東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古いgeneral製真空管ラジオ6S-16の修理(6)

2012年01月06日 | 古ラジオ修理工房

 久しぶりの真空管ラジオ修理です。この夏から中断していたgeneral製真空管ラジオ6S-16の修理を再開しました。と言っても、中古のマジックアイ(6E5)が手に入ったため交換しただけなのですが。マジックアイは昔、どこでも安く手に入れることができました。私も、高校の頃に使ったものを山口県の田舎に一本保管しています。

    交換したマジックアイ          上が中古品、下は光らないマジックアイ
 

 新品のマジックアイを手に入れようと秋葉原に行ったことがありましたが、五千円以上の価格とのことで購入をあきらめていました。ところが、今回中古品ですが約半額のものを見つけて購入しました。

          交換後のマジックアイ、少しばかり管の直径が異なる


 子供の頃、マジックアイはとても不思議で神秘的に見えました。今はその役割はメーターになっています。ラジオ放送を受信していて同調していかるかどうか、蛍光色の開閉で視覚的に分かります。

      左上に取り付けたマジックアイ       蛍光が開閉して同調を表示
 

 今回何十年ぶりにこの黄緑色の光に出会いました。そのままソケットに挿入して電源を入れると、黄緑色の蛍光色が発光し、閉じたり開いたりしました。強いラジオ放送局を受信すると完全に閉じ、弱い放送局を受信すると完全には閉じません。この真空管ラジオ、トランジスタラジオ修理の暇を見ては修理しています。チューニング関連や外観などで修理が必要な個所がまだありますので、修理完了まではまだ時間がかかりそうです。ラジオ放送自体は、今のままでも十分に受信できるのですが。

    マジックアイを交換した真空管ラジオ。左は息子のiPad、今と昔の最先端製品

コメント (1)
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