東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

長ネギの種まき

2009年03月27日 | 野菜:根菜

 寒空の中、長ネギの種まきをしました。ふだん素人にとって長ネギの苗を育てることが比較的難しいため苗を買ってきて植えつけます。しかし、今回は種まきから始めることにしました。うまく育つように注意深く種を蒔きました。数cm間隔にすじ蒔きするため、最初そのすじを竹の棒でつけました。そして、すじになった窪みに種を蒔きました。

         すじ蒔きできるように竹棒で窪みを付ける


 ネギの種は種がとても小さいため、上手に均一に蒔くことがなかなかできません。種をつまんで指でひねるようにしながら蒔きます。種袋を切ってから種を取出す時、手からこぼれ出して地面に落ちてしまうことがあります。これを防ぐため、いったんボールに種を移してから指で種を摘みます。

   いったん種をボールに移す        指ですじ状にひねり蒔き
 

 種は5~10mm間隔になるように筋蒔きします。しかしながら、時々ぼろりと種がまとまって落ちてしまいます。種を等間隔に蒔くことは経験が必要です。まとまって落ちた種は指で拾い上げて蒔きなおしします。種を蒔き終わると、指を使って土寄せの要領で軽く種の上に土をかぶせます。

     等間隔に蒔いた長ネギの種     指を使って土をかぶせる
 

 長ネギは種を蒔いた後の乾燥に弱いため、昔は種を蒔いたあとにむしろをかぶせたり又は籾殻をまいたりして乾燥を防ぎました。今、その両方が無いため寒冷紗で覆って代用しました。

         乾燥を防ぐため、長ネギの苗床を寒冷紗で被覆

コメント
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