは8月です。夏になって一か月しか経っていないのに、もう夏はお仕舞かあ~と黄昏た気分になるのは何故でしょうか。まあ実際あと竿を出せる期間は1か月半くらいとなってしまいました。そう思うととっても侘しい気持ちになります。

                            

 ましてやもう先がないわが身となれば、まったくもって他人事ではなく、身に沁みてどっぷりと浸かってしまいます。ややもするともう抜け出せないくらいに落込んだりということもありえます。夏の残り期間と自分の健康寿命の残り期間をどうしても重ねて考えてしまいます。

      

 であれば毎日毎日が一期一会の精神で行けということになるのでしょうが、頭では分かっているつもりでもかなり厳しく困難なことです、その精神で生きていくということは。 

                     

 でも考えてみれば、夏だけではあっても自然の中の川にどっぷりと浸かって、セミの声を聞きながら、天空の青空や白い雲を見上げ、川の流れに身を任せたり、時に逆らったり、川面のいろいろな変化に驚き、河原での食事に感謝しながらカジカガエルの鳴き声を聞いたり、時には雷鳴に恐怖を感じたり、強い雨に恨み言を言ってみたり、そういう環境になれるアユ釣りに感謝しなければと思います。 もちろん第一には家族や釣り仲間ですが。(理屈っぽくなってスミマセン)

                   

                               

                 

 (光の屈折の関係なのでしょうか、何百メートルも離れているのに、そのビルが川面に映るのは不思議です。)

 

 ここからが本番です。 きのう釣り仲間4人で急遽山形県の寒河江川へ釣行することになりました。4人のうち2人にとってはきょうが鮎釣り解禁日なのです。そんなにも遠くはなく、必ずアユが釣れるところということで、毎日組合がホームページを更新している寒河江川に行くことになりました。

 大沼モータースで日釣り券とオトリ2匹を購入し、オトリ店主の話しに逆行するような形でチェリーランドには入らず、上流を目指すことにしました。個人的にもアユの数釣りは大会ではないのでもうしなくてもいい、すこしでも大きい鮎を釣りたい、大きい鮎と格闘したいと思っていますので、寒河江川の上流域は願ってもないことです。

 場所は上野大橋の上流の相沢橋の上流の平瀬、早瀬、急瀬、トロというすべての川相が揃っている地域です。 竿葉9時15分から11時45分くらいまで出しました。

         

   (上は上流、下は下流)

 

 私はその中間の急瀬もある早瀬に入りました。 広瀬川の大アユにも対応している大仕掛けで、水中糸はナントナイロンの0.35号です。これなら今の時期どんな大きな鮎でも抜けます。     でも全く掛かりません。時間ばかりが過ぎていきます。

          

 そこでもっと上流へ向かい、瀬の鏡(といっていいのでしょうか)に入りました。

  9時45分、ここでようやく当たりが・・

 ガガッという当たりが伝わってきまして、オッ来るな、ようやく掛かったか、これからが勝負だというような思いが瞬間的に脳裏をよぎりましたが、喜ぶのは早すぎました。ハリがかりしませんでした。 ハリが合わないということなのか、当たりが弱かったということなのか、何にしてもニンゲン様を喜ばせておいて、空振りさせてオチョクルなんて見上げた鮎であることよ!と褒めてやりましょう。

 また下って急瀬に、背バリを使って泳がせました。こういうところです。 竿は、そうです、シモツケのブラックバージョンです。

 

 するとほぼ一時間後の10時20分頃強烈な当たりが竿を伸そうとします。右岸に逃げるアユを左岸へ導いて浅いところで慎重に抜きました。オトリよりも大きい立派な野鮎です。

            ①-1     

 ①-2 

 オトリ鮎も大きいでしょう。寒河江川のオトリ鮎は小国川とはまったく違います。何でこんなにも違うのでしょうか???

 その鮎を持って再度瀬の鏡へ向かい、仕切り直しのつもりで、釣り下ることにしました。

 ②-1 

 如何にも夏に相応しいような水しぶきを上げて元気に暴れるアユ!これぞ鮎釣りの醍醐味です。2匹目は10時50分頃です。

            ②-2 

 ③-1 

 クロスする鮎!③-2の写真はいいじゃないですか? 10時52分頃 つまり入れ掛かりみたいな釣れ方でした。

                   ③-2 

 ④ー1   

 4匹目は11時25分頃です。

         ④-2 

 ⑤-1 

 5匹目は11時25分頃です。

       ⑤-2 

 この前から天空では雷鳴が時々鳴っていました。雲も黒い雲が頭上を覆うような形になりつつありました。 ちょっと早めに上がってバーベキューの準備をして腹いっぱい食べたのはきのうお知らせしました。

 午後は一気にぐっと下流で竿を出してみようかなということになりました。広瀬川は8月1日から投網が解禁ですが、寒河江川は7月30日解禁でした。なんとも中途半端な解禁日です。

 

 こういうところまで来たのですが、如何せん、天候が許しませんでした。雷雨と雷鳴が1時間以上も続きました。車の中でお昼寝です。その意味では丁度良かったのですが、雷雨はいっとき上がっても、すぐに次の雲が入ってくるような天気図で、何といっても雷は鮎竿にとって最大の天敵ですので、ここは潔く納竿する事にしました。諦めも肝心です。

          

 マイ釣果!といいたいところですが、もちろん違います。アユに、寒河江川に、そして鮎釣り仲間に感謝です。

  ※ 釣禿さんへ、コメント欄をご覧ください。 

コメント (5)
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