きょうは東京も気温が上がらず、雪も舞ったようで、いかにも大寒を迎えた日本列島という感じです。
中洲の木々だけではなく、何百メートルも離れているビル群も川面にきれいに映えていました。 不思議な自然現象です(newoneには)。
どうなるのでしょうか、湯川遥菜さんと後藤健二さんの運命は。 人命尊重の観点からの対応とテロに屈しないという姿勢、この矛盾していると思われる原理原則のもとでどのような対応が可能なのか、どのような対応をするのか、非常に気になるところです。
去年10月のビデオで、後藤さんは「自己責任」でいくとうことをはっきり言っていました。「自己責任」という言葉、かっての小泉内閣の時にたくさん使われました。 それで命を落とした日本国民もいました。
イスラム国に日本人二人が人質にとられて、身代金を要求され、支払わなければ二人を殺害すると脅迫しています。 アメリカ一辺倒の安倍自民党が限られた時間のなかどんな対応をしていくのか、個人的には悲観的になっています。
でも安倍首相にとっては、2億ドル(240億円)なんて大した金額ではないのです。詳しくは「きっこの日記」の2014年10月10日の日記を読んでいただきたいのですが、安倍首相になってからの1年10カ月で、外遊等のたびに世界にバラまいてきたお金は68兆円を超えるというのですから。 外遊してその都度大盤振る舞いしていけば、気分は最高でしょうね。 日本の財政は破たんに直面し、半分近くを借金しながら予算を組んでいるというのに。
そもそも大局的に見れば、本来中近東における日本の立場は”好意的”に見られていました。 それは遡れば日露戦争で大国ロシアを破ったこと(負けなかったこと)や日本国憲法第9条に基づく平和主義があったからです。 70年間海外で他国と戦わなかったこと、これが大きい。
そして憲法第9条が各国にも知れ渡り、浸透してきたというのに、特に安倍独裁政権になってからの日本は自ら好き好んで、戦争がなければやっていけないアングロサクソンに隷従する形で戦争の出来る国に日本の針路を大きく変更してしまった。
そのような一連の動きが今回の悲劇を、衝撃を生んでいると言わざるをえません。悲しいことですが、自ら撒いた種とも言えます。 親日的だった国々を懐疑的にし、日本に対して不信感を抱かせるようになってしまった、そういうことが底辺にあると考えます。
だから、独裁者が、『戦後日本は自由で民主的な国を作り、基本的人権を尊重し、法の支配を重んじ、ひたすらに平和国家としての道を歩んできた。』 なんて会見で発言したことがまるでうそのように、白昼夢のように思ってしまい、よくもまあそんな発言ができるものと呆れてしまいました。
上記のことを何とかして覆そう、戦前の体制に戻そうと、憲法の改悪を狙い、閣議決定で集団的自衛権を拡大解釈したり、したい放題のことをしているではありませんか。いくら外交辞令といっても、あまりにひどすぎます。
何とか二人が無事に帰国できますように。
少し明るい話題を。 きのうの朝日新聞ですが、山形県の舟形町のことが記事になっていました。 『鮎重』 の記事です。 「舟形若あゆ温泉」で「うな重」ならぬ「鮎重」を提供していたのですね。
そういえば、去年はあゆっこ温泉には一回も入らなかったなあ~。小国川には5,6回も釣行したのに。 温泉に入ると気分は最高なのですが、疲れが出てしまって帰りの運転に支障が出るように年とともになってきたので、足が遠くなってしまいました。
『骨まで使って、鮎重のタレのだしをとる。三枚におろし、骨を天日に干してうまみを増し、しょうゆや酒と混ぜ合わせる。タレの味も千円の鮎重の味をひきたたせている。』
今年は是非とも食してみよう。楽しみが一つ増えました。