東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

猛暑の中、西洋大鎌(scythe)を使って畑の草刈り

2013年07月10日 | 草刈り,整地



 ハンマーナイフモアを使ってオリーブ畑の草刈りをしようと思いました。ところが、先日の豪雨時に少し濡れてしまいました。このためでしょうか、豪雨以降さっぱりエンジンがかからなくなりました。火花は飛ぶので、タンク内かキャブレター内に水が入ったようです。こうなると、キャブレターを分解しなければなりません。さらに普通の草刈機も調子が良くありません。
 このため、今回は久しぶりに大鎌(scythe)を使って草刈りしてみることにしました。大鎌には、日本に古くからある笹などを刈る大鎌と、西洋から入って来た主に牧草を刈る大鎌(scythe)があります。今回使うのは大鎌(scythe)です。

        〇の部分を緩めて、取っ手をスライドさせて持ちやすい位置にする


 この大鎌(scythe)、私が小中学生の頃に牧草を刈るため日常的に使っていました。普通の手持ち鎌は刈り取る範囲が狭いのですが、この大鎌(scythe)は一気に広い範囲を刈ることができます。エンジン式草刈機ができる前は、この鎌が重宝していました。刈り取った草はそのまま天日で乾燥し、夕方乾いた頃に集めて牛に食べさせていました。

   腰を使ってリズミカルに大鎌を振る         刈り取った広い範囲の草
 

 大鎌(scythe)を使う前に、取っ手を持ちやすい位置に調整しました。砥石で刃を研いだ後、雑草を刈り取る作業に入りました。この大鎌は地面を滑らせるようにして刃を動かすと、楽に綺麗に刈ることができます。しかし、この畑は大きな石が所々露出しています。そのため、大鎌の刃を地面から数センチ浮かして草を刈らないと石に当たります。このため、このオリーブ畑は草がとても刈りにくい畑の一つです。
 この炎天下、1時間近くこの大鎌(scythe)を使っていると、滝のように汗が噴き出てきました。あまりの暑さに、頭もくらくらするような気がしてきました。水分補給用の水筒を持ってくるのを忘れたこともあり、正午前に退散することにしました。やはり、効率的に草を刈り取ることができるとはいえ、この炎天下で大鎌(scythe)を使うのは無茶だったかもしれません。秋冬に使おうと思います。

    久しぶりに使ってみた大鎌(scythe)、猛暑の今使うのは無理か

コメント (11)
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