津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■散歩がてらに花立往還を歩く

2021-03-04 11:01:23 | 徒然

 今日は朝、奥方から「ゴミ、早めにお願い」とリクエスト、今日はプラスティックゴミの収集日で、少し遅れるともう収集車が通り過ぎていて持ち帰ることが度々あったからである。
9時過ぎに家を出て、健軍神社を目指す(約1.8キロ)。今日は花立往還を歩こうという思惑である。
木山往還は砂取四つ角から熊本市総合体育館前をとおり、八丁馬場を進み健軍神社正門へ至っている。
健軍神社前から急坂を南に下る。信号機のある交差点を左折、下り坂を下りた当りの真行寺の前で左折。
直進すると木山往還、左折すると花立往還である(花立往還起点)。あらかじめ頭に入れていたルートをスマホのグーグルマップを見ながら、複雑な道筋を上り下りの激しい坂道を約1.0キロあるく。県庁前から健軍自衛隊正門へ至る道の約100m程の場所に出た。
国土地理院の地図で標高を見てみると16.5m程の高低差があって、良い運動になった。
ここから我が家迄1.2キロ、全工程4.0キロぴったりの朝散歩とあいなった。所要時間1時間少々。
明日は真行寺前を直進する「木山往還」を逆回りで歩いてみようかと思っている。
花立往還は広大な自衛隊の敷地内で途切れ、その長さは1.2キロほどである。木山往還は、健軍東三丁目と四丁目にある団地や公共機関に飲み込まれて、これも往時をしのぶことは出来ない。これが直線で800m程である。

         

                 昨日指摘したように、赤線が花立往還、黄色線が木山往還である。

現在では舗装された立派な道が縦横無尽に走っているが、今日歩いた周辺は、16m以上ある高低差と雨が降るとぬかるんだであろう往時を考えると、例えば米を運ぶその時代の人たちの大変さが大いにしのばれるのである。

                         

                                                        真っ直ぐ伸びる木山往還(通称八丁馬場)

                         

          八丁馬場の行き詰まり・健軍神社 右に折れ100m程坂を下り信号機から左折。

                         

           16mの高低差を右往左往して、疲れたが目的地も近い。

                         

           右の道(花立往還)から出てきた大通り、正面に健軍自衛隊正門が見える。

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■細川小倉藩(507)寛永七年・日帳(八月十二日~十五日)

2021-03-04 07:08:43 | 細川小倉藩

     日帳(寛永七年八月)十二日~十五日

         |                        
         |   十二日  安東九兵衛
         |
忠利責馬     |一、今朝、御馬御せめ被成候事、
長崎へ買物ノ書出 |一、長崎へ今日遣候御船頭続仁右衛門尉ニ御かい物之儀申遣也、 御前ゟ御書出は、奉書ノ段ニ入
         |  置候也、
         |                                     (衛則ヵ)
谷衛則室上知分ヲ |一、山本三四郎ニ、谷主膳内儀之上り知弐百石、為御加増被遣候事、
山本三四郎へ加増 |

         |                        
         |   十三日  奥村少兵衛
         |
宇佐青山ノ松茸  |一、宇佐ゟ、松茸九拾七本持せ、次飛脚にて差越候、宇佐青山ニ有之由、申来候也、
         |       (宕)
田川愛宕山ノ松茸 |一、田川郡愛岩山ゟ、松たけ十九本持せ、被差上候、
         |  (中津郡)
舟破損ノ書物裏奉 |一、大橋浦小兵衛舟破損之書物、百冨忠左衛門尉ニ相渡候也、
行へ渡ス     |
台木       |一、安場仁左衛門尉被申候ハ、田川ニ有之台木、急度取寄候様ニ被申候事、
江戸ヨリノ飛脚ノ |一、江戸ゟ、神西與三右衛門与永田う兵衛・桑原主殿与村上二右衛門両人参候、江戸を今月三日に立、
行程       |  大坂二鉢日之晩ニ着、明ル九日之五つ時ニ、石松作内舟にて下ル、持来候御状共■之覚
         |     (政朝)
江戸ヨリノ書状覚 |  一、本田甲斐様ゟ之御文箱一つ、
         |     (光賢)
         |  一、烏丸宰相様ゟ之御状一つ、
         |       (親英)
         |  一、江戸松野織ア・街三右衛門ゟ之同一つ、
         |     (茂)
         |  一、渡辺山城様ゟ之御状一つ、
         |     (重宗)
         |  一、板倉周防様ゟ之御状一つ、
         |    (林)
         |  一、道春ゟノ状一つ、
         |  右ノ分持来候、則、上申候事、
宇佐大重見山ノ松 |一、うさ大重見山ゟ、松茸八拾五本持来、則、上候也、
茸        | 

         |                        
         |   十四日  加来二郎兵衛
         |
         |  (宇佐郡)
佐田青山ノ松茸  |一、佐田青山ゟ、松茸三百三十本指上候也、
         |  (規矩郡)                                       (小崎)
足折レシ五位鷺ヲ |一、篠崎之御百生、あしのおれ候ごいさぎ壱つ、とらへ候よしにて上候を、與次兵衛ゟ、持せ被上候
上グ       |  也、

         |                        
         |   十二日  安東九兵衛
         |
宇佐ヨリノ松茸  |一、宇佐郡恵良太左衛門尉手永より、松茸七拾本取せ候由にて、壱籠次夫にて差越候也、但、休心
         |  を以上ル、
         |  (久盛)                            (松井興長)    
中川久盛家老ヨリ |一、中川内膳様御内加賀守所より、松茸ノ鬚籠壱つ、幷式ア少輔殿御内松井外記ニ当り申文箱壱つ相
松井家ヘノ音信松 |  そへ、次夫にて持来候、則、式ア少殿へ持せ遣候也、
茸        |
槻木村ノ丸盆   |一、下毛郡槻木ゟ、丸盆引候而、送り切手相そへ、次夫にて持来候、横山作兵衛ニ切手当り申候ニ付、
         |  ふるきかやへ遣、御大工甚助ニ渡させ候也、
         |一、苻内御横目衆へ被遣候御飛脚、御小人喜ノ介御返事を取、罷帰候事、
         |       (山本)                   御城ノ御
木付城ノ材木大風 |一、式ア殿ゟ、源太夫を以、被仰聞候ハ、木付廻り之材木、今度之大風・大潮ニなかれ申候、就夫、
大潮ニ流サル   |                     〃〃〃
         |  式ア殿御内衆、右之残材木取集、今まての所ニ置申候ハヽ、又なかれもや仕候ハんと、山へ上
         |  申候由、申来候、此段さたのかきりニ存候間、次飛脚にて可申遣と被仰聞候間、一たん御尤之由
         |  通、御返事申候事、
         |     (香春)
庄屋ノ脇差ヲ郡奉 |一、木九郡かわら町ノ庄や太郎兵衛わきさし、小崎與次兵衛ニ相渡候事、
行へ渡ス     |

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