津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■いよいよ梅雨入りか?私の日常が戻りつつあります・・

2020-06-09 18:22:32 | 徒然

                 梅雨よわが名刀肥後ノ守錆びたり  原子公平

 面白い句ですね。この肥後守とは「折り畳み式の小がたな」です。たかが小がたな、しかし梅雨でなくとも手入れは必要です。
(ヤフオクで肥後と打ち込むとやたらと出てくる肥後守ですが、熊本とは関係なく、某会社の商標のようですね。)

 熊本史談会6月例会開催をまえにして、三密を避けるために会場を変更する手続きをとったり、開催記事を掲載していただくために、地元新聞社にご連絡したり、又会員の皆さんへの案内を郵送したりと、忙しさが戻ってきました。
4・5月が休会でしたから、新年度初回にあたり、会計報告書や事業報告書などの制作もしなければなりません。
レジュメは講師の方からすでに届いていますから、あとはコピーをするばかりでまだまだ余裕です。

 図書館も閲覧時間に制限がある物の、史料などの閲覧ができるようになり、足しげく通うことになりそうです。

 熊本城に新しく設けられた、特別見学通路も使用再開となりましたし、おとなりの県立美術館も平常開館し、県民のストレスもだんだん解消されそうです。

 私的には、所持している古文書などを寄贈しようと考えて、リストつくりを始めなければなりません。
暇なときにやって置けばよかったのですが、私は日頃は本当に愚図で、期日がつまったりすると徹夜してでもやるというタイプの変な性質ですから、今から大いに鞭を入れましょう。

 熊本は連日真夏日が続いて、身体がなれずに辛い毎日ですが、どうやら明日かあさっては梅雨入りの気配です。
週刊予報は全て雨マーク、鬱陶しい日々とはなりますが、身体も錆びさせないよう頑張りましょう。

             

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■早稲田大学図書館所蔵の書状・細川家関係古文書三点

2020-06-09 08:23:49 | 史料

 早稲田大学図書館に所蔵されている、細川家関係古文書三点を見つけましたので、ご紹介します。

牧丞太夫書状  中井長兵衛宛              「小牧表之覚書ニ浅野弾正殿・・・」

中井長兵衛書状 佐方与左衛門・上羽又右衛門宛 12月20日 「丹後国田邊御籠城之時・・・」

中井長兵衛書状 佐方与左衛門・上羽又右衛門宛 12月20日 「関ヶ原御陳之時三斎様大御馬印ハ・・・」

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■細川小倉藩(257)寛永五年・日帳(二月廿五・廿六日) 

2020-06-09 06:48:55 | 細川小倉藩

                      (寛永五年正二月)廿五・六日 

         |
         |    廿五日
         |
         |   (武次)細川忠興軍功記を表す
俵山ノ汲湯ニツキ |一、牧丞太夫与高橋少右衛門、俵山へ湯汲ニ被遣候付、久帯與三兵衛所へ、御樽弐つ被遣候、此地ニ
湯別当へ樽ヲ遣ス |  て、右少右衛門酒請取切手仕ニ付、先殿候てニて被請取候との切手可給由申候へとも、御奉行所
請取切手ナシ   |                    〃〃
         |                              與三兵衛被申候通、
         |  へ與三兵衛ゟ返事ニ、其通書付、進之候間、請取切手ニ不及由〇右少右衛門申候事、
枸杞ノ用     |一、くこ御用之由、被成 御意候間、則上林甚介を召寄、申渡候事、
         |

         |
         |    廿六日
         |
江戸台所遣米銀ノ |一、江戸にて、寛永四年分、御台所方御遣米銀御算用之儀、星出市左衛門・田内半左衛門両人ニ申
算用       |  付、御算用相究させ候事、
         | (膳所、近江滋賀郡)           (定芳)
         |一、ぜゝニて、織ア・忠右衛門菅沼織ア殿へ被遣候御たかのせ候て上り御早舟御船頭加来久二郎、
         |       〃〃 〃〃〃〃
         |               大坂
         |  今日罷下候事、但、何ニてもゟ御物くたり不申候由、申候事、
         |               〃
枸杞ノ用     |一、くこ御用之由、被成 御意候条、昨日上林甚介方へ申渡候、上り候共、不上候共様子無之付、今
台所へ上ル    |  日右之趣、甚介所へ尋遣候処ニ、はや昨日六升御台所へ上ヶ申候ヘハ、大分候間、是ゟ以■後
         |  は、毎日一升宛上ヶ可申由、被成■■■■■御意之由候事、
         |一、国友半右衛門与西村六兵衛事、木下右衛門様へ御書箱持せ被遣候、おたかのせ候て罷上候早舟ニ
         |  のり、今日くたり申候、則 御返書持下候事、
菅沼定芳ヘノ鷹居 |一、菅沼織ア殿へ御たか被進候付、御使磯辺三右衛門今日罷下候、三宅新介舟ニのりくたり候よし
帰着
         |                                    
革袴給与サル   |  被申候、則御返書持下られ候、織ア殿ゟかハはかま〇くたり拝領仕候由被申候、為御使者、京都
         |       (秀成)
         |  ゟ佐藤三郎少三郎被参由候事、  
         |     〃〃
         |              (猪、氏久)        (慰英)
白米請取切手ヲ台 |一、池田伝左衛門所へ、田中伊兵衛・仁保太兵衛ゟ参候白米請取切手之由候まゝ、封のまゝ、岡十兵
所人へ渡ス    |  衛ニわたし申候事、
三斎へ干堅海苔進 |一、御長柄衆小頭久兵衛与久二郎事、 三斎様へ被進候干かたのり二籠持せ候事、
上        |
         |                             表示不可・メの第二画突き通さず
大台所番     |一、中野久右衛門・阿部與兵衛事、大台所御番衆煩申ニ付、易と■申付候事、
筑後ヨリノ鷹師ニ |一、筑後ゟ参候鷹師しゆぎやうぐん左衛門ニ、御銀子五枚被遣候、則御鷹師山本三蔵ニ相渡候、奉人
銀子ヲ与ウ    |   (辰珍)
         |  津川四郎右衛門尉殿也、
         |一、坂本仁兵衛所へ、仁保太兵衛ゟ参候状、直ニ渡也、
         |  (忠政)美作・津山藩主18万6,500石(森蘭丸末弟)
森忠政老臣ヨリ使 |一、森美作様御内高木右馬助所ゟ使者差下被申、熊谷九郎兵衛取次にて書状被差上、則 御返書出申、
者        |  御小袖壱つ被下由、九郎兵衛被申候、便船次第上せ申度由、被申候事、
         |
  

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