23日、夜遅く、成田を経由して、成田エクスプレスと新幹線を乗り継いで、帰宅した。
カンタス航空の機内で2回食事をしたが、まあ、記録するほどの事はない。
ただ、品川で新幹線に乗り継いだときに買って食べた「貝づくし」という駅弁は、おいしかった。小柱とシジミ、アサリ、蛤?を軽く醤油味を付けた程度の佃煮状にして、青のりや刻み海苔、錦糸卵をのせた味付けご飯(たぶん貝の味)の上に散らしてある。
熊谷 達也、2008、『懐郷』、新潮社 (新潮文庫 く 31-1)
本書は、昭和30年代に生きた女性を主人公(もしくは、テーマ)にした短編集。
例えば、「オヨネン婆の島」、過疎化していく伊豆七島の御蔵島を舞台にして、次世代が生まれるたびに黄楊の木を植林するオヨネン婆と東京に転居を企ててそれをどのようにオヨネン婆を説得しようかと思い悩む孫の太一郎をえがく。東京に移るというと、オヨネン婆は島に残ると言い出したりはしないかと悩むのだ。しかし、島に根を下ろしているオヨネン婆だが、孫の思惑を見透かして一緒に東京に行く事をのむ。
過疎化は昭和30年代以降、日本各地で起きたし、高齢化がさらに進むにつれて、過疎地の状況はさらに深刻ではある。しかし、深刻だとか、問題だとかいっても、決定的な解決方法が何か見つかる訳でもない。オヨネン婆の場合はあっさりと家族と一緒にいくことに同意したのだが、しかし、オヨネン婆はむしろ、ポジティブにも見える。人間どこででも生きて行ける。むしろ、娘や孫(娘の長男)とともに生きる事が、大切だと言っているような気がする。
その次の短編「お狐さま」も興味深いストーリーだ。本編は東北のの農村にやってきた町で生まれた嫁が、野狐を見つけて、餌付けをするといった話なのだが、ストーリーは、どんどん展開して行く。彼女の、野狐を見つけて、油揚げを一緒に食べるという本人のイメージとは違って、周りの者には狐は見えず、嫁は狐憑きになってしまったにちがいないと拝み屋に連れて行く。
そこで、嫁は狐の口を借りて、ためにためたストレスを吐き出すのだ。そして、それが終わると、けろりと、まさに、つきものが落ちたように適応して村で暮らし始める。
合理的な説明だけが、解決の近道なのではない。むしろ、荒唐無稽とも思える神話的世界をこそ、現代であればこそ、必要なのだろう。何かに仮託して、口走る事の意味は大きいように思われる。人のパーソナリティはひとつであるというのは、近代社会のパラダイムのひとつではあるけれど、果たしてどうか。
ほかの短編もいずれも、味わい深い。
3月23日の成田への帰国便の中で読んだのだが、書き漏らしていた。時間をさかのぼらせて、記録しておく。
2008-03-23 23:55:44 |
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シドニーの現代芸術博物館(MCA)の"They are Meditating: Bark Paintings from the MCA’s Arnott’s Collection"を見てきた。
3月6日にたずねたシドニー西郊の美術館学芸員をしている友人の監修になる本展は、本館が所蔵する1960年から80年代のアーノット・コレクションを中心に、アボリジニの樹皮画を展示したもの。現在の樹皮画とは異なり、「伝統的な」モチーフ(儀礼など)を用いて描かれる。非常に素朴ではあるが、興味深く鑑賞した。また、ワンジュク・マリカにささげるというイアン・ダンロップの民族誌映画も継続的に映写されていて、これは、パート1、パート2ともに見た。アーネムランド東北部のイルカラとガリウィンクの人々の創世神話に関する儀礼(ワンジュクが指揮する)が、延々と映されいて、これまた、大変興味深く見る事ができた。人々の儀礼に対するこだわりと、没入ぶりは心うつ。
MCA Sydney, "They are Meditating: Bark Paintings from the MCA’s Arnott’s Collection":http://www.mca.com.au/default.asp?page_id=10&content_id=3600
今朝、キャンベラからでてきた。到着機体の遅れで、予定した時間帯の便が延着する旨、了解してチェックインをすませたのだが、なんと、ファイナルコールで名前が呼ばれている。確認すると、早い便にのせてくれるという。それはありがたいという事であったが、しかし、何の事はない、搭乗確認用のコンピュータシステムの故障とやらで、出発が、予定していた便の定刻を超えてしまい、なんだか、ありがたかったような、ながく待機で着座させられていて、腹がたったとも言うべきか。
ともあれ、シドニーでは、MCAにアボリジニの樹皮画の展覧会を見に行ったが、これはまた別に記すが、20年来の昔なじみのゲイルと同僚と三人で夕食を一緒にとった。
彼女とは、昨年8月パースで彼女の家族と一緒に夕食をとったが、それ以来。そのときのイタリアンがひどかったので、今度は、挽回という。それで、標記のイタリアンレストラン。ともかく、実質的で、分量が多く、おいしかったのだが、もったいない事をした。
前菜に、イワシのブドウの葉包み焼き
メインに、ウサギのトマト風味煮込み
Glebe, Sydney "Osteria Dei Poeti":http://www.yourrestaurants.com.au/guide/osteria_dei_poeti/
今日は、「Good Friday」(イースターの始まり)との事で、すべての公的機関はお休み。オフィスも休みで、休日を取る事にした。朝、9時過ぎに出発し、18時頃帰ってきた。
シドニー方面にある、Moss Vale、 Bowral、 Mittagong、 Campbeltown、 Berrima、をめぐってドライブしてきた。いずれの町も、様々な試みで観光化をすすめている。今回は、もっと誰も店を開けていないのかと思ったら、飲食店や雑貨店は、閉まっている店も多かったが、それでも、上記の各町では、それなりに空いていたように思う。
夕食は、オンハウスの"Boffins restaurant"にて。
オイスターナチュラルの香味ドレッシング添え
カンガルー・フィレのグリル
明日からイースターウィークエンドが始まるので、何も動かなくなるらしく、なんとか今日中に処理する必要があるものは今日中にという方針で進めた。まずは、朝一番は9時にユニオンの郵便局が空くので、そちらに行って、購入したりもらったりしたカタログを航空便で送る。今回の目方が多かった事もあるが、郵便代は、どんどん高くなっている様子。
同僚研究者の指導する院生を交え、三人で、もはや4度目となる「Asian Mekon Kitchen」にでかける。親父さんは、この前きた月曜、辛いのは大丈夫といったのにたくさんチリをのこした事をよく覚えていて、今夜はよくからかってくれた。
前菜に、フィッシュケーキ(タイ風さつま揚げ)
Larb Pork
Gree Curry Lamb
Steamed dack
今日は、午前にミーティング、午後にミーティング、それぞれ、忙しく過ごした。また、昼には、旧知のイアンと昼食。近況を交換。
夕食は、ルークとジェスの夫婦と同僚とともに会食。この"Chairman and Yip"はずいぶん前にニックときた事があるが、久しぶりのこと。相変わらず、にぎわっているし、当地は役人社会だが、それにふさわしい、接待がらみとおぼしき一行も目につく。この店は中華だが、モダン・オーストラリアン中華風といった感じであろうか。
ともあれ、今日のコンセプトは、アントレを銘々で、メインをシェアしてということ。アントレは、ルークがフィッシュケーキ、ジェスが春巻き、私がホワイトベイトのフライ。メインは、揚げ出し豆腐と野菜の炒め物、ラム肉の唐揚げ、東坡肉、魚の唐揚げ、それぞれ、スパイシーかつ味わい深い味付けとなっている。
今日は朝から、オフィスのネットワークが不調で、宿で待機。空港に研究仲間が来るので迎えに。午前中は、学内のとある部署で、プレゼンテーションをする。人文系の人たちなので、なかなか話が進まない。
ともあれ、13時過ぎに終わって、オフィスに行く。
夕食は、数日前にいった「Banana Leaf」に友人と再び行ってみた。味は悪くなかったので裏を返したといったところ。
前菜に、「Isso Masara Badai」をミンチの上にのせて、グリルして、ピッタチオのパテ、ビリ辛味の甘みソースにつけて。いろんな香辛料の味がする)
メインに、「Pittu」(ココナツミルクの上に、クスクスのような感じのもう少し、まとまるような、小麦粉を粗くソースでまとめたものがのせてあり、これを適当に崩して、チキンカレー、豆のカレー、カレーソースを好みでのせて食べる)と「Kottu Rotti」(きしめんのような麺と野菜などが煮込んでソースでまとめてある。その上に生野菜をのせる)
スリランカ料理はあまりなじみがないが、いずれも、結構新鮮。クスクスにカレーをかけて食べるなどというのは、なかなかいいアレンジか。
また、きしめんをカレー味のものとあわせるのに、単に、カレーうどん(きしめん)とは違って、結構な食感かもしれない。
今日は、朝8時半から、オフィスに出かけたが、10時半にはキャンパス内の別の組織の朝の「Tea」の時間に招かれていて、でかけた。ここのヘッドのハワードはそれこそ20年来の顔見知りだけれど、今ひとつすれ違っている。これを機会に、今後の展開がうまく行くといいのだけれども。また、パットのところの仕事に関わる担当者にもあった。その他、何人かにあって、当地の滞在が今週末だけれど、いくつか、予定を入れる事になった。
明日と木曜に、ここでプレゼンテーションをする。水曜は、先週金曜の延長戦をする事になっている。
昼は、夕べごちそうになったニックと昼食を挟んで、情報交換。オフィスに戻って、ここでしかえられない資料のコピーと、本読み。
今晩は、やはり近場でおいしいのは「メコン」という事に決めて、出かける。面倒なのはここは、BYOという事。あらかじめ飲み物を購入して行かないと行けないところが。
東南アジア風魚の練り物のフライ
家鴨の蒸し物唐辛子とバジルの風味
親父さんに、辛いものが好きかも、といったら、たらふく、新鮮な赤唐辛子がはいっていて、唐辛子は、食べきれずに残してしまった。ごめんなさい。強がりはだめですね!
今回のところでは、アジアの味としては、ここが一番素直かと思える。
川上弘美、2008、『古道具中野商店』、新潮社 (新潮文庫 か 35-7)
本書は、「東京の西の学生の多い近郊」にある古道具屋の中野商店でバイト「わたし(ヒトミ)」の一人称でかかれる小説で、それぞれ単独でも、面白く読める中編12編がまとめられている。登場人物の「中野さん(ハルオ)」という店主やバイト仲間の「タケオ」、中野さんの姉の「マサヨ」、中野さんの愛人の「サキ子」とのやり取りが、絶妙である。また、「タケオ」との恋愛(なんだろうか、あるいは、恋愛までの過程というべきか)が描かれる。二十代半ば過ぎの主人公の三十代初めぐらいまでの成長の過程とも見える。
面白いのは、「タケオ」との恋愛過程であるか。私は、どちらかというと「マサヨ」さんの視点で、この過程を見てしまったのだが、読者の年代で、この恋愛過程についての理解は異なるのだろうか。
この本は、成田空港での待ち合わせ時間に手に取ったもの。
2008-03-17 05:56:31 |
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今朝は、友人のジョンが宿に迎えにきてくれて、テニスにいった。シビックのすぐ近くのReidという住宅地にあるテニスクラブにいった。そこには、彼の仲間の8人の友人たちがいて、交代でゲームをして楽しんだ。テニスメイトたちは、いずれも、大学関係者(引退組も含めて)である。あまり顔見知りのメンバーはいなかったが、和気あいあいとした、ゲーム。まあ、ロートルゲームというべきか。中には、鋭い球を放つ仲間もいて、侮れないのだが。借りたラケットだから、グリップと重さが合わず、今ひとつのできであった、という事にしておこう。
日差しが強いので(加えて、テニスコートの向きが、奇妙な気がする。コートの長軸が南北になっておらず、むしろ、東西のようなのだ)、サービスサイドは固定で、2ゲーム連続でおなじ組がサービスを行い、サイドを交代する。さらに、8ゲーム制(合計8ゲームでとったゲーム数の多い方が勝ち。一マッチで、サービスを一人2回ずつするというもの)という、ローカルルールである。
終了後、クラブハウス前のガゼボで様々な話題が飛び交ったが、面白かったのは、日本ではカウントはどういう風に取る?というもの。英語だよというと不思議な顔をした。こっちは、当たり前のような気がしていたのだけれど。
昼頃、送ってもらって帰ってきた。ジョンは、明後日からフィールドに出かける。
近所のカフェで昼飯を食べて、その後宿題をしながら午後を過ごす。
南キャンベラの郊外にある友人ニック宅に夕食に招かれていたので、タクシーで出かけた。たいていは車、という事なのだが、ご時世で、どことも、飲酒運転の禁止は厳しく、オーストラリアも言うまでもない。
友人の奥さんローズのレシピーを紹介しておこう。今夜は、ベジタリアン料理だと言う。そういえば、彼らの息子が一時ベジタリアン宣言をして、ローズはいつも2種類の料理をしていた事がある。ともあれ、
キドニー・ビーンズの煮込みと取り合わせのジャガイモとインゲン(キドニー・ビーンズは前夜から水につけておき、あらかじめ煮る。フライパンでタマネギ、赤と緑のカプシコン、セロリ、ショウガを炒める。キドニー・ビーンズとトウモロコシ、トマト、リンゴを加えて、煮込む。味付けは塩胡椒。ローズによると、リンゴがポイントという)
食後にお手製の杏のコンポートとアイスクリーム
帰りは、ローズに送ってもらった。彼女は酒を飲まない。
橋本 努、2007、『自由に生きるとはどういうことか:戦後日本社会論』、筑摩書房(ちくま新書 689)
本書は、戦後日本の自由を中心に社会思想を描いている。私個人は、自由なんていない、自由は幻想じゃないか、なんて思っているけれど、でも、その幻想も、必要、という事であれば、それはそれ。じゃ、自分の描いている「自由」はどういう流れ?チェック、チェック!
でも、だからといって、自由にはなれないよね。自由というのは近代社会の幻想だといってしまえば、それまでだけれど、本書の重要な位置づけとなる、尾崎豊とオウム真理教に関する章を読んでみよう。どうだろう。
2008-03-16 11:51:46 |
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今日は土曜日、土日はオフィスがしまるのだがが、休日に入れるようステータスをあげてもらい、今朝、一週間分の洗濯をすませてから出かけた。建物に入ると、まず、名前を記録。私の前に2名、入館。しかし、既に一名は退出。一名が残っていた。
当地、キャンベラは、異常気象なのか、高温が続いて、秋も終わりというのに連日30度を超えている。オフィスは近代的な建物なので、窓は開かない上に、休日はエアコン(全館)は動かない。しかも、窓が大きいので、どんどん、暑くなってきた。昼食にサンドイッチを食べるように用意し、小腹が減った12時前に食べると、その後、消化熱もあって、ますます暑くなり、部屋にいるのをあきらめて、宿に帰ってきた。
宿の方は古い建物(この大学ができた1950年代に既に完成してる)で、壁が厚い上に、最近、エアコンも設置されて(昔は、すべての部屋の天井に、扇風機が作り付けられていた。これも、今はオーストラリアでも、遺物と化して、なくなってしまった)いて、帰って早速、エアコンをつけ仕事を継続。
ネットワーク速度は、オフィスの方が早いが、学内ネットワーク内の宿は、文献検索とダウンロードの権利がこのネットワークにまで及んでいて、欲しい論文のダウンロードまで、大学の契約で出来る。
明夜、スーパーバイザーのお宅にお呼ばれなので、先週日曜、知人の家での写真を現像(といって、まあ、プリントアウト)にショッピングセンターを一時間ほどうろうろして帰ってきた。
毎晩の食べ歩きに食傷気味なのだが、でも、この部屋は、キッチンがないので、いかんともしがたく。今夜も食べ歩き。
ここにくるとよく行く「Happy Garden」。はいったときはすいていたが、瞬くうちに満席となった。味は特段の事はないが、堅実な、変わらない、妥協しない味付け。客筋もアジア人が多い。隣のテーブルなど、土方の親父さんのような男が若い衆を引き連れて、中国の強い酒を持参で現れて、機嫌良く、飲食。
海老のフリッター
家鴨の蒸し物、チリソース
青菜の蒸し物、オイスターソース
今週は、キャンベラ・デーの週の最後の日で、花火だったようだ。20時半頃爆音が聞こえて飛び出し、ベストスポットまで行き着く頃には、終了していた。でも、ま、いいか。
今日は当地の学内セミナーでプレゼンテーションをして、その後、オーストラリア博物館の知人を訪ね、昔話をし。彼女とは、20年近くも前にフィールドであった事がある。現地での暮らしや人々の消息の話題に花が咲いた。
オフィスに戻って、メールなどの処理をして、この週末オフィスを利用するためのやり方を教えてもらう。
昨日、駐車場に車が少なかった理由がわかった。駐車区分の線を引くために退去を命じられていたらしい。当地ではメールアドレスもらって、イントラネットの中に入れてもらったのだが、今日の昼頃まで、イントラネットメールの使い方がわかっていなかった。ようやくわかって、一昨日、既に警告がなされていた。
でも、今日18時15分位に駐車場にでたが、私の車しかなかった。やっぱり、特別じゃなかったのだという事がわかった。
今日の夕食は、前夜に続きシビックにでてみた。日曜に、お招きがあるので、お土産のワインを探しに行き、いつもよく行く「ハッピーガーデン」をのぞいたが、いつになく、満席。では、というので、これまでいった事のない、「Banana Leaf」にいった。以前、この店は、別の名前のときにきた事があるのだが、この名前になって初めてだろうと思う。ここは、スリランカ料理だそうで、もちろん、オーストラリアとのフュージョンだが。
スモークサーモンとウズラの卵のサラダ(スモークサーモンとウズラの卵に特別な味のわいがあるのかと思ったが、なんだろう。わからない。でも、ドレッシングは、何かよくわからないがとても芳しいかおりがある。スリランカのハーブ?)
スリランカのタリー(チキンカレーをメインに野菜のカレーと、レンズ豆のカレーを少々、また、辛みと甘みのチャツネをそれぞれ、香り米に添えたもの)
ふたつは多いかな、と訪ねたら、ギャルソンは、大丈夫と請け負ったのでふたつにしたのだが、彼は、今度は、メインをふたつにしろと。それはいかにも無理でしょう。ここは、マイルドな味わいになっているが、悪くないセンスだと思う。
Banana Leaf: http://www.outincanberra.com.au/bananaleaf
今朝は、7時前から、グリフィン湖の方までジョギング。オフィスには、8時半頃にはいった。この時間帯でも、職員駐車場はガラガラなので、フレックスタイムなのかと思っても、今日は18時過ぎにオフィスを出たら、また、駐車場はガラガラ。まあ、いいのですが。
18時ちょうどにオフィスのすべての部屋の明かりが消える。しばらくすると、電気がつくのだけれど、実は、その頃、ほとんど誰も残っていない。見かけたのは、研究員が一人だけ。
ともあれ、18時半頃に宿に帰ってきたのだが、どこに行こうかと考えた。どうも最近、辛いものが食べたくて、今晩の選択もそのライン。数日前の、メコンが口に合うという事で、今晩は、リピートする事にした。
前菜ミックス(細い揚げ春巻き、サモサ、海老の唐揚げ、さつま揚げ)
豚肉のLarb(豚ミンチをフィッシュソースで炒め、生レモングラス、香菜、赤タマネギとからめて、ライムを少々掛け、サラダを添えたもの)