小山田緑地サービスセンターで少し休憩し、次に小山田緑地公園の梅木窪分園に行きました。ここからは、ゴルフ場をぬうように道が続いています。最初、狭い窪んだ山道を登っていくと、吊り橋がありました。こんな場所に吊り橋が必要なのかと思いました。生活用の橋ではなく、あきらかに観光か景観用の橋ではないかと思います。吊り橋を渡らないでよいコースもありましたが、このさい吊り橋を渡ってみました。
笹に囲まれた窪んだ山道 この吊り橋を渡るとなだらかな丘
吊り橋を渡り終えると、なだらかな整備された山に着きました。整備されている理由は、この一帯がゴルフ場ばかりだからでしょう。脇道をそのまま歩いていると、いつの間にかゴルフ場の中に迷い込んでしまいました。一般人は入ってはいけないように思いましたので、そそくさと元来た山道に引き返しました。
広大なゴルフ場に迷い込む、元来た山道に戻る
次に、丘の上に続く小道をどんどん進みました。そして、休憩所に向かって降りて行きました。降りると、梅が咲いている広場がありました。そこには休憩用のイスが置いてありましたので、座って少しばかり休憩しました。
休憩所に降りる丘の小道 休憩用のイスがたくさんある広場
広場内のテーブル付きのイスに座っていると、二匹の猫が寄ってきました。しかし、一定の距離に近寄ると逃げ出してしまいます。目がきりっとしているため、全くの飼い猫ではなさそうです。休憩している人からおこぼれをもらっているのでしょうか?
君は、飼い猫?それとも野良? 休憩所すぐ近くのゴルフ場
休憩所からしばらく道なりに小川に沿って下ると、丘に向かう小道に入りました。この周辺には、東京国際ゴルフ倶楽部のゴルフ場がたくさんあります。ちょっと道を外れたり迷ったりすると、すぐゴルフ場に入り込んでしまいます。
私が日立に勤務していた頃、ゴルフを習うチャンスがありました。確か箱根のゴルフ場で初心者を集めての講習会だったのですが、登山と重なったため行けませんでした。今、大人の心得としてゴルフを習っておけば良かったと少しばかり後悔しています。
トンボ池に向かう整備された小道、敷かれているのはムシロ
ゴルフ場を抜けると、再び丘を降りる小道に出ました。ここからは小山田緑地公園の大久保分園です。竹林などの横を通る小道をどんどん下っていくと、トンボ池に到着です。この池、夏には葦が生え広がり、トンボの幼虫であるヤゴがたくさん住んでいるそうです。ヤゴは、小魚や昆虫などの小動物を食べて成長します。それだけ、たくさんの生き物が住みつく池なのでしょう。池に張り渡された木道を通って、池の上を歩きました。
池の上に渡された木道 ゴルフ場に囲まれたわずかな広場
ゴルフ場を左右に見ながら歩道をどんどん歩きました。すると、広大なキャベツ畑が見渡せました。ここで収穫されたキャベツは近くのスーパーなどに卸されるのでしょう。キャベツの玉が無かったので、すでに収穫した後なのでしょう。でも良く見ると、わずかに白菜が残っており、麦が少し植えられていました。白菜の時期はすでに終わっているので、何らかの理由で収穫できなかったのでしょう。麦はそう多く植えられていないため、収穫するためではなく土地改良のために植えられているのだと思います。キャベツ畑を左手に見ながら進むと、山中分園に着きました。ここまで来ると、町の賑やかさが伝わってきます。大妻女子大学脇を通って、京王線の唐木田駅に着きました。
今回の小山田緑地ウォーキングでは、最初バス路線を間違えてしまいました。しかし、ほど良いいい汗をかくことができ、夜はよく寝ることができました。
広大なキャベツ畑、残された白菜と麦が見える
小山田緑地サービスセンターからは、もっぱらゴルフ場の間を通り抜けるコースを歩きました。今度東京に来ることがあれば、また八王子近くを歩いてみようと思います。20歳代のように丹沢山系や奥多摩を歩くほどの元気も時間的余裕がないので、この町田周辺か高尾山周辺のハイキングコースを歩いてみようと思います。
今回歩いた小山田緑地公園のハイキングコース(後半)