前回、天気雨の中で小麦を脱穀しました。今回、脱穀後の麦藁を細断をしようと小麦畑に行きました。すると、がっかり!!脱穀後の麦藁にブルーシート2枚をかぶせていたのですが、1枚が風雨で飛ばされていました。おまけに、雨で麦藁の半分がびっしょり濡れていました。
ブルーシート1枚が外れている 濡れた小麦藁を撤去
濡れた麦藁は、細断できません。細断できてもカッターにとても負担がかかります。また、細断後のワラは湿っているため遠くに飛びません。このため、濡れて湿った麦藁を竹竿にかけて干すことにしました。乾いた後に細断します。
雨でぬれた麦藁を竹竿にかけて干す、乾燥後に細断
半分の麦藁は湿っていましたが、残り半分は雨に濡れておらず乾いていました。この乾いた麦藁を今回細断することにしました。細断作業の前に、カットする藁の長さを調整しました。今回は、15cmの長さでカットできるようにカッターのギアを調整しました。
15cmで細断できるようギア調整 いよいよ細断、発動機を始動
発動機を始動すると、脱穀機を動かしたときと同じようにベルトでカッターを動かします。カッターが回転し始めると、次にクラッチを入れて回転刃が勢いよく回るようにします。そして、少しずつ麦藁を入れると15cmの長さで麦藁が細断されます。細断された麦藁は、数メートル先に飛ばされます。
カッターに少しずつ麦藁を挿入、細断された麦藁は数m先に吹き飛ばされる
1時間位作業したでしょうか、麦藁は細断されて山のように積み上がりました。干した麦藁が乾いた頃、もう一度この畑でに来て細断します。細断した麦藁は広く畑に散布して、トラクターで土に混ぜるように耕耘しようと思います。竹竿に干した湿った麦藁、雨で濡れないようにブルーシートをかけておきました。
山のように積み上がった、細断された麦藁 乾燥中の麦藁、ブルーシートを被覆