陸稲畑に行ってみると、だいぶ穂が重く垂れさがりもう1~2週間で稲刈りできそうです。ところで、稲刈りをしている田んぼをよく見かけるようになりました。ただ、稲刈りと脱穀が同時にできるコンバインばかり目に付きます。私は、コンバインを持っていないので、稲刈り,天日干し,脱穀,籾摺り,そして精米と、1つずつ作業しなければなりません。
耕運機で畝間の除草 陸稲の株間は草が残る
今回は、稲刈りがちゃんとできるように最後の草取り作業をしました。最初、耕運機を使って畝間の草取りをしました。そして、株間の草をカマを使って取りました。まだまだ暑い季節なので、さすがにカマを使って一株一株草を取っていると汗が出てます。適度に休憩を取りながら水分補給しました。
稲穂、ところどころカメムシなどの害虫被害で茶色に変色
なお、穂を観察すると茶色に変色している粒が多くありました。これはカメムシがお米の胚乳を吸ったためではないかと思います。農薬をまったくまいていないので、どうしても害虫の被害を受けやすくなります。このようなお米は等級的は下になると思います。しかし見た目が悪いだけで、ちゃんと食べることができます。
除草後、株元に土寄せ 土寄せ終了後の陸稲
陸稲の除草が済むと、株元に土寄せをしました。今年は台風が来ないのでよいのですが、この土寄せをしておかないと大風などで陸稲が倒れてしまいます。倒れると、稲刈りなどの作業が大変になりますし、収穫量が減ります。このため、陸稲は土寄せが欠かせません。今年の陸稲は試作程度の少量でしたので、手で草刈りして土寄せできました。来年からは量を増やすので、土寄せする機械を使ってみようと思います。
畝間株間の草刈りを終え、土寄せも完了した陸稲