東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

もち米の玄米を選別

2009年03月22日 | 稲:稲刈り,脱穀,精白
 先日知人にもち米の籾摺りを依頼していましたが、出来上がったもち米の玄米にたくさんの籾が混じっていました。このままでは食用に適さないため、もう一度籾摺機にかけて選別してちゃんとした玄米にしました。

         上から籾が混ざった玄米を入れると、右に玄米だけを排出


 籾摺りする籾は適度に乾燥がされていないと、玄米にいろいろなゴミが混ざります。また、機械が詰まる原因になります。湿っていると籾を摺る音が重く、ちゃんと乾燥していると軽い音がします。籾の乾燥について、昔はむしろの上に籾を平らに伸ばして天日干ししていましたが、今は火力を使った乾燥が一般的です。

     籾が混ざった玄米           万石を流れ選別される玄米
 

 籾が混ざっているとは言え、一度玄米にしたものです。わずかな時間で選別された玄米ができました。このもち米の玄米を精米すると、白く精白された白米ができます。後日選別した玄米を精米機にかけて精白しようと思います。

            きれいに選別されたもち米の玄米を網袋に排出
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