東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町郷土館「織物と染物の歴史展示会」に付随して藍染め体験(6/7)

2020年10月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 郷土館が主催する藍の生葉を使った藍染め体験が、そろそろ終盤に近づいてきました。先日田布施町のガールスカウトの方々が、藍染め体験のためやってきました。体験にさける時間が少なかったため、叩き染めだけ体験していただきました。
 私は20年くらい前に、東京でボーイスカウトの指導をしていました。主にカブスカウトでしたが、隊長や副隊長の他に子供達の親有志によって子供達を導いていました。指導者自身のための訓練があり、山中湖にある指導者養成コースに行ったことがあります。なお、この田布施に帰ってから、ほんのわずかですが田布施のボーイスカウトにご協力したことがあります。

         生葉を使った藍染め(叩き初め)を体験中


 私が指導していたカブスカウトは、主に小学低学年生が中心でした。まだ、集団活動に慣れていない子供達でしたので、それなりに大変だったように思い出します。4月に入団した子供達を最初、集団遊びを通じて挨拶や列の並び方から教えたように思います。勝手に1人遊びしていた子供も、1年経過するとそれなりに集団活動できるようになります。自分だけの時間とみんなと一緒の時間を、使い分けることができるようになるのです。基本的に、ハイキングやキャンプなどの野外活動が中心でした。この活動は、私自身も何がしか成長させてくれたように思います。そして、今活動している少年少女発明クラブや放課後学習成器塾に生きているように思います。

  綺麗に藍葉を並べる    叩いて葉汁が染みる   アイロンをかける
  

 さて、田布施町のガールスカウトの方々による楽しい藍染め体験、素敵な作品ができあがりました。藍葉の形どおりに布が染まりました。染めた布を厚めの布に貼り付けて、四角や丸の形にピンキングバサミで縁取りしました。これで、染めた布をコースターとして使えるようになりました。今回の作品に日付と名前を書けば、何年経っても思い出の作品になると思います。

  ピンキングバサミで丸く縁取り     藍染め体験をしたガールスカウトの方々
 

コメント
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