東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

くず粉を作る(3)

2012年01月26日 | 田舎暮らし

 ミキサーで粉砕後に布で汁を濾しましたが、濃い茶色で澱粉があるかどうか全く分かりません。そこで、一時間程度ボールを放置して澱粉が溜まるのを待ちました。以前くず粉を作った時は、根の質が良かったのでたくさん澱粉が取れましたが、今回は根の質が良くないのでだいぶ少ないはずです。

                 ミキサーで粉砕後に濾した濃い茶色の汁


 一時間程度時間が経った頃に、ボール内の濃い茶色の汁を少しずつ表面から流し落としました。やはり思った以上に澱粉は少ないようです。澱粉が多いと、すぐに白く沈殿した澱粉がわかります。底の方の少し溜まっているようです。

   茶色の汁を少しずつ流し落とす         底の方に澱粉らしき物が
 

 濃い茶色の汁を流し落とすと水を追加しました。すると、濃い茶色が薄まりました。澱粉の影響のためか少し白濁しています。同じように一時間程度おいて、澱粉が沈殿するのを待ちました。

                 水を入れてやや濃い茶色が薄まった汁


 一回目と同じように上澄み液を、ボールを傾けるようにしながら流し落としました。そして、一回目と同じようにさらに水を入れて、また一時間程度澱粉が沈殿するのを待ちました。これを3~4回繰り返しました。

     薄まった上澄み液を流し落とす      さらに水を追加して薄まった汁
 

 最後に上澄み液が透明になった頃にようやく、ボールのそこに白い澱粉が見えてきました。しかしながら、澱粉の量はごくわずかでした。小さいスプーンですくえる程度の量の澱粉が、底に張り付くように沈殿していました。この澱粉を取り出すために、ベランダに置いて乾燥させることにしました。

     最後上澄み液を流し落とす       底に張り付くように沈殿した澱粉
 

コメント
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