東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

冬越し中の麦類と小動物

2021年01月21日 | 麦,穀類,雑穀

 真冬の今、野外の動植物は越冬中です。麦畑に行ってちゃんと越冬しているか調べてみました。まずはオートミール(裸燕麦)です。相変わらず背が低いままですが元気そうです。次に小麦を見ました。去年まではパン用小麦を育てていましたが、今年はパスタ用小麦を育てています。両者では越冬中の姿が違うのに気が付きました。前者は葉が立っている立性なのに、後者は葉が地面に張り付くようなほふく性です。後者はより寒い地域で育つ麦とのこと。

          麦畑で少しだけ麦踏みをしてみる


 地面を少し掘り返すと越冬中のカエルがいました。この付近にたくさん住んでいる土ガエルです。畑の地面下で越冬しているんですね。また、畑傍の落葉を歩いていると、落葉の下からカサカサとキリギリスの仲間が出てきました。土ガエルもキリギリスも逃げようと動くのですが、寒いため簡単に捕まえることができました。

 オートミール(裸燕麦)    越冬中の土ガエル   越冬中のキリギリス
  

 麦畑の地面をよく見ると、雑草も冬越ししているようです。空いた時間に、耕運機を使って耕運除草しようと思います。3月過ぎれば、麦はぐっと立ち上がりますので土寄せしようと思います。今年はぜひこの小麦でパスタを作ってみたいと思います。パスタを作りたいと思ったきっかけは、長崎の外海地区で作られている手延べパスタです。訪問時、製法を聞いておけばよかったです。

  地面にほふくして越冬中の小麦       麦踏みした後の小麦
 

コメント
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