東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

旧大和町岩田周辺史跡巡りウォーキング(4/4)

2022年10月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 昼食休憩が終わると、バナナを栽培する巨大なビニールハウス群に向かいました。下見の時に道を迷ってしまい偶然にそのバナナ園に遭遇しました。その時バナナ園を管理している方の1人がおられました。その方に、収穫したバナナを里の厨などで売っていることなどを聞きました。その話を皆さんにしました。バナナ園を過ぎると、不思議な石柱がある場所に行きました。石柱には何か掘られていましたが読めません。祠か何かの記念碑があったのではないかと思います。

         正法院の本堂で仏さまを拝んだ後、小休止


  次に、下見の時に探すのに往生した薬師堂に行きました。普通の民家に見える薬師堂に入り仏様を拝みました。下見時にこの薬師堂を教えていただいた方が隣の畑におられたため、ご挨拶しておきました。この周辺には、薬師堂,観音堂,地蔵堂、祠などたくさんの民間史跡があります。昔から信心深い方々が多く暮らしていたのでしょう。

 バナナ園の小道を散策     不思議な石柱      薬師堂内の仏様
  
 
 続いて、山陽本線の線路を跨いで正法院に行きました。ご住職の奥様のご了解を得て、本堂に上がって仏様を拝ませていただきました。ありがとうございました。本堂で少しばかり水分補給と休憩を取りました。この頃になると少しばかり暑くなりました。水分がどんどん体の中に入っていきます。正法院にある大師堂は防陽八十八箇所霊場七十四札所です。

 正法院の大師堂(防陽七十四番札所)    才役大師堂防陽(七十五番札所)
 

 正法院を出て20分位歩くと才役大師堂に着きました。峠道にある大師堂です。建物や周辺は比較的綺麗に管理されていました。地元の方々が大切にしているのでしょう。
 ところで、これまで訪れた観音堂や大師堂などに若い方はほとんど関心がないようです。ここ20年位の間には廃れてしまうのではないかと危惧しています。地域の民間信仰はもう受け入れらず引き継がれない運命にあると思います。才役大師堂を出ると、JR岩田駅に向かいました。史跡巡りウォーキングに参加された方々、お疲れさまでした。

        旧大和町岩田周辺の史跡巡りウォーキングルート

コメント
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