東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

農地の問題点

2002年01月08日 | ふるさと
 長い休みだったので、今日は仕事にならず早々と帰宅しました。挨拶が遅れてしまいましたが、明けましておめでとうございます。
 正月を過ごしたのどかな田舎でも、いろいろな問題がおきているようです。相続問題や老齢化などで、どうしても手放さざるをえない田畑が多くありいろいろ困っているとのこと。その田畑を業者が安く手に入れて資材置き場や宅地にするのだそうです。売った先の業者が良い業者かどうか調べるが一番大変とのことで、地域の同業者や議員に依頼して下調べをするのだそうです。

             故郷の田んぼを眺めている心が和みます


 農業委員会に提出する資料を見せてもらいましたが、全国どこも同じような問題を抱えていると感じました。去年、埋め立てに関して問題が発生して埋めた土を全部掘り起こさせたそうで、隣の県の条例を参考にして防止条例も作ったそうです。田舎の田んぼの写真を紹介します。まだまだ田畑は健在ですがいろいろな問題が増えているようですね。

             いつまでも存在してほしい故郷の風情


 ところで、まだまだ田畑が多くあるせいか、子供達への農業体験などはまったく聞いたことがないそうです。これは自然がまだまだ多くて良いことなのか、はたまた時代から遅れているからなのか。
コメント
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