津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

「手編にメ」という文字

2009-12-11 21:54:41 | 歴史
 熊本では古文書に「扌編にメ」という文字が登場する。この文字は次のように使われているが「しめ」と読むのであろう。「しめ=〆」から来たのだろうか。

    ・見ケ■方     
    ・古帯を■居申候

熊本だけの文字だとする話もあるが如何だろうか。当然IMEでは表示できないし、私が持っている漢和辞典にも登場しない。鳥取県立大学の「e漢字」で調べてみたが、ここでもはっきりしない。 
           http://ekanji.u-shimane.ac.jp/
「e漢字」さんや、「文字鏡」さんに申告しようかとも思うが、熊本の古い文書に大手を振って登場する文字だから、どこかにひっそりと隠れているのではないかとも思われる。
ご存知の方が居られればご教示いただきたい。
          
                
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

注文す

2009-12-11 13:11:31 | 書籍・読書

龍馬を超えた男小松帯刀

著者:原口泉
出版社:グラフ社
価格:1,365円(税込み)


西郷隆盛、大久保利通、坂本龍馬、徳川慶喜らに、「小松なくば何もできぬ」と言わしめた幕末最大の英傑。明治維新の真の立役者にして、「幻の宰相」小松帯刀の知られざる生涯を、NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証を担当している著者が描き切る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
史談会で毎回講師をしていただいているS氏から、コピーを二枚いただいた。上記著書に玄祖父・上田久兵衛にかかわる記述があった。これはひとえに、東大史料編纂所所長・教授(当時)宮地正人氏の著書「幕末京都の政局と朝廷―肥後藩京都留守居役の書状・日記から見た」が世に出ての影響が考えられる。今までの肥後藩の公武合体に係わる動きは薩長の陰に隠れて論ぜられる事はなかったが、このような史料の開示によって評価されることは嬉しい限りである。原本は東大史料編纂所に収められたが、コピーが当方に在る。該当項を眺めたりしている。

この著作の全文を読む為にインターネットで注文した。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

忘年会

2009-12-11 11:28:00 | 徒然
 昨日は夕刻より「熊本史談会」の例会、引き続いての忘年会で楽しい時間を過した。
熊本城をまじかに望むKホテルである。「離縁状」、「烏乱者手配書」、勝海舟が熊本を経て長崎へ旅した途中止宿した、徳応寺(佐賀関)の海舟に関する文書等を勉強する。又、会員の方々から色々史料を頂戴し、いつもながらのご好意に感謝・・。
お酒が入り出席者が夫々一口コメント、皆さんの研究や、活動など熱い思いを拝聴する。
又、思いがけない話芸なども飛び出て大笑いし、勉強会とは一味違う和気あいあいの時間だった。私はといえば、「ブログのねた切れ状態」をご披露、この事はここでも申上げて煙幕を張っておきたい。いつ途切れるかも知れぬ状況に有る。

               雑踏にわれも身をおく師走かな  津々
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする