東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾 手芸教室でポケットティッシュケース完成、手縫いマスク作り

2020年11月26日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 二週間ぶりの小学校放課後学習 成器塾「手芸と調理教室」でした。今年はコロナのため、約半年間教室はお休みでした。今回はポケットティッシュケースの完成と手縫いマスク作りでした。早くも手縫いマスクが完成した子は、そのマスクを薄い橙色に染めました。紅花染めです。家庭科の授業がまだ無い四年生は、当然のことながら裁縫キットや裁縫箱はありません。縫い方など、指導員が付きっきりで指導していました。私も、呼ぶ子供達の間を駆け回るように教えました。私は裁縫が得意な方ではないのですが、春先に手作りマスクを何十枚か縫った経験が役に立ちました。

        子供達が手縫いした布マスク片をアイロンがけ


 ほとんどの子供は、布をマスクの形に切り抜いたところからスタートしました。そのため、針と糸の運針から始めました。私が小学生の頃の家庭科でも運針が最初だったように思います。子供達の縫い方を観察すると運針があまり上手ではないように思いました。私が習った運針は、右手で針を持って固定し、布を持った左手をリズミカルに針に重ねるようにしていました。聞くと、私が習ったような運針をまだ教わっていないようでした。

   紅花の染色器具    針と糸でマスクを縫う   布マスクほぼ完成
  

 六年生は布マスクを早く作ることができました。縫い終わると、夏に収穫した紅花を使って染色しました。黄色に近い橙色に染めあがりました。染まると流水で余分な色を流します。天日で乾かして完成です。ところで、先月から続けてきたポケットティシュケースを全員が完成しました。下右画像が、子供達8人が制作した8個のポケットティシュケースです。次回は、全員が手縫い布マスクを完成して染色します。そして、できた子から順にクリスマス飾り作りに入ります。

    手縫い布マスクを紅花染め       完成したポケットティシュケース
 

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