津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■肥後の手永と村(3)下益城郡

2020-06-17 14:54:55 | 熊本

                                       熊本藩領・手永図

下益城郡

 1、杉嶋手永(手永会所・杉島村)
   ・硴村 ・下荷崎村 ・上荷崎村 ・菰江村 ・国町村 ・下杉嶋村 ・上杉嶋村 ・大町村 ・釈迦堂村
   ・高村 ・蓍町村 ・坂本村 ・筑地村 ・下出水村 ・上出水村 ・吉野村 ・今村
   ・平野村 ・千原村 ・永村 ・丹生宮村 ・上碇村 ・下碇村 ・上赤見村 ・下赤見村(以上八村、宇土知行所)

  まいのえ
 2、廻江手永(手永会所・廻江村)
   ・廻江村 ・清藤村(娵地)・新村 ・古閑村 ・志々水村(中嶋、中村)・北田尻村(北古閑村、碇、段菊、戸嶋、舟底)
   ・三十町村(袋、江川村)・中野村(中橋)・南田尻村(湖入)・平原村(下園)・阿高村(西阿高、高山)・木原村(東木原、西木原、明熊)
   ・東阿高村(一ノ尾、御灵)・尾窪村 ・藤山村(古閑)・塚原村(小木、敷田)・鰐瀬村(宮原、担山寺、権現尾)
   ・土鹿野村 ・沈目村 ・陳内村(近江)・隈庄村(本町、一ノ町、二ノ町、金屋村、細工町)・六田村 ・鶴田村 
   ・宮地村(上宮地、浄土寺、中宮地、亀坂、下宮地、中尾)・才木村 ・榎津村 ・本札村

  ごうのえ
 3、河江手永(手永会所・河江村)
   ・東海東村 ・北海東村 ・南海東村 ・西海東村 ・南小川村 ・上江頭村 ・北新田村 ・南新田村 ・南小野村
                                    (右宇土御知行所也)
   ・新田村 ・南部田村 ・北部田村  (此方御開村)
   ・東小川村 ・北小川村 ・西小川村 ・下江頭村 ・河江村 ・下中小野村 ・上中小野村 ・北小野村 ・嶽崎村
   ・内田村 ・浦河内村 ・南萩尾村 ・北萩尾村 ・南古保山村 ・北古保山村 ・曲野村 ・松橋村 ・大野村
   ・久具村 ・下江村 ・上中間村 ・下中間村 ・豊福村

            
 4、中山手永(手永会所・堅志田村)
   ・堅志田村(西馬場) ・大沢水村 ・池田村 ・高木村(楠本・園)・神園村(楠原・園原)・菅野村(妙見寺、平原)
   ・岩下村 ・出目村 ・馬場村(片平)・中小路村(有安、大木迫)・糸石村(宮川、馬場、田高、畑中、中尾)
   ・巣林村(鉢瀬戸)・山崎村(河添)・下江村(清水寺、土橋、宮山、小畑、谷口、花山)・安見村(下鶴、大村、中原、山口、新開、堀内)
   ・中間村(大木迫、中村、田中、道善寺、法専程)・上江村(杉園、小伝寺、松尾、星原、山口、田平、内田)・白石野村
   ・木早河内村(野中、墨谷)・原田村(法勝寺)・松ノ原 ・長尾 ・小市野村(古米)・大岩野村 ・小岩野村
   ・石原村(大窪)・佐亦村(中原)・小莚村(深谷)・坂貫村(井出口、小田尾、小つる)・今村 ・九尾村(駄床)
   ・坂本村(石橋)・中村(中園・建岩)

    ともち         つちばみ
 5、砥用手永(手永会所・土喰村)
   ・原町村 ・土喰村 ・長野村 ・常海原村 ・北村 ・栗崎村 ・柑子野村 ・古閑村 ・名谷村 ・下田村
   ・田中村 ・岩尾野村 ・小長野村 ・小夏村 ・御前浜村 ・目麿村(幕村)・大窪村 ・舞鹿野村 ・河原畑村
   ・津留村 ・一谷村 ・安懸村 ・越早津村 ・早楠村 ・口原村 ・桑木野村 ・内山村 ・石野村 ・柏川村
   ・藤木村 ・山出村 ・夏水村 ・下福良村 ・福良村 ・桑津留村 ・甲佐平村 ・貫平村 ・小崎村 ・用来村
   ・庵室村 ・峠原村 ・竹迫村 ・内園村 ・迫村 ・水上村 ・金木村 ・岩上村 ・興正寺村 ・権正村 ・勢井村
   ・北野村 ・大辻村 ・越早村

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■志方半兵衛言上之覚・釈文‐ 33(原文39分)

2020-06-17 09:32:21 | 史料

39        一肥後様御陳所ハ松倉長門殿今迄之持口
          七八拾間渡り申由申候 されとも其御持口ヘハ不
          被成御座いつまた後陳ニ被成り御座候事、
         一上使之御衆ゟ今迄之よせ衆之家老衆を御
          よび候て被仰候ハ今迄■をしれ候間よのセ                                
          いニかへ可申候 其心得可仕由被仰付候処ニ何も
          家老衆申候ハ畏而御座候如何様共御意次第
          とご返事申候処ニ 上使之御衆内談にて被仰候ハ
          一たん之時■ハ可有候間左様ニ候ハヽ一■分ニて
          おき可申と存候処ニ安之外成返事ニ而候間
          何とそきミをおし候様ニと内証御かりくミ
          の由ニてなべ嶋せいハ大形きひを出申由申候
          此段ハ 上使衆ニ付置申候松山権兵衛語シ事
         一今迄之よせ衆申候ハ此上城へ乗候へと 上使衆
          被仰候とても何とも可仕手たて無御座候其
          わけハざいをも取下知仕者ハ両度之城責ニ
          被討残申ものニさい可取ものなくし間
          侍之やくニ候条屏■りまて参頭をさし

                                   只今■精査中・・・・

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■細川小倉藩(265)寛永五年・日帳(三月十二日)

2020-06-17 06:24:33 | 細川小倉藩

                      (寛永五年正三月)十二日 

         |
         |    十二日
         |
刀に洲人誅伐   |一、吉田少右衛門尉登城ニ而被申候、今度之刀盗人町籠ニ此中御入置候、昨日民ア殿誅伐被仕ニ候ニ

松井興長様斬   |  付、出殿ニ廿九匁在之板壱ヶ、町人をせんさく事在之ニ付、入置候ニ付、其ものニ右ノかねを
廿九匁板銀ヲ同房 |  渡、我等ハ誅伐相究候、然上ハ、此銀を一かう寺へ上ヶくれ候へと申候て、渡置候由ニて、被持
者ニ一向宗ノ寺へ |  上候、重而さやうの御けつしよ物ノついでニ被上候様ニと申候事、
施入ヲ頼ム    |
         |  (夕べ ア=部=べ)
捕ヘシ不審ナル者 |一、夕とらへ申候久八儀、乃美一郎兵衛ニ様子相尋候処、二郎右衛門年内下申候時、船中ゟ狂気仕
ハ狂人      |  候、此地着ノ上、いよ/\狂気仕ニ付、ふちはなし申由候、今以狂気ニ不罷成由被申候ニ付、左
扶持ヲ放ツ    |  候ハヽ、おや兄弟ニ被相渡、重而御城辺へ不参様ニ仕候へと、御申付候而、遣可被申由申渡、ニ
         |  郎右衛門やとへ、御鉄炮衆ニつれさせ遣候事、
         |                       留守居組・百石
山田七左衛門下血 |一、湯浅五郎兵衛・同太郎介、両人被参被申候ハ、山田七左衛門儀持病ニ下血御座候、此比取わけさ
国廻リノ供不能ナ |  しおこり、気分悪敷御座候、左様ニ御座候ヘハ、今度御国廻被成由ニ御座候間、其分弐心得候様
ルヲ届ク     |                              (友好)後沢村大学養子  
         |  ニと被申候、一段可然存候、併、犬ハ引出可申とのさし出、松井宇右衛門方へ可被仕上由、申付
         |  返事申候事、                                   〃〃
         |  (宇治屋)
宇治屋茶介危篤ヲ |一、うちや茶介以之外相煩申由、申来ニ付、竹田了由を遣申候ハ、了由申候ハ、何共見切不申、併、
竹田了由ニ診セシ |  多分果可申由被申候、たとひ果申候共、薬を遣可被申由、申渡候事、
ム        |
         |一、明日鈴木助太郎被成御上せ筈候処ニ、自分はやく有之由、助太郎被申上ニ付而、来月五日迄被成
         |  御延候事、
         |一、木村十左衛門ハ明日可被成御上せ旨、被 仰出候事、
江戸方々へ音信物 |一、江戸方々御音信ノためニ被遣御物
         |    ( 鮑  粕  漬 )
         |  一、あわひかすつけ桶二つ   一、鴨ノ桶壱つ
         |    ( 素 麺 )
         |  一、そうめん箱弐つ      一、鰤塩引十入箱壱つ
         |    ( 干 蒲 鉾 )         ( 干 馬 蛤 )
         |  一、ほしかまほこ三百入壱包  一、ほしまてノ箱壱つ
         |  右之分被遣由、永良長兵衛被申候事、
         |   室 (名村)
         |一、むろの左太夫も可被成御上せ旨、右長兵衛被申候事、
         |                    (忠続)          (元五)
薩摩ヨリ巣隼進上 |一、さつまにて、巣隼可被進せ之由候て、喜入摂津守処ゟ飛脚壱人、志水伯耆所へ状持候て参候、其
飛脚ニ銀子    |              (恵重)
         |  飛脚ニ銀子壱枚被遣候、志水新丞請取、右之飛脚ニ被渡候、横目ニ千手新左衛門与之菊右衛門と
         |  申仁遣候也、
         |                                           壱歩判弐つ被遣、
浅野長晟使者飛脚 |一、浅野但馬様ゟ御使者被参候事、右之御使者ニ御小袖弐つ被遣候、同御飛脚同前ニ参候ニハ、銀子
         |                                           〃〃
へ小袖銀ヲ給与ス |  壱枚被遣候也、
         |  〃〃〃〃〃〃 
        

 

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