鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

日本にカジノですか、

2018-04-05 14:29:45 | 思いつくまま

 

                (午前9時過ぎ)

         

 

 きょうは朝から陽射しがあり、明るくてついつい外に誘われてしまうのですが、これが曲者。家の中のイメージで外に出たら、空気の冷たいこと。気温自体はやはり低いようです。

 

         

 

 きのうでしたか、東京は初の夏日となり待ち行く人々は半袖姿というのに、青森では0度近くで雪となっていました。南北に700余キロしか離れていないのに、この激しい落差は一体何?

 

      

 

 

 3日のことですが、いつもの分流で変わった鳥を見つけ、望遠ですが何とか撮ることができました。何という鳥でしょうか。飛ぶ速さは相当なものですね。カワセミも早いけど、それに勝るとも劣らない感じですし、体はカワセミよりも大きいです。まあ見てください。

 

                    

 

      

 

 きのうの新聞ですが、カジノ法案について与党の中で調整がついたとか書かれていました。 カジノへの入場料は6000円(当初自民党は2000円、公明党は8000円を主張していたのでしたっけ。お手本としているシンガポールですか、そこは8000円とか)、面白いのは入場回数の制限ですね。

 7日間で3回。28日間で10回までといいます。本人確認はマイナンバーカードで行うそうです。カジノの設置数は当初は上限が3か所、でも7年後に見直しといいます。

 当然カジノの導入には当初から猛反対がありました。私もこんなものは要らないと考えます。これ以上ギャンブルを増やす必要はないです。パチンコ、競馬、競輪、競艇があればもう十分でしょう。

 これ以上ギャンブル依存症を増やしてどうするのですか。カジノを導入する前に、パチンコを全廃するべきでしょう。余りに身近過ぎるギャンブルです。と言いながらも私も若かりし頃パチンコに嵌ったことがありましたが、今は入るときはトイレが我慢ならなくなったときだけですね。

 カジノを導入して外国人がたくさん日本にやってくるのですか。日本にお金をオトリていってくれるのですか。日本が潤うのですか。そんなに上手くいくはずがありますか。結果は日本人のギャンブル依存症を増やし、破産者を増やし、日本のお金は持って行かれる(収奪される)だけでしょう。カジノの周辺の治安を悪くするだけです。

 シンガポールの状況を見て、日本に導入しようと思った日本のトップは余程おめでたいのでしょう。考えたくはないですが、カジノ導入の裏にはやはりアメリカの圧力があるのでしょうか。

 どうしても導入したいのなら、結局は反対を押し切って数の力で法案を通すでしょうから、それならこういうカジノはどうでしょうか。日本に導入するのですから、あくまでも日本らしく、日本らしいカジノであるべきです。ということはカジノなんて言葉は使わずに、”賭博場”でいいのです。

 

 ”賭場”を開けばいいのです。それもとことん日本らしくします。見本は江戸時代の賭場ですね。やくざが取り仕切る賭場のイメージでいきましょう。アメリカ等のカジノの模倣をしてもはじまりません。ここは思い切って東洋的な、あまりに日本的な博打でいきましょう。

                             

 そのためにも3日の新聞に掲載された「リレーオピニオン」の記事が参考になります。都留文科大学教授の山本さんという方が”刺繍”ならぬ”刺青”について興味深いことを書いていました。

 (ここで一旦アップさせてください)  ・・・未完です。

 (再開です)

 それによると、江戸時代刺青は「大衆文化」として庶民に受け入れられていたこと。とび職や火消し、駕籠かきといった職業の人たちはふんどし一丁が普通でしたが、全身を刺青で装飾するのが生の肌より美しく、気っぷが良いとされて、浮世絵などでも人気を博していたそうです。

       (写真は2013年3月8日のマカオです)

 しかし(薩長の・個人注)明治政府は文明化を進めて欧米諸国との間で結んだ不平等条約を改正するために刺青を規制したとのこと。しかし、(外国からは)日本の彫り師の精巧な技術は寄港先で刺青を彫る習慣のある船乗りたちに高く評価されていたのです。

   (マカオのカジノに初見参) 

 日本では仕事ができなくなった彫り師は、海外に活路を求めて日本の刺青は世界に広まったといいます。今や刺青は欧米では芸能人やスポーツ選手の間でも広く普及している、ファッションであり、外国人観光客の取り込みや受け入れ促進が政府の戦略であるならば、文化やファッションとしての刺青があることを重くみるべきでしょう、と言っています。

 であるならば、まずは公認の賭博場での刺青を解禁し、ふんどし着物姿のやくざ風な胴元はきれいな刺青を施し、賭場を開いては如何でしょうか、刺青の美しさを競いながら賭け事に興じる、ただの金儲けだけではなく、文化と文化の接触も図られ、日本的な賭場は精神の高揚にも大いに役立つのではないでしょうか。

  (みなさんニューハーフです)

 要は二番煎じや三番煎じではなく、極めて日本的なカジノにしてはどうかということです。文化の薫る200年前の日本の庶民の生活の復元です。  とまあ刺青のことを知ったもので、その後に出てきたカジノと関連付けてみた次第です。

 でも山本教授の言いたかったことは、日本から寛容さや鷹揚さが無くなったことに対する警告でした。

 『かつての日本は街中で授乳する人や上半身裸で歩く人などがいる裸や肌に鷹揚な社会でした。しかし、最近は老いや傷害、病気を含めて様々な体があることから目を背ける”漂白された社会”になっているように思います。整然とし過ぎていて、息苦しく感じるのは私だけでしょうか。』

 ※2018年3月18日のこのブログをご覧ください。


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