雨上がりの田んぼで、東京薬科大学の環境グループASIATOの学生達が今年最後の稲の脱穀をしました。いつものとおり、私はその支援をしました。10月末の学園祭の間に合うように10月末に最初の脱穀をしました。しかし、学園祭の終わった後に脱穀をするチャンスがなかなかありませんでした。学業の予定や天候の不順によってこの日まで延期されました。
今年最後の稲の脱穀をする学生
11月末の脱穀では途中から雨が降ってきたため脱穀を仕方なく延期しました。また、今月初めの脱穀では前日の雨で湿った稲を竹棒に干したままにしました。
今月初めの脱穀時に干した稲 離れた田んぼから運んだ稲
今回は、今月初めに脱穀できずに干した稲を最初に脱穀しました。その稲を脱穀し終わると、離れた田んぼに干していた稲を運び込みました。これですべての稲を脱穀する準備ができました。
快調なディーゼル発動機で脱穀機を作動
今回も前回と同様に前日に雨が降りました。このため、田んぼは水がたまっていました。学生のうち何人かは素足での脱穀作業でした。この寒空の12月で素足では寒かったろうと思います。でも寒さもなんのその、若さで乗り切りました。
濡れた田んぼを素足で作業 来年用の種籾を脱穀
脱穀の最後、来春に種を蒔いて苗にする種籾を採取しました。このため、種籾をい傷めないように発動機の回転数を落としました。こうすると脱穀機の回転が遅くなって脱穀時に籾を損傷することがなくなります。種籾を採取すると、脱穀機から排出された細かなワラくずを田んぼにばらまきました。
脱穀機から排出されたワラくずを田んぼにばらまき