猫も寒いのでしょうか。
昨夜からの雨も朝方はかなり弱くなり、止んだり霧雨小雨が少し降ったりの繰り返し、でも昼直前にはようやく晴れてくれて陽射しさえ出てくれました。助かりました。
(きょうは午前9時過ぎ)
おとといきのうと日中はずーと大きな施設の中にいたもので、全く外の天気は分かりませんでした。というか外界とは待ったく無縁の生活をしてきたということです。朝の7時半ころから夜の7時過ぎまでですから。また外の世界がまったく中からは見えなかったということもあります。
いろいろ映画のことを書くのはまだ止めとこうと思っていたのですが、きょうの朝日新聞県内版では一面の四分の一以上のスペースをとって特集してました。標題・見出しは「映画16作 整地巡って」 「せんだい・宮城FCがロケ地マップ」 「『俺物語!!』 『リライフ』・・・」というもの。
「マップにある主な作品のロケ地」として一覧表がありまして、作品名としては①「海街ダイアリー」 ②「祈りの幕が下りる時」 ③「ママレード・ボーイ」 ④「俺物語!!」 ⑤「ReLIFE リライフ」 ⑥「図書館戦争 THE LAST MISSION」 ⑦「サバイバルファミリー」 ⑧「救いたい」 ⑨「殿、利息でござる!」の9作品が掲載されています。
こうやって見ると私が少しでも出たことがある映画は、5つ(①②④⑦⑧)になりますか。よく出ていると言えるか、その割には少ないというか、それぞれに違った思い出があります。さっぱり出た気がしなかった作品や思い入れがことのほか強かったり・・・・。
この9つの作品ではやはり強烈だったのは①と⑧かな。 ①は四人の美女たちと一緒だったというのが何と言っても最高です。もうこういうことはあり得ないでしょう。だって綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・成田すずの四人です。
⑧の「救いたい」もスーパーマーケット、病院、避難所での撮影に出たのですが、すべてカットされずに映っていまして、東日本大震災を扱った映画でもありますし、出られてよかったと思っています。
きょうの新聞記事の最後は仙台市在住の井坂幸太郎さんの原作が映画の「アイネクライネナハトムジーク」(小夜曲ですか)のことを取り上げていましたが、実はおとといきのうと出ていたのがこの映画でした。三浦春馬さん、田部未華子さんたちが出ています。
(ルアー釣り?)
その前の4月13日の新聞記事にもこの映画のことが書かれています。「井坂幸太郎さん小説映画化」 「『アイネクライネナハトムジーク』今冬公開」 という標題で、この映画の監督今泉力哉監督と郡市長のツーショット写真付きです。
13日の新聞記事では、『5月2日、3日にはボクシングの世界戦の観客役で述べ2千人のエキストラボランティアを募集していたが、定員に達したため11日夜に募集を締め切った。」などと書かれています。実際はどうだったのかは書きたくても書きませんが。上映されてからなら、編集後の映画と撮影段階との比較も面白いかなと思います。
4月10日がクランクインで昨日3日がクランクアップでした。ただ何回か過去に書いていますが、本当にいい映画を作りたいという映画作りに掛けるスタッフの思い入れ、熱情、意気込み、根気、粘り強さ、には本当に頭が下がります。本当に好きではなくては出来ない仕事です。
とくに助監督連中ですか、監督とともに段取りを決め、それからテストの繰り返し、修正、そして本番、本番も一回でOKと全てなるわけではなく、監督の演出を完成させるためにその場で悩み決断しなければなりません。
何十というカットを撮影していくわけですが、その間役者やスタッフだけではなく多数のエキストラを、時には何百人というエキストラをあっちからこっちへ、こっちからあっちへと移動させたり、移動したのちも席を入れ替えたり、それは大変な作業だと思います。
休むなんてことはなく、常に動き回り、走り回り、指示したり説明したりして喋りまくる、寒さなんて関係ないのでしょうね。 今回だけではなく、改めて思い返してみるとスタッフは半袖姿、半ズボンという人が多かったかな。
私としてはこころから監督、助監督以下スタッフの皆さん方にお疲れ様と言ってやりたいです。