天気予報どおり午後から雨が降ってきました。あさからどんよりとしたいかにも梅雨空らしい天気で、入ってくる風はいささか涼しいくらいでした。
東京都知事選挙、自民党が分裂して、また鳥越も出ることになって面白くなってきました。
こちらは悲しいことです。永六輔さんが亡くなっていました。83歳。2月にもこのブログで紹介しましたが、改めて「徹子の部屋」に出ていた永六輔さんの映像をご覧ください。大橋巨泉さんと出ていました。 放送は2月4日です。
83歳ではまだ早いなあ、もっともっと長生きして、発言し続けて欲しかったです。 合掌
さて、きのうの山形県は小国川であったダイワ鮎マスターズ南東北地区大会の様子です。ことしで丁度30周年を迎えるということです。ダイワの大会は人気がありますからね、以前から。 がまかつ信者のように、ダイワ信者というか信奉者が多いですから。 私はそうなると逆に反発したくなる天邪鬼ですが。
この上下の2枚はR13にある「道の駅村山」から撮ったものです。雲というのか霞というのか、朝霧か、低く垂れこめていたのです。それが水墨画のように幻想的でした。写真で見ると大したことはないようですが。午前4時15分頃です。
こちらの2枚はご存知の通り小国川の一関大橋の上下流の様子です。5時前です。水量は10日と比べるとかなり減水はしていますが、それでもまだ私にとっては多い感じです。
5時半から受付が始まり、マイナンバーはA-68でした。オトリ配布は41番からです。やはり遅いですよね。 シマノはブロック分けはなかったですが、ダイワはA(上流)、B(下流)のブロック訳です。私は上流側、それはよかったのですが、線引きが一関大橋から上流200メートルくらいまでがB(下流域)という設定でした。
水量が少なければ私の好きな経壇原一直線なのですが、できれば大橋の前後で ”楽して” 釣りたいという怠け心が頭を持ち上げていました。ここなら幅広く拾えそうだったからですが、ここで竿を出したらOUTです。
しょうがないからオトリを受け取ってから上流をめざしました。情けないことにこの頃は7リットルの曳舟に水を入れて持ち歩くことが大変難儀するものとなっているのです。重いし、それを持って歩くのはもう苦痛以外の何ものでもありません。(愚痴ばかり出て申し訳ないことです。)
やはり一番の近場である経壇原へ入るべく左折してしまいました。何とかどこかから右岸へチ狙いができないかと期待していたのですが、先行者が右岸へ入っているし、私が目指そうとしているやや上流側へは、何となんとナントさらに上流側から川を横切って右岸側へ入っていくのです。これで私の入るところは無くなりました。
それで仕方なく経壇原の左岸側を上流側へ歩き、少しでも良さそうなポイントがあるところから竿を出すことにしました。やはりここもまだ水は多かったです。あと10センチ減水していてくれたらよかったのですが、タラレバばかりです、出るのは。
こういうところに頼りのない陣を構えました。
いかに多くの釣り人が入っているかお分かりでしょう。
1回戦は7時から10時です。まあやってみるまでは、何があるか、何が幸いするか分かりません。ここは天佑を信じてオトリに泳いでもらうばかりです。きょうのタックルは、竿はシマノの珪石90-95H2.75です。この竿は本当に使い易い竿です。名竿です。水中糸は複合メタルの0.07号です。
竿を出していると自分でも情けないのですが、ここでは掛からないなと { ここでPCはかってに投稿してしまいました!} マイナス思考になってしまいます。天気は悪いし、水は冷たいし(8時頃で17度)、後ろは背の高い草が生い茂っているし、・・・・。
でも7時15分頃です。手もとにククククッという軽いですが確かな当たりの手応えが伝わってきました。いやあ嬉しかったですね、開始15分で1匹とは、これはもしかしてもしかするかもなんてかってに喜んだりしましたが、水中から飛び出た鮎のこまいこと、小さいこと、掛かってくれるのはとっても嬉しいのですが掛かり鮎があまりに小さいと竿との相性がよくないようです。
かってにホームランとなって2匹のアユが飛んできましたが、39センチのタモでキャッチできませんでした。チビの掛かり鮎は葦の茎にあたって水中へ帰って行きました。折角掛かったというのにこのありさまです。ガッカリよりもガックリです。ここで最初の1匹がとれていればその後の流れは変わっているはず、少なくとも精神的にはぐっと落ち着きます。
それでも気を取り直して、少し下流の瀬脇にオトリを入れていましたら、またしてもククッというこれからハリ掛かりするぞという当たりが伝わってきたのです。喜んで竿を立てたら、掛かるはずのアユはハリに乗りませんでした。逆バリが外れただけでした。
これではもう立ち直れません。気を取り直そうとするものの全く掛かりそうにないので、ここは1時間で見切りました。というのも下流の右岸へチ付近にいた釣り人が釣れないようで、移動し始めたからです。ダメもとでそこで1回は竿を出したいと思い、近寄ろうとするのですが、水量が、水圧が邪魔をして右岸へチを狙わせてくれません。
仕方なく行けるところまでいってそこから竿を出してみたのですが、こんどはあろうことか、背掛かりどころか ”根掛かり” です。入っていけません。仕方がないので竿を畳み、天上糸を持って外れてくれと祈りながら引っ張ります。けれども神様は私に厳しかった、甘い考えの私に苦難を与えたもうのです。下の方の水中糸から切れてジエンド。マイナス1匹です。
ここを離れてもっと下流の少し左にカーブしている荒瀬から急瀬へ向かいました。こういうところです。
この瀬には先行者がいていいポイントに入っています。その下にも釣り人がいました。
これは上流域を見たものです。
もうオトリは弱っているし、背バリとおもりもつけて潜ってもらいます。でも掛かりません。先行者には2回ほど掛かりました。 この瀬の浅いところから上流へ歩いていた時、こともあろうにまたしても神は試練を与えたもうのです。
足を滑らせたのか、躓いたからなのか、右手に愛竿、左手にはオトリ缶を持った姿勢のまままともにそのまま前のめりに倒れ込んでしまいました。恥ずかしいったらありゃしない。左手、左腕、左の足のすねを強打?しましたが、すりむいて少し出血したのは左手の小指の付け根付近だけでした。
石の椅子に座って心を、気持ちを落ち着かせます。傷口を何回も舐めて消毒し、手持ちのバンドエイドを貼りました。幸いにも竿は何ともなかったようです。 2回のバラシ、根掛かり、そして転倒、いくら神の試練とはいえ、これはひどすぎませんか?!もう大会は辞めろということでしょうか。
もう釣りを止めよう(この大会での釣りですが)かとも思いました。もう釣れないだろうから、このまま早く上がってひと眠りしようかななんて思ったり、1匹だけでは恥ずかしいので早めに検量を済ませたいなとか、こうなればおもりを何個もつけて荒瀬のど真ん中を狙い根掛かりを狙うか、なんてまで思いました。
でも休憩後少し気を取り直し、急瀬の手前の緩やかなところを泳がせて見ました。そしたらここでも軽い心地よい当たりが、可愛らしい当たりが伝わってきました。今度はいくら小さいとはいえきちんとキャッチしました。時に9時45分です。チビ鮎です。オトリ鮎よりも小さいです。これでようやく前の2匹に戻りました。
これで良し!!情けないことですが最後良ければすべてとは言えないが少しだけマシという気持ちです。9時50分に納竿しました。 こうやってみると実にどうでもいい、くだらいないことを長々と書いてきたものです、我ながら。忠実に再現しました。(まだ終わりません)
(雪と雲を抱いている月山です。)
陽が差してきてからの小国川です。なんときれいな水でしょうか!!申し分ないですね。
2回戦
2回戦
2回戦の様子を撮ろうとしている女性記者
(これはまだ半分くらい)
(ジュニア賞の16歳の少年)
おめでとうございます、9名の皆さん。
あまりに卑小な事柄を長々と書き綴ってきました。読んでくれてありがとうございます。139名のなかにこういう間抜けな?高齢者もいたということです。