東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

へとへと、雨中の苗場整備

2006年04月20日 | 田舎暮らし
 午前中、雨しかも大風が吹いて作業は困難を極めました。最初は、友人に頼んでいた代かき中に故障して放置された耕耘機を運び上げました。そしてね運び上げた耕運機の故障を直して軽く苗場を代かきした後、苗場を囲む畦に平クワで畦塗りをしました。

 次に、トンボで苗場の泥が偏らないように均しました。この作業と並行して畦に沿って網を張る棒を何本か立てました。 そして棒と棒を結ぶように紐を張りました。紐を張るのは網がずり落ちないようにするためです。トンボ,棒立て,紐張りの作業が終わると、去年使った網を小屋から運び出してほぐした後、棒にかけるようにしながら苗場全体を覆うように網をかけていきました。この頃になると風が強くなったため、網が吹き飛ばされるように風になびくため作業はいっそう大変になりました。

 網を張り終わると水鳥が苗場内に入らないように周りを完全にふさぎました。この頃になると足、腰、腕が泥だらけになってしかも疲れが溜まってふらふらになりそうでした。一度転んでしまいまた。

 最後に籾をふるために歩く動線を示す藁立てをしました。巻尺で示された動線4本に沿って立てていきました。細い動線に藁を立てているのはこれまた大変です。特に風が強いので体が振られながら、大事な苗場を守るように千鳥足で歩くのは大変です。冷たい田んぼの泥水に何時間も足をつけているのもこたえます。明日早朝、いよいよ籾ふり(種まき)です。
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