先日の事だが、夫が雪片しをするために外の出たらなんだか油臭いと言う。
その前に私が外に出た時は、特に感じなかったのだが
あんまり騒ぐんで、外の出てみれば…確かに石油系の匂い。
どっかで油流したんだべ!と、川を指差す夫に
見れば、確かに石油系の匂いと油膜。
上流のほうを見ても、特に車が落っこってるわけでもなく
どうしたのか話をしていると、やっぱり匂いがしたのか
近所の人がやって来て、危険だからと消防署に連絡をしたようだ。
しばらくしてデカイ消防車が鐘を鳴らしながら到着し
川の油膜を辿りながら上流へと走って行く。
ひとつ向こうの外れに停まっていたが
そのうちにパトカーまで出動し、なんだか大騒ぎとなった。
どうやら灯油を流してしまったようで
消防署と警察が来たので、始末書もんかな~と夫。
この時期にはよくあるんだよね。
そういう私もやっちゃった事があった…前科ありで(・_・;)
旧pochiko家時代、当時も灯油の給湯器だったので
灯油のホームタンクが設置されており
ストーブ用にと灯油ポリ缶に汲めるように小出しが付いていた。
短いホースが付いていて、そのホースをポリ缶へと
そしてバルブを回して灯油を汲むのだけど
すぐには満タンにならないから、つい忙しい時など
ちょっとの間と思ってその場を離れてしまったりするのだけど
そのちょっとが、すっかりと忘れてしまったりする事がある。
まさにそれが私の前科で、裏のお宅で気が付いてくれて
うちへ様子を見に来てくれたから良かったけど
満タンにしたばっかりの灯油、全部川に流すところだった。
それでも今にして思えば100リットルくらいは流した様な気がするけど
ポリ缶に2~3本分くらいかと…って、ごめんなさい! ウソ付きました!!
ちょうどお休みだった夫が急きょ下流沿いのお宅を回って
事のあらましを伝え、大事にならずに済んだけど
つい うっかりに甚く反省をした。
灯油は危険物第四類(引火性液体)第2石油類に分類されている。
霧状の粒子となって空気中に浮遊したり
水に融けないので、川に流出したら浮いてどこまでも流れて行く。
引火点は40℃なので引火する事はないと思うが
それでも火災発生の危険性が高いのは否めない…。
と、危険物乙4の資格を持っている私が仕出かした不始末なのだけど。
だからホントは個人で処理せずに消防署に連絡するのが賢明なのだね~
この時期、こういう事故は多いらしいので気をつけたい!
という事で、先日に見た幻日の風景をUP!
幻日 (げんじつ) とは、太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象のこと。