東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 室積 西ノ庄~東ノ庄 史跡巡りウォーキング(6/6)

2022年04月09日 | 歴史探訪他ウォーキング

 この史跡巡りウォーキングも最後になりました。そして、最後の道筋でもたくさんのお地蔵様に出会いました。この室積は特別なのか、他地区と比べてお地蔵様がとても多いように思います。以前、室積海水浴場沿いの街道を史跡巡りした時も、数十mごとにお地蔵様が安置されていました。それだけこの地域は歴史が古く、信心深い人が住み続けてきたのでしょう。それがよく分かるのは、古道にはお地蔵様が多く安置されていますが、最近開発された団地などではお地蔵様を見かけません。


          大隅稲荷社の百個近く並ぶ真っ赤な鳥居群


 光寿苑を左に見ながら歩くと、真っ赤なたくさんの鳥居が見えてきました。鳥居前に着くと大隅稲荷社と分かりました。稲荷神社は真っ赤な鳥居が本殿までたくさん並んでいます。この大隅稲荷社は入口が三ヶ所あり、三ヶ所から真っ赤な鳥居が本殿まで続いています。そもそも稲荷社はなぜこんなに鳥居が多いのでしょうか。

大隅稲荷社傍の地蔵様24   屋根付き地蔵様25     道角の地蔵様26
  

 真っ赤な鳥居をくぐり本殿に行きました。そして、鳥居を反対側に抜けて大隅稲荷社から出ました。ところで、鳥居は鉄製なのか錆びて倒れそうな鳥居がいくつかありました。このままで10年以内には倒れる鳥居もあると思います。今後ちゃんとメンテナンスできるかどうか心配になります。別の稲荷社のことですが、将棋倒しに倒れている鳥居を見たことがあります。 

  屋根付き地蔵様27     座像の地蔵様28    最後に見た地蔵様29
  

 大隅稲荷社を出ると古い街道を西に向かいました。その後も、数十mごとにお地蔵様が安置されていました。室積に限らないのですが、お地蔵様の言われを知らない方が多いことに気が付きます。その土地で生まれ育った方(主に男性)に聞くと分かることがあります。しかし、よそから嫁いできた方や引っ越して来た方はご存じない方が多いです。今の時代、仕方がないことなのでしょう。
 その後どんどん歩いて、お地蔵様24から最後のお地蔵様29までお会いしました。そして、出発地点に戻りました。今回の史跡巡りウォーキングに参加された方々、お疲れさまでした。次回は柳井市伊保荘の山側の史跡を中心に巡ります。

     光市 室積の西ノ庄,東ノ庄史跡巡りウォーキングのコース

コメント
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