東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼの小動物達(2)

2005年08月14日 | 生き物
 田んぼではいろいろな虫が成長しています。作物に害を与える害虫と、その害虫を食べる益虫がいますが、それらの虫達が雑居しながら田んぼに生きています。代表的な害虫にイナゴがいます。バッタの仲間でそろそろ成虫になる時期にきています。田植えの時には米粒のように小さかったイナゴは今、2cm程度に成長しています。

 今は羽が小さいのでピョンピョン跳ねるだけですが、秋になって成虫になると後羽が伸びて空を飛べるようになります。人が近づくとパチパチ音を立てながら跳ねたり飛んだりしながら逃げます。昔はこの頃のイナゴをビンや袋にたくさん採取して漬物にしました。貴重な蛋白源だったのでしょうね。バッタの形は残っているので気味が悪いですが、海老だと思って食べると意外と美味です。
コメント
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