先日、柳井市伊陸の氷室亀山神社に行ってきました。何故訪れたのかと言うと、この神社では毎年4月の天神祭で牛車が出るからです。田布施町の菅原神社でもかつては牛車が出ていたのに、今は廃れてありません。なぜ田布施では廃れて、伊陸では残っているのかを調べるためでした。
伊陸天神祭の牛車のことを地元の方に聞くと、今や牛を飼っている農家がいないため借りてくるとのことでした。そのために二千円位/個人を負担するそうです。伊陸でも牛車を出すのは大変のようでした。
立派な氷室亀山神社の入口 神社通りの石鳥居
もう一つ興味を引いたのは、天神祭への地区の方々の関わり方です。田布施の菅原神社の天神祭は三つの地区(新町,天神,本町)が担当(「受町」と言う)を交代します。しかし、担当以外に、巫女舞と余興も交代するため毎年なにがしかの担当が回ってきます。ちなみに今年は、受町は新町、巫女舞は本町、余興は天神です。これらの負担は並大抵ではないように思います。例えば、昔は巫女舞をする女の子は一つの町内ですぐ見つかったそうですが、今は女の子が少なく三つの町で探すそうです。
一方、伊陸の氷室天神は14地区の2地区が交代で担当するそうです。これならば、7年に一度の負担だけですみます。
4月には牛車が出る柳井市伊陸の氷室亀山神社
田布施町には祇園祭りと天神祭りの二つのお祭りがあります。薬師川の南側の町が天神祭りで、北側の町が祇園祭りです。天神祭りの分担表や進行表を総代のご厚意でいただきました。それを基にして牛車が出ていた昔の田布施の天神祭を調査しようと思います。
田布施町の菅原神社、かつての天神祭は市場があり牛車が出るなどとても賑やか
最新の画像[もっと見る]
ウォーキングは、来れる時にきままに来てください。
※15日夕方、東京から帰ってきました。