東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

城南地区に残るハゼの大木から実を採集、そして種まき(2/x)

2021年01月10日 | 樹木,果樹

 先月種を採集したハゼの実の種まきをしました。種まき時期がさっぱり分からないため、二期に分けて種まきすることにしました。一期目は、真冬の今です。ハゼの種の性質が分からないため、あえて今にしました。品種にもよるのですが、麦は一度寒さに当たらないと春からの成長が思わしくありません。万が一ハゼにそのような性質があると、春に種をまいても芽が出なかったり成長が遅い恐れがあります。そのため、一期目としてあえて真冬の今種をまいてみました。

    ハゼの種子を覆う皮を外す。右:ハゼの種子,左:ろうを含む皮

 ちなみに二期目は春の4月か5月に種まきする予定です。なお、畑に種をまいても雑草に負ける可能性があります。そのため、大き目の植木鉢に種をまきました。そして、畑に穴を掘って埋めておきました。まずは芽が出ることが目標です。幸運にも芽が出たら、2年位育苗して畑脇に移植しようと計画しています。その後順調に育てば、その7年後頃には実ができるのではないかと思います。何と気の長い話だと思います。いずれは久留米市のように、ハゼろうが取れるほどに育てたいものです。

   植木鉢を用意      四粒のハゼの実     畑に半ば埋める
  

コメント
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