鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

どうした、東北楽天

2018-04-04 14:45:43 | 思いつくまま

 

              (午前9時頃)

 時間の経過とともにだんだん曇ってきました。天気予報では夕方から夜は雨とか。本当に降りそうです。

 

 (川べりの桜も咲き始めました。)

         

 この雨は天の雨ばかりではなく、東北楽天のファンの涙雨でもあります。開幕第1戦こそ延長戦で何とか勝ちましたが、その後はきのうまでで3連敗です。 きのうなんかは岸投手の完璧な投球に全く報いることができず、結果的には抑えの松井が打たれて負け試合となってしまいました。

          

 

 何しろ打てません。何とか数少ないチャンスはつくるものの決定打が相変わらず出ません。今年のここまでの試合経過を見ていると、悪いときの東北楽天の試合そのものです。ピッチャーはそこそこ好投しているのに、報いることができないまま負けてしまう。その繰り返し。

 

       

 とくに、岸投手は去年も毎回と言っていいほど好投していたのに、打線が打ってくれないために負け投手か勝ち負けつかないままという投球が多かったです。見ている方ですらイライラして、いい加減にしてくれと言いたくなるほどですから、口には出さねど本人は複雑な心境だったことでしょう。

 

 きのうは抑えの切り札松井裕樹がコントロールが定まらないまま打たれて得点されてしまったのが痛い。その後は3人を三振に取ったのでしたっけ。

 

 きょうも辛島が試合を作ってくれたのですが、如何せん打てません。相変わらずの貧打線です。ピッチャーは7回から辛島から福山に交代したようです。打たれてしまったようで日本ハムに1点が入りました。

                    

 開幕3連敗した日本ハムに連敗するようでは、とてもじゃないけどリーグ優勝なんて、日本一なんて無理な話しです。今年の楽天は開幕カードがロッテで、次が日本ハムときいて内心喜んだのですが、ぬか喜びでした。最初から西武やソフトバンクと当たっていたら目も当てられなかったかもしれません。 こんなはずじゃない、とまあ出てくるのは愚痴ばかりです。

 朝の散歩のとき、ウグイスの鳴き声を聞き、モンシロチョウとモンキチョウを数匹見かけました。蝶の飛ぶ姿はとっても早く、かつまったく一定しなくて動きが推測できません。不思議な飛び方ですが早いです。でもようやく写真に撮ることができました。

     

 2日の声欄に若者の投書が載っていました。23歳の女性の会社員です。「選挙に行く20代は3割しかいない。『面倒だから投票しなくても政治は動く』という考えは、『親が何とかしてくれる』という考えと似ている。しかし国は親じゃない国は政治に参加した者に積極的に耳を傾ける。自分や子どものために声を上げないと、『水』はもらえないことに気づいてほしい。」

  

 きれい、可愛い 

 この投書を読んですぐに思い出しました。2回(3/24と3/31)に分けて放送されたNHKの「どこにもない国」です。丸山邦雄さんたち3人の実話のようですが、昭和20年8月9日のソ連軍の侵攻と15日の日本降伏後の満州からの引揚者たちの苦闘の物語です。涙なくして見ていられませんでした。

 満州に開拓団として入植した人たちの面倒を国は見なかった。置き去りにした。高級軍人とその家族ばかりが先に逃げ出した。それも建前は軍の命令ということでしょう。でも下級将校兵士や入植者等は置き去りにされた。

 そればかりか敗戦の前日ですか、政府は満州の日本人に対して、本国に帰国することなく現地で生活せよ、現地に溶け込んで生活せよという方針さえ出していたのですから。150万人もの引揚者が日本に帰国したら、逼迫している食糧事情が更に悪くなる方という理由で。

 まさに棄民、棄民政策です。日本軍も日本国もそこに住む日本人を守らなかった。そればかりか自分たちは逃げ帰って、情報さえ知らせずに置き去りにしてきた。もともとハワイへの移民だって、ブラジルへの移民だって口ではカッコいいことを言っても実質は棄民政策であったわけです。

 「国は親ではない」のです。現政権を見れば分かるように、選挙のときだけ国民を利用して後はあとは利権に走るばかりです。国民に使えるはずの公僕である官僚たちも政権の意向を忖度するヒラメ官僚ばかりで、国民の代表たる資格に欠けています。

 満州に取り残されて日本に帰るに還れなくなった日本地を何とかして帰国させるために命を懸けて行動した3人、丸山邦雄、新甫八郎、武蔵正道、彼らは信念と行動力のほかに、それぞれ英語の能力や資金力、堪能な中国語を活用して困難を克服しました。

 

                                  (堤防の桜の巨木)

      

 

             

 上下の2枚の椿はいただいたものです。

   


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