東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼの代かき

2002年05月18日 | 稲:春作業,苗作り

 耕運機がない時代(私の祖父の代)、牛を使って田んぼの代かきしていました。そして、牛がやり残した所は人が平クワやとんぼで田んぼを代かきしました、しかし、とても大変で時間がかかります。祖父が牛を使って代かきしていた時代がとても懐かしいこのごろです。
 今は耕運機がトラクタを使って代かきすることがほとんどになりました。今日、若者二人に耕運機による田んぼの代かきを教えました。

            耕運機を使って代かきをする若者


 耕運機を使った代かきで大変なのは、燃料のガソリンが必要なこと。耕運機が故障したときに修理が自分でできなければならないことです。それさえ、クリアできれば耕運機がとても働き者です。田んぼに限らず畑でもオールマイティーに使えます。

                  耕運機で代かきするTさん


 耕運機で代かきしているとしだいに田んぼの土をこねるほどに抵抗が強くなります。すると、耕運機を支えるための力がより強く必要になります。代かき終了頃になると汗が湧き出てきて大変疲れます。
 田んぼ全体が平均的に均されると代かきの終了です。耕運機では微妙な平均化が無理のため、後日とんぼを使って均します。代かきが終了すると田んぼの畦に座って水分をとりました。

             代かきが終了した田んぼ、綺麗に均すのは後日

コメント
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