東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

柳井市 平郡島 大嶽ウォーキング(1/2)

2015年04月17日 | 歴史探訪他ウォーキング



 来月5月は柳井市の平郡島をウォーキングします。そのため今回、数人でその下見に出かけました。いつものウォーキングは10時頃に集合です。しかし、フェリー出港時刻に合わせるため、JR田布施駅に7:50頃に集合しました。そして、JR田布施駅を7:54発の電車に乗って柳井港まで行き、8:30発のフェリーに乗船しました。

    柳井港を出港         平郡西港を経由           平郡東港で下船
  

 柳井港を出港すると、伊保庄,皇座山,そして周防大島などを船は通り過ぎます。私は周防大島,上関,祝島などを何度も訪れました。このため、地図上での平郡島の位置がだいたい分かります。しかし、初めて訪れた方はその位置関係が分かりにくいようでした。なお、平郡島は架橋されない山口県最大の島とのことです。

             島々や半島との平郡島の位置関係、黄線は今回の航跡


 フェリーは、平郡西港でいったん停船後、目的地の平郡東港に向かいました。平郡東港に着くと、今回ウォーキングする大嶽の岩が山頂に見えました。大嶽は平郡三景の一つです。一度行ってみたいと思っていました。

               平郡東港から見上げる、「大嶽」と呼ばれる巨岩


 平郡東港に着くと、周りを眺めながらしばらく大嶽に向かって歩きました。すると、大嶽ふもとの海童神社まで車に乗せていただくことになりました。海童神社に着くと、神社拝殿内を見学させていただきました。拝殿内で印象的だったのは天井周囲に飾られた板絵の数々です。板絵には「柿本人麻呂」「小野小町」「猿丸大夫」の名前が墨書きされていました。このため、百人一首がモチーフにされている板絵にちがいありません。ついでに、とても立派な御神輿を見せていただきました。そして、海童神社から大嶽までも案内していただきました。ありがとうございました

     平郡東小学校          車で海童神社へ        海童神社の拝殿
  

 海童神社から大嶽に向かいましたが、途中さまざまな棚田跡がありました。ほとんどが荒れ果てていました。この島に住む方々が、何百年に渡って汗を流しながら作りあげてきた棚田ではないかと思います。かつて多くの方々が往復していたであろう棚田を想像しながら、大嶽に登りました。

       大嶽に向かう山道    林間から見えた平郡東地区       途中で休憩    
  

 大嶽へは思ったよりも急な登りでした。歩程は1時間程度ですが、歩き慣れない方にとっては難所です。何度も休憩しながら一歩一歩登りました。数日前の雨で所々がぬかるんでいたため、注意しないと足が滑ってしまいバランスを崩してしまいます。私は案内をする方になんとか付いて行けましたが、他の方々は難渋したようです。特にA君、大変な思いをしてお疲れ様でした。しかし、大嶽の上に登り着くと、その絶景に疲れが吹っ飛びました。大気が澄んでいると四国などが目の前に見渡せるとの事です。

                 疲れが吹っ飛んだ、大嶽からの絶景

コメント
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