東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼの小動物達(4)

2005年08月21日 | 生き物
 田んぼで一番多い虫はなんといってもクモ類です。いろんなクモがたくさんいますが、一番多いのは網で巣を張らないクモです。稲の葉を器用に這いまわり、水に落ちてもすいすい水面を歩いていきます。中には水の中に潜むクモもいます。

 田植えを過ぎた頃、害虫のウンカがたくさん出現しますが、いつの間にかいなくなります。おそらくクモが食べてしまうからだと思います。同じ益虫のカマキリはクモのように素早くは稲の葉や水面を移動できません。私見ではありますが、クモ類が一番害虫を減らすことに貢献しているのではないかと思っています。
コメント
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