東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

恵泉女学園大学生、楽しく稲刈りしたね

2006年10月30日 | 農業体験

 今日も深夜明けの早朝、恵泉女学園大学生の稲刈りです。環境と自然に関するゼミの授業としての稲刈りです。 この6月に来て田植えした稲(コシヒカリ)を今日稲刈りしました。田植えには6人が参加しましたが、今日来たのは4人です。残りの2人はタイにボランティア兼授業で行っているそうです。最近は海外で授業をする時代なのですね。
 到着した女学生達4人には最初小屋で着替えしてもらいましたが、先日の雨で田んぼがぬかるんでいたため長靴を貸しました。小学生の稲刈りと同様に、最初カマの使い方や刈った稲の束ね方について指導しました。一度私が見本を示した後すぐに彼女達とに稲刈りをしてもらいました。

     ぬかるむ田んぼで稲刈り初体験、最初はゆっくりと確実に


 秋晴れの中、気持ちよく稲刈り         そろそろ稲刈り終盤
 

 小学生には難しかった稲束の結束も、大学生はすぐマスターしました。しかしながら、女学生達は肌荒れを気にしてか軍手で結束するため、軍手が稲束に巻き込まれてしまい最初はなかなかはかどりません。手作業は素手でするのが一番効率的ですが、指先に力が入るため慣れないと痛くなります。

          稲束を縛ってからはさに掛けて干します


   楽しく話しながら稲束を結束    しっかり縛るには微妙な指先の力加減
 

 稲束を次々にはさに掛けていきます。先日小学生達が干した稲の隣に稲を掛けていきます。やはり大学生ですね、稲束が崩れることも少なくしっかり縛ってありました。きちんとはさに干された稲束群を見ると気持ちがいいものです。今日干した稲は約一週間十分乾燥された後に脱穀します。

        稲束を並べるようにしてはさに干します


 刈った稲をすべて干し終わると今度は脱穀です。今日干した稲はまだ乾燥していないため脱穀できません。そこで、一週間前に小学生達が稲刈りして干した稲を使って脱穀しました。
 最初に使った脱穀機は、ペダルを踏んで回転させたドラムに稲を当てて脱穀する方式の脱穀機です。最初はペダルを踏む要領が分からないのか、しばしばドラムが逆回転して失敗の連続でした。しかし、次第にコツをつかんでちゃんと回転できるようになりました。リズミカルにペダルを踏みながら次々に脱穀していきます。カランカランと言うペダルの音と、女学生達の歓声が山里に響きます。

      最初は失敗の連続、でも慣れてコツをつかむと楽しく脱穀


 回転するドラムに稲束を当てる      ドラムの回転を弱めないように
 

  稲穂のすみずみをドラムに当てる   稲束が吸い込まれないよう注意
 

 足踏み脱穀機を終わると、今度は江戸時代の「千歯こぎ」という脱穀機を使ってみました。この脱穀機はいくつかの部品を組み立てて使います。江戸時代は農民がこの部品を田んぼに持っていって現地で組み立てて使いました。鉄製の歯以外は木製のとても軽い部品でできています。最初それを組み立ててもらいましたが、まるでパズルを解くようです。いくつかのヒントを与えながら、最後まで自分達で組み立ててもらいました。

    どうやって組み立てるんだろう。まるでパズルです。


    まず4本の足をセット        鉄製の歯はどう設置かなあ
 

 千歯こぎを組み立て終わるとさっそく脱穀の開始です。ペダルを踏む脱穀機も大変でしたが、この脱穀機もまた、使うにはコツがいります。頭をひねりながら稲を脱穀します。彼女達は初めての道具に戸惑いながらも興味しんしんで気に入ったようでした。

          稲束を一度に歯にかけると脱穀機がバラバラに


  少しずつ稲穂を脱穀            みんなで考えながら慎重に脱穀
 

 今日は秋晴れに恵まれて稲刈りと脱穀などができました。生まれて初めての稲刈りに、生まれて初めての道具を手にして、どんな気持だったでしょうか。遠い江戸時代の生活の一部を知ることができたのも貴重な体験だったと思います。





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ありがとう、小学生の稲刈り・脱穀体験

2006年10月26日 | 農業体験

 別所小学校5年1組と3組の稲刈り・脱穀をしました。6月から7月にかけて子供達が田植えして育てた大切な稲の刈り取りと脱穀です。
 私は、今回も深夜勤務明けの朝でしたが、小学生達約80人,先生2人,そして保護者10人に稲刈りや脱穀などを無事体験させることができました。ボーっとして眠くてたまりませんでしたが、子供達を目の前にすると眠気が飛んでいきます。予定通り朝10時から稲刈りと脱穀を開始することができました。

        まずは稲刈りです。刃物であるカマで怪我しないように

 参加した保護者は稲刈りのお手伝い   慣れると刈り取りが早くなります
 

 稲を刈り取ると、安全のためカマをいったんバケツに返され、返されたカマは次の生徒が稲刈りに使います。刈り取った稲束は、あとで解けないようにワラで根元を縛ります。しかし、ふだん結んでいるチョウチョ結びとは違うため、子供達には難しいようでした。

            「こう結ぶのかなあ?」 子供達同志で結び方の練習です


  稲束を結ぶワラを取る           二人で稲束結束の練習
 

 だんだん結束できるようになりました    二人で稲束を見せあいます
 

 2クラス約80人いる子供達を、私を含む二人だけで教えるのはとても無理です。このため、稲束の結束など難しいところはお母さんにも教えてもらいました。なお、稲刈りが初めてお母さんもいるため、子供達が稲刈りを始める前にお母さん方に稲刈りと稲束の結束方法を教えておきました。

             稲束の結び方を教えるお母さん

 最初はお母さんもおっかなびっくり   子供といっしょに楽しみながら 

 稲束を結束すると天日に干します。竹で組んだ「はさ」に、結束した稲束を次々に掛けていきます。稲束を並べて干すと、稲刈りをした実感がわいてきます。干した稲束は1週間程度カラカラに干してから脱穀します。

             稲束を竹で組んだ「はさ」に次々に掛けていきます


 稲束を二つ折りにして掛けます       束ねた稲束を丁寧に掛けます
 

 稲刈りが終わると今度は脱穀の体験です。最初は江戸時代の脱穀機「千歯」で脱穀です。串のような鉄の歯の間に稲穂を入れて引っ張ると、お米の粒(籾)が下にぼろぼと落ちます。一度にたくさん脱穀しようと稲穂を多く入れて引っ張ると、うまく籾を取ることができません。ほどよい数の穂を入れて引っ張らないと良い脱穀ができません。

    引っ張り過ぎて脱穀機がはずれないように両脇をお母さんが押さえます


   そろそろと用心深く穂を引っ張る      籾がこぼれないように引っ張る
 

 脱穀すると下のシートに籾がたくさん落ちています。この籾一粒一粒にお米が入っています。この籾を残らず集めます。手ですくうようにして集めて米袋に入れます。

 落ちた籾をみんなで集めます       一粒も残さないように
 

 江戸時代の脱穀機のあとは、明治時代に発明された足踏み式の脱穀機を体験します。最初、脱穀機の前面に突き出たペダルを、足で踏みながら脱穀するドラムを回転させます。ドラムの回転と足踏みの調子を合わせることが一番大切です。下手をするとドラムが逆回転して脱穀した籾が手前に飛び散ってしまいます。回転すドラムに稲を当てると回転が弱まるため、力強くペダルを踏まなむればなりません。少しばかりコツがいります。

   ペダルを踏むには力がいるので、お母さんにもペダルを踏んでもらいます

   回転するドラムに稲穂を当てる    調子よくペダルを踏みながら脱穀
 

 脱穀する時には決して稲を持つ手を休めてはいけません。油断して手を緩めると稲束がドラムに吸い込まれてしまいます。吸い込まれた稲束は、回転するドラムでバラバラになってしまい。もう脱穀できません。子供達は初体験の脱穀なので、吸い込まれるのも仕方がありません。この失敗も貴重な経験です。

         おっと、稲束が脱穀機に吸い込まれてしまいバラバラに

 足踏み脱穀機で稲を脱穀すると、脱穀機の後ろに落ちた籾を丁寧に集めます。江戸時代の脱穀機に比べて、格段に脱穀する量が多いため早く集めないと籾が山のように溜まってしまいます。ボールなどで籾をすくいながら次次に米袋に入れていきます。

           脱穀機の後ろに回って落ちた籾をかき集めます

 籾が飛ばないようにシートを押さえる    ボールで籾をかき集める 

 これまで、江戸時代や明治時代の脱穀機を体験しましたが、もっと大昔のように手で脱穀することもしました。手の指で稲穂についた籾をむしりとります。直接手でむしると次第に指が痛くなるため軍手を使います。この方法はとても原始的ですが、穂についた籾を分離する意味を知るにはとても良い方法ではないかと思います。そして、穂や籾の感触、ワラが服に付きやすいこと、一粒を収穫することの大変さを身をもって体験するには良い方法だと思います。

           穂に付いた籾を、手で一粒一粒むしり取る

 今日稲刈りと脱穀に参加してくれた別所小学校5年1組の子供達、先生、そしてお母さん達です。ちょっと曇り空だったけど、稲刈りが終わった後元気に小学校までの2Kmの道のりを歩いて帰っていきました。

 同じく5年3組の子供達と先生。稲刈りの後、近くの小川でザリガニを取ったり、カニを取ることに夢中になる子もいましたが、今日の稲刈り・脱穀体験は貴重なものになったと思います。最後に、みんなの前に立派な意見を言えた子や、感謝の言葉を言えた子、ありがとう。
 深夜勤務明けで眠かったけど、この企画を立てて良かったなと思いました。

 

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冷や汗、別所小学校5年1組の稲刈り

2006年10月17日 | 農業体験

 いやあ、今日の稲刈りは冷や汗ものでした。深夜明けで帰ろうとしたら不祥事で1時間程度居残りさせられてしまいました。このため、朝10時に小学生達と田んぼで待ち合わせしていたのですが私が遅刻してしまったのです。仕事場から携帯で先生に電話をして事情を説明して待ってもらいました。
 急いでバイクを飛ばして田んぼに向かうと、先生,小学生,親が待っていてくれました。到着すると、挨拶もほどほどに急いで稲刈りや脱穀方法などを小学生達に指導しました。先日すぐに稲刈りできるように入念に準備しておいたので、すぐ稲刈りが開始できました。最初は息荒く説明や指導していましたが、到着して20分程度過ぎるとやっと落ち着いて教えることができました。

 まずは稲刈りです。最初、稲を刈るカマの扱い方を指導しました。カマは包丁と同じ刃物です。稲を刈るときに自分が怪我しないように、そして隣の子を怪我させないように教えました。

             稲を刈るカマをバケツから取り出す


 刈る稲は7月上旬に5年生が田植えした稲(もち米)です。子供達だけでは心配でしたので、先生とお母さん3人に入ってもらいました。とにかく怪我をしないように、「稲を刈ったら必ずカマをバケツに戻す。」を徹底しました。この日は、秋晴れでとても明るい稲刈り日和の一日でした。

            さあ、みんなで稲刈りの開始です


 稲は地面から2,3cm上を刈ります。このため、腰を下ろしてカマを手前に引くようにして切ります。稲は両手で挟める程度の太さになるように数束稲株を刈ります。稲を刈るとカマは必ずバケツに戻します。

                 腰を下ろして株元を刈る


   最初はおどおどしながら稲刈り    慣れると早く刈れるようになりました
 

 数株の稲を刈ると、それを束ねるようにワラで縛ります。これがなかなか難しい。つい、ちょうちょ結びになってしまいます。慣れないと稲一本一本がバラバラになってしまいバラけてしまいます。稲穂がだいぶ田んぼの地面に落ちてしまいました。

                      うーん、なかなか稲の結び方は難しいなあ


      皆、真剣に縛っています        お母さんも応援です        
 

 稲刈りも時間が経つと、だんだん慣れてきたのか笑顔が出るようになりました。何度も稲刈りするうちに、こつがつかめてきたのか、だんだん上手になってきました。私は小学校4年生の時から稲刈りなど親を手伝っていました。子供は何でも覚えるのが早いものです。子供のうちにいろんなことを体験させたいものです。

           上手に稲を刈れて縛れて、ご機嫌です


      竹ざおに掛けた稲束         稲を竹ざおに掛ける
 

 稲刈りが終わると今度は脱穀です。今日脱穀する稲は、私が今日のためにあらかじめ稲刈りしておいたものです。竹ざおに乾しておいた稲束を子供達がはずして、脱穀機にかけます。すると、稲に付いているお米の一粒一粒を取り出すことができます。稲を手で引っ張る江戸時代の脱穀機(千歯こぎ)と、明治以降の足踏み式脱穀機を使いました。

           左は江戸時代の脱穀機、右は明治以降の脱穀機


 江戸時代の脱穀機は、軽いので思い切り引っ張ると脱穀機が動いてしまいます。お母さんに脱穀機が動かないように押さえてもらいました。稲穂を鉄製のくし状の歯の間に入れて引っ張ると、お米が下にポロポロと落ちます。難しいのは稲がばらけないように脱穀することです。

       稲を引っ張ると、くし状の歯の間から米粒が落ちます


  男の子は力任せに引っ張りがち      お母さんに教えてもらいながら
 

 次に明治以降の脱穀機で稲を脱穀します。この脱穀機は、ペダルを足で踏んで往復運動させることでドラムを回転させます。そして回転しているドラムに付いている歯が稲穂の米粒を飛ばします。難しいのは、ペダルの往復運動をドラムの回転運動に変えることで、足を動かしつつ、手に持った稲を脱穀します。慣れないと子供にはちょつと難しいです。

        足でペダルを踏みながらの脱穀はなかなか難しい


 よく稲を持たないと吸いこまれます    だんだん上手になりました
 

 脱穀が終わると下に落ちた米粒を拾って集めます。稲の茎もバラバラになって落ちているので、より分けながら集めます。集めた米粒は紙の袋に入れます。

           帽子や手のひらを使ってお米を集める


    落ちた米粒をかき集める          米粒の選別はなかなか大変
 

 稲刈り脱穀の時間はあっという間に過ぎてしまいました。お母さんも先生もお疲れ様でした。私も夜勤明けで眠い目をこすりながら指導してくたびれました。でも、子供達の歓声に囲まれていると、眠れを忘れてしまいました。
 最後にみんなで写真を撮って解散です。子供達が帰った後、私はたった一人で田んぼの真ん中に座ってこの日最初の食事をとりました。食べ終わると、どっと疲れと眠気が襲ってきました。後片付けをして家に帰りました。

       この子達のうち何人が、自然や農業に興味を持ってくれるでしょうか


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別所小学校5年生稲刈り最終準備

2006年10月15日 | 農業体験

 別所小学校5年生2クラス80人が稲刈りするのは明後日17日の朝です。しかしながら、当日は夜勤明けなので早朝に準備する時間はありません。このため、今日稲刈り最終準備をしました。明後日仕事が終わってすぐに田んぼに駆けつけてすぐに稲刈り指導ができるように今日すべて準備しておきました。
 まず最初に、小学生達が使う鎌を必要本数用意して全部研ぎました。田んぼそばの小川で一本ずつ丁寧に研ぎました。ちゃんと研がないと、切れ味が悪く無理に刈ろうとして怪我をすることがあるからです。

              小川で鎌を丁寧に研ぐ


 鎌を全部研ぎ終わると古い脱穀機を準備しました。この脱穀機は「千歯こぎ」と言い、江戸時代に農民が実際に使っていたものです。同じような物が地域の歴史民俗館や民具博物館などによく展示してあります。現代ではハーベスターやコンバインなどの機械が使われていますが、江戸時代はこのような脱穀機を使っていました。この脱穀機を子供達に使わせることによって、稲の脱穀などの仕組みを肌で体験できます。

    江戸時代の脱穀機                脱穀機を組み立てる
 

 脱穀機「千歯こぎ」を組み立てて田んぼに設置する。「千歯」と言うぐらいあって、鉄製のとがった歯が多数並んでいます。鉄製の先端で怪我をしないように丁寧に扱います。

           脱穀機「千歯こぎ」を田んぼに設置


 脱穀機を設置し終わると後、こまごました用具を準備します。脱穀機から選別分離した米粒をすくう杓子、米粒をいれる袋、広いシートなどです。そして、脱穀した米粒をゴミとより分ける唐箕です。そして、子供達が使う稲束が取りやすいように竹ざおに掛けておきました。

         右が1組用、左が2組用の稲束、それぞれ生徒数分用意


 小学校5年生担任の先生から稲刈り確認メールが来ました。
=============================================
高橋様、お世話になっております。17日の稲刈りが迫ってきました。子ども達は大変楽しみにしています。予定通り、10時前にそちらに到着するペースで学校を出るつもりです。保護者の方は4名、お手伝いに来てくださいます。持ち物は前回の稲刈り同様、汚れてもいい服にタオルや水筒・軍手、一応レジャーシートを考えています。
=============================================
 明日は早番で夜勤入りです。そして、明後日明けの17日朝に小学生の稲刈りです。眠い目をこすりながらの稲刈り指導になりそうです。

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最後の田植え完了

2006年07月04日 | 農業体験
 昨日に続いて別所小学校5年生の田植えです。9時半にこんどは3組の生徒達が田植えに来ました。今日植えたのはマンゲツモチというもち米です。 先生に引率されて歩いてきた小学生達は、早歩きで来たのか髪の毛が汗で濡れていました。日差しも強かったのでさぞかし暑かったことでしょう。
    田植えの開始、慣れない手つきで苗を移植

 到着すると、田んぼを見下ろす畑に置いたビニールシートに子供達は荷物を降ろして水を飲みました。 すぐにサンダルに履き替え、帽子をかぶり直し、汗をぬぐうタオルを出して田植えの準備をしました。一人だけ気分がすぐれず見学です。
    次第に田植えが上手に

  挨拶のあと、昨日と同様に参加したお母さん二人に田植えをするときの基準となる紐の引っ張り方を教えました。お母さんの準備が整うと田植えの開始です。 田植えがはじめての子供達は泥の感触に驚きながら、植える苗を持ちながらキャーキャー歓声を上げて田んぼに入ります。お母さんが張る紐の前で一列になると、さっそく苗の植え方を丁寧に教えました。
   隣どうし仲良く苗を植える

 最初は戸惑いながらもだんだん上手にできるようになりました。昨日より少し狭い田んぼのため今日は11時前に田植えが終わりました。
    お母さんも元気に声かけ

 田植えが終わると、小川に入って汚れた足を洗いました。洗ったあと畦を歩いていた子が、片方のサンダルを見失い先生といっしょ探しました。10分ばかり探していると泥の中から見つかり一安心。 田植えが終わって身支度を整えると子供達は笑顔で行列になって学校にかえって行きました。
    田植えが終わって小川で足を洗う

  これで今年の田植えはすべて終わりました。苗場の余った苗を刈って片付ける作業がありますが、のんびり片付けようと思います。
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別所小学校5年1,2組の田植え無事終了

2006年07月03日 | 農業体験

 朝7時過ぎに田んぼに行って、今日と明日の田植えで使う苗取りをしました。
    田植え前に苗取り


 今日田植えする苗を取り終わると、田んぼに苗の束を一輪車で運んで子供達に渡せる田んぼ入り口付近に苗を置きました。
    取った苗を田んぼ入り口に置く

 苗取りをしていると、9時半ごろに別所小学校の子供達約60人が田植えにやって来ました。 今日は別所小学校5年1,2組の田植えです。 挨拶もほどほどに、最初は今回手伝ってくれるお母さん方に苗を植えるための基準線となる紐の引っ張り方を教えました。田植えが初めてで田んぼに入るのもはじめてのお母さんがいました。子供のようにキャーキャー言っているお母さんもいました。お母さんにとっても今回の田植え体験は良かったようです。 お母さんに紐の引き方を教えた後いよいよ子供達の田植えです。
    先生が見守る中を田植え開始

 それぞれの組の半数約15名ずつが最初田植えをしている間に、残りの半数15名ずつが近くの田んぼを見学したり小川で遊んでたりして最初の組が終わって交代するのを待ちました。
    最初は田植えの要領が分からず苦心

  子供達のほとんどが田植えが初めてで、田んぼに入ったことがありません。このため田んぼに最初足を踏み入れたときに思わぬ泥の深みに驚いてキャーキャーと言っていました。
    田植え最中に笑顔でピース

 特にこの田んぼは深いところと浅いところがところどころあるので、子供達は足下の深みに驚いたり泥の感触を初体験して体で田んぼの感触を楽しんだようです。
    お母さんの引っ張る紐を基準に苗を植える

 田植え前に苗の持ち方や泥の中への苗の差込み方などを口頭で教えました。最初は、苗の植え方が分からない子が多かったです。特に苗を泥中に差し込む感覚が分からない子が多かったように思います。何度か植えているうちにその感覚が分かったようでだんだん要領よく植えられるようになりました。
    お母さんの号令でいっせいに苗を移植


    田植えも終盤に

 そして、11時半頃には田植えが終わりました。 田植えが終わると田んぼ脇の小川で汚れた足やひざを流れる水で洗いました。この小川には沢ガニやおたまじゃくしなどの生物がたくさんいるので、子供達は手で捕まえて見せあっていました。
    田んぼ脇の小川に入って足を洗う

 足をきれいに洗い終わると、先生を先頭に学校に戻っていきました。 子供達が帰った後、苗がちゃんと植わっているかを一通り見回りました。そして、苗が倒れていたり植わっていないところなどは補植しておきました。
    子供達の田植え後に苗を補植

 子供達の歓声はいつ聞いてもとても気持ちが良いものです。今、食育の必要性が学校で言われていますが、今日の田植えのように自分達が食べるお米を田植えして育てることも食育の一つではないかと思っています。

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別所小学校の田植え準備

2006年06月30日 | 農業体験

 早朝別所小学校の田植え準備をしました。いつもならば田植えの準備として最初に苗取りをします。そして、取った苗を案内稲として基準線に沿って移植しますが、今日は苗取りを省略できました。省略できた理由は、今年初めて試みに導入した箱苗のおかげです。
    今年初めて導入した箱苗

 箱苗にはスズメに種を食べられないように白の寒冷紗をかけていました。寒冷紗を丁寧にはずすと、高さ25cm程度の田植えに使える立派な苗が育っていました。 苗取りでは一本一本丁寧に苗を手で取りますが、箱苗に育てると箱ごと苗場から取り出すだけですみます。そして一輪車に積んで田んぼまで運ぶだけです。今日は案内稲の移植だけだったので、二箱の苗を田んぼに運び込みました。巻尺で基準線となる線を引っ張り30cm間隔で苗を植えていきました。
    基準線に沿って苗を移植

 10時過ぎまでに田植えの準備を完了しました。3,4日の別所小学校の田植えが終わると、今年の田植えはすべて終わりです。 

 田植え準備が終わった後に草刈機を修理しましたが、なかなかエンジンが動きません。どうもクラッチが故障のようで、始動コイルを引っ張ると一瞬エンジンがかかるのですが持続して回転しません。クラッチ部分の分解には六角レンチが必要なため時間が空いたときに修理しようと思います。

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今年最初の田植え

2006年06月12日 | 農業体験
 深夜勤務が終わって職場から直接バイクで田んぼに向かっていると、今日田植えする恵泉女学院大学の生徒さん達とすれ違いました。田んぼに到着すると眠い目をこすりさっそく着替えしました。着替えたころに生徒さんたちが田んぼに到着しました。
 最初、田植えする苗の品種や田植えの方法などを説明しました。一部の生徒は田んぼに入るのが初めてなのか、戸惑ったようにキャーキャーはしゃいでいました。

 しかし小学生と違ってとても飲み込みが早く安心して田植えを見守ることができました。今年は稲の育苗が成功したので、去年一本植えだったのに対して、三本植えをすることができました。

 一ヶ月後には十分に成長した稲が見れることだと思います。そして、稲刈りする秋には重い稲穂をたれると思います。


    最後にみんなで写真を撮影しました。

 思ったより早く田植えが早く終わりました。このため余った時間を利用して、麦,ジャガイモ,キュウリ,トマト,豆類,雑穀などを説明しました。一年生の時に園芸の授業でキュウリを栽培したことがあるそうです。秋の稲刈りの時にまた田んぼに来るとのこと。 田植えと畑の紹介が終わったあと、明日の田植えの準備をしました。しかし、代かきする耕運機の調子が悪く作業はあきらめました。このため、明日来る予定の元高校生達と一緒に、田植え準備をしてから田植えをしようかと思います。
 とにかく24時間近く一睡もしていなかったので、家に帰ってすぐ寝ました。
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恵泉女学園大学スプリングフェスタ

2006年05月20日 | 農業体験
 多摩市の一本杉休場すぐ近くの恵泉女学園大学に行ってきました。春の恵泉スプリングフェスタが開催されていました。その会場で行われた「たまたま多摩の会」に参加してきました。恵泉女学園大学と多摩地区の各団体が協働しながら、やれること、やりたいことをする趣旨で今回設立されたグループとのことです。私との関係で言えば、去年から恵泉女学園大学の学生の米作り体験を支援しています。

 会場に着くと主催者の学校の挨拶から始まって大学とかかわりがある多摩市、町田市、川崎市、八王子市等から、20近くの福祉や環境などに関わる団体・施設の方々が自己紹介をしました。私も現在の取り組みを説明しました。

 その後、恵泉スプリングフェスタ(春のミニ学園祭)の学内を散策しました。最初訪れた教室では貝合わせの実演をしていました。ハマグリの裏側に絵が書いてありその絵がマッチングする片方の貝を探す遊びです。暑い日差しの中で食事していると、偶然目の前でチアリーディングのダンスがありました。アンコールの声をかけるともう一度披露してくれました。

 この大学は農業を教育に取り入れている珍しい女子大で有機農業にも取り組んでいるとのことでした。また海外研修にも熱心に取り組んでいるようでした。

 今日はオープンキャンパスでもあったため、入学希望の高校生やその親なども訪れており、いっしょに学生の案内で学内外の農場を見学しました。一年生は園芸が必修だそうです。ただ農場そばに巨大な霊園が建設中でした。反対運動をしたそうですが効果が上がらず、工事車両が忙しく工事していました。多摩テック近くに霊園がありますが、4,5年前の反対運動を思い出しました。
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米作り体験感謝パーティー

2006年02月23日 | 農業体験

 暖かい日差しの中を仲間と13時に京王堀の内駅で待ち合わせしました。落ち合うと、ぽかぽか陽気の中を別所小学校に行きました。最初校長先生、副校長先生とお話をしたあとで、5年生の米作り体験感謝パーティー会場がある家庭科室に行きました。

        子供達によるジェスチャーゲーム、なぞなぞゲーム、寸劇


 最初、子供達によるジェスチャーゲーム、なぞなぞゲーム、寸劇を見ました。そして、米作り体験への感謝の言葉と米作り体験感想文集(約100ページ)をその場で手渡しで受け取りました。

 

 それらが終わると、いよいよ子供達が田植えして、草取りして、稲刈りしたお米を使ってのおにぎりパーティーです。おにぎりの具は子供達がめいめい持ってきたものを入れました。もち米が入っているのでやわらかいおにぎりでしたが、とても美味しかったです。 子供達が田植えしたり、稲刈りしたりするなどの準備はとても大変ですが、子供達の笑顔を見ていると、今年も別所小学校の米作り体験を頑張ろうという気になります。

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小学校へおにぎりパーティー用もち米

2006年02月11日 | 農業体験
 暖かい日差しの中で、たまねぎ、にんじん、冬野菜などの雑草を取りました。また、秋野菜の残渣を片付けたり、枯れた野菜を畑の隅に整理しました。そして、じやがいもを植え付ける畑に肥料を撒きました。ほんわか温まったほほに、冷たい風が気持ちよく吹き抜けます。
 田んぼを見下ろす土手で日向ぼっこしながら昼食をとっていると、別所小学校の先生が車でやってきました。

 先生が来た理由は、小学校でおにぎりパーティーにするためのお米を渡すことになっていたからです。約20Kgのお米は5年生約120人が田植え、草取り、そして稲刈りして収穫した貴重なお米です。もち米なので、赤飯かおこわにするのだと思います。先生としばし雑談した後、もち米が入ったずっしりと重い袋を先生に渡しました。
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石油発動機の修理(1)

2006年02月10日 | 農業体験
 一昨年まで調子よく動いていた石油発動機の修理を始めました。去年は予備の発動機を使いましたが、今年はちゃんと直して、例年使っていたいつもの発動機を動かしたいと思います。

 動かない原因は圧縮工程で空気が抜けるためにエンジンがかからないことです。ディーゼルエンジンでは致命的な故障です。吸入バルブから空気が抜けていることが分かっていたので、今日はバルブの様子を確認するためにバルブを分解することにしました。まず手始めにエンジンのヘッド部分をはずしました。

 次に吸入側のバルブを分解することにしました。しかし、スプリングコンプレッサーなるプロの治工具はないので、その工具を自作することから始めました。その自作の工具を使ってバルブ、スプリング、スプリング押さえ金具、コッターピンを分解しました。
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稲刈り脱穀、感想文

2005年11月10日 | 農業体験
 11月1日に稲刈りや脱穀体験した恵泉女学院大学の学生さんから感想文とデジカメ写真が届きました。初めての稲刈りや脱穀でとまどったと思いますが、それぞれ貴重な体験になったのではないかと思います。送られてきた感想文と写真を紹介します。

*めぐみ
高橋さん。稲刈りという貴重な体験をさせて下さって本当にありがとうございました。美味しいお味噌汁もわざわざ作って下さってありがとうございました。稲刈りをするのは私は初めてでした。恵泉では有機栽培で野菜を育てたりしましたが、田んぼは無いので、有機で育てたお米に触れる事が出来て嬉しかったです。思った事は非常に虫や雑草が多いんだという事と、今回体験した稲刈りと脱穀の作業はとても大変なんだという事です。あれだけ束ねた稲から取れるお米は、ごくわずかなように感じました。だから一粒でも残して食べてはいけないという昔からの言い伝えは当たっていると思いました。農作業の機械化が進んだ現代に、こういう自然のままの体験が出来る所は絶対に子供達にとって必要だし、これからも残していって欲しいと思いました。

*恵美
今回稲刈りを体験することで今まで経験したことのないことを体験することができました。稲刈りでは夢中になって稲を刈って束ねました。稲刈りを始めた地点へ戻るとたくさん刈ったことがわかりうれしかったです。脱穀は2種類の脱穀機を使い脱穀しました。足で踏む方はリズミカルにやることや足と手両方使うことがポイントになり、エンジンの方は機械の作りは同じで足で踏む行為が減ったということがわかりました。実際に体験することにより、いろいろな発見や感動がありました。稲刈りを体験できてよかったと思います。ありがとうございました。

*衣央
先日は、田植え・稲刈り、そして脱穀について教えてくださりありがとうございました。 普段当たり前のように食べているお米がどのように作られているのかを知ることが出来る、貴重な体験をさせて頂きました。また、豊かな自然に囲まれ、気持ち良くそして楽しく体験でき、自然の大きな恵みを感じ、改めて自然の有り難みを学ぶ事ができました。有意義なお時間を本当にありがとうございました。

*有貴
先日はお世話になりました。田植え・稲刈りと体験させていただき、お米がどのようにして栽培されているか、知ってるようで知らなかったことを知る機会となりました。稲刈りの体験は楽しんで作業していたのですが、次の日になりますと鎌を持っていた腕が軽い筋肉痛になりました。その時に高橋さんが稲刈りの作業が楽しいと言えるうちはまだまだだとおっしゃっていたことを思い出しました。私達は時間があまりなくほんの一部の作業しかしていないので、実際の稲刈り作業は色々な側面もあるかと思いますが、辛いものであることを痛感しました。稲刈りの体験をさせていただいてからますますお米がおいしく感じられる毎日を過ごしています。お忙しい中、お時間をさいて稲刈りの体験をさせていただきありがとうございました。

*早苗
今回は稲刈りと脱穀でしたが、脱穀では、手動と電動を体験させていただき、足で踏み続け、スピードを保つことは大変でした。また、沢山脱穀したと思っていたのですが、予想よりお米の量が少ないことに、改めてお米作りの大変さを感じました。稲を育て、精米するまでの作業を全部やると、とても大変で、時間がかかることだと思います。しかし、長時間かけて作るからこそのこだわりが生まれ、安全で美味しいものを作ろうという考えになっていくのではないかと思います。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
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楽しかった、稲刈りと脱穀

2005年11月08日 | 農業体験
 別所小学校の2,4組が、これまで何度も延期したすえに今日稲刈りしました。雲ひとつない快晴の中でしたので、とてもさわやかにできました。作業は稲刈りグループと脱穀グループに分けて作業しました。まず、4組を稲刈りグループとして稲刈りを教えました。そして、2組を脱穀グループとして脱穀や風選を教えました。

 脱穀グループは、千歯こぎ,足踏み脱穀機,唐箕の農機具を使いましたが、私一人で全部教え続けるのはとても大変です。このため、最初に母親中心に農機具の使い方を教えました。そして、母親が覚えたところで各農機具を分担してもらうことにしました。子供達には最初稲束を一つずつ渡して、最初は千歯こぎまたは足踏み脱穀機を使った脱穀を体験させました。

 千歯こぎまたは足踏み脱穀機が終わると、自分が脱穀した籾を唐箕を使って風選をさせました。後で子供達に聞くと、足踏み脱穀機の足踏み機構と、唐箕の手を回転させて風をおこす機構に興味をもったようでした。脱穀や唐箕を使っている途中、私にいろいろ質問してきました。ただどの農機具も使うのにこつがいります。子供達には少し使いにくかったようですが、興味をもってくれたのはよかったです。

 稲刈りグループは、最初に、カマの使い方と安全,稲の刈り方,刈った稲の束ね方,そして束ねた稲の干し方を体験させました。一度に30人も教えられないため、8人ごとに分けて教えました。ひととおり全員が稲刈りと脱穀体験を終わったころ時間が余りました。このため希望者だけが再度稲刈りしました。希望者は興味を持っていたためかとても覚えがよく、手早くしかもきれいに稲刈りできました。

 子供達の稲刈り体験が終わると子供達に別れを告げました。そのあと後片付けをしました。ここで一休みしました。休憩が終わると、先日途中までだった玉ねぎの植付けの続きと、ずっと干したままになっていたすべての稲を脱穀をしました。今日で稲刈りのピークを過ぎました。今後は残りの稲を刈りつつ脱穀・精米をしようと思います。

 朝早くから重い農機具を運んだり、子供達,先生,母親に教えたりしたので本当に疲れました。しかし、子供達の笑顔を見ているとその疲れも飛んでいきます。子供達の笑顔という報酬がないと、あるいは地域に貢献しているという気概がないと、とてもやっていられないボランティアですね。
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楽しい稲刈りと脱穀

2005年11月01日 | 農業体験
 快晴の中、恵泉女学園大学の学生に稲刈り体験と脱穀体験をしてもらいました。昨日雨が降って田んぼがぬかるんでいたため、学生には長靴を履いてもらいました。長靴がはまって抜け出すのが大変な学生もいましたが、全員楽しく体験できたようでした。

 始めはため池の田んぼで6月に自分達が田植えした稲を刈り取りました。次に苗場の田んぼに移って稲の脱穀体験をしました。最初は足踏み脱穀機を使いましたが、これがことのほか気に入ったようで、ワイワイ言いながら楽しく足踏みをしていました。次に石油発動機をつかって脱穀をしました。さすがにあっと言う間に脱穀が完了しました。

 脱穀が終わると、お休みです。味噌汁に舌鼓を打ちながらの楽しい昼食でした。午後から授業がある学生がいるため、これで農作業体験は終わりです。私も午後からの深夜勤務のため帰りました。久しぶりの快晴に恵まれ、しかも学生達の歓声が聞こえた楽しい日でした。
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