先月種をまいて苗を育てていたキャベツがだいぶ大きくなりました。このため、苗を本畝に植え替える作業をしました。植え付ける場所を耕運機で丁寧に耕し、発酵鶏糞をほどこしてさらに何度か耕運機で耕しました。キャベツが結球するのにはそれなりの肥料が必要ですので元肥として発酵鶏糞を入れました。レーキを使って畝の形を整え終わると、黒マルチで覆いました。
発酵鶏糞を入れ耕運機で耕運 畝を黒マルチで被覆
植え替えるキャベツの苗ですが、種まき後に台風がきました。このため、苗の半分がダメになり2週間後再度種をまいて苗を育てました。下の画像で、Aは最初に種をまいて育てたキャベツ苗、Bはその2週間後に種をまいて育てた苗です。今は、両者の育ち具合に差がありますが、植え替え後は差が縮まると思います。
Aは最初に育苗のキャベツ苗、Bはその2週間後に育苗したキャベツ苗
黒マルチに60cm間隔で穴を開けた後、キャベツ苗を移植しました。ポットから取り出して根を傷めないようにほぐしてから穴の中に挿入しました。苗すべてが活着すると良いと思います。なお、予備としてポット苗を1つ残しておきました。全ての穴にキャベツ苗を移植し終わると、先日作った竹製U字片支柱を差し込みました。
キャベツ苗を本畝に移植 竹製U字型支柱を差し込む
竹製のU字型支柱を差し込み終わると、寒冷紗を被覆しました。畝の長さを7m位にしたので、寒冷紗は標準売りの1.8m x 10mの長さのものを使いました。以前は、不織布を使っていたのですが慎重に扱わないと傷みやすいため、今は寒冷紗に統一しています。なお、不織布は発芽時の保温,防虫用だけに使っています。
竹製支柱の上を寒冷紗で被覆 寒冷紗の裾を土寄せ
このまま、順調にキャベツが育てば11月終わりには寒冷紗を取り外すことができます。そして、12月には初収穫することができます。私はキャベツを使った料理が大好きなので、今から楽しみにしています。ただ、山口県で栽培したことがないので、山口県の気候や害虫などを経験したことがありません。今年の経験を来年につなげようと思っています。
寒冷紗ごしに見たキャベツの苗、活着して欲しいものです