東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

もち米の籾摺りと精米

2005年01月24日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白

 別所小学校の餅つきで使うもち米の籾摺りと精米作業をしました。籾摺り機はユギのものを使、精米機は鈴木牧場に借りました。精米してみると、無農薬のためか虫に食われた茶色の米粒が少し混じってしまいました。それに加えて、うるち米の田んぼに囲まれていたためにうるち米の花粉が飛んで来たのでしょうか、うるち米も少し混じっているようでした。このため、市販のもち米と比べて粘りが少ないのではないかと思います。

                  籾の殻を取って玄米を作る籾摺り機


 しかし、子供達が一生懸命植えて・刈ったもち米なので美味しくないはずはない思っています。一度自宅でそのもち米で使ってもちをついて試食しようと思います。籾摺り機は、もみを入れると米袋に籾摺りされたもち米の玄米が出てきます。この玄米を強く精米するときれいに精白された白米のもち米ができます。

                   精米機で玄米を白米に加工中


 一般的に、もち米を精白すると白い白米に、うるち米を精白すると透明な白米になります。この精白されたもち米をいったん浸水して一晩水を含ませます。水を切った後でせいろで蒸します。そして、透明に蒸しあがったもち米を臼に入れて、杵でつくとおいしいお餅になります。

       精米機に入れる前の玄米          精米機を通って完成した白米
 

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