東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

うるち米の穂ばらみ期と走り穂

2005年08月07日 | 田舎暮らし
 連日の猛暑が続いています。黒米が出穂したと思ったら、うるち米も穂ばみ期になり一部出穂し始めています。一番多く作っている、うるち米(キヌヒカリ)が分げつを終わり穂ばらみ期を迎えています。穂が茎の中にあるので茎が膨らんでいます。そして、走り穂が出ました。走り穂とは、ぽつぽつと最初にでる穂のことです。もち米(満月)はまだ穂ばらみ期ではないですが、うるち米を追いかけるように穂ばらみ期を迎え出穂をはじめると思います。

 出穂を迎えると同時に、スズメ対策として防鳥網を早く張らなければなりません。9日から各田んぼに少しずつ防鳥網を張ろうと思っています。去年は台風で何度か網がめくれたので、今年は強固に張ろうと思います。

 これからのシーズン、秋ジャガイモの植付け、ソバの種まき、キャベツ・ブロッコリー・レタス・白菜など秋野菜の育苗なども忙しくなりそうです。もちろんそのための耕運や畝作りもしなければなりません。猛暑の中で辛い農作業が続きそうです。
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古代米(黒米)の出穂と花

2005年08月03日 | 田舎暮らし
 田んぼを回っていると試作している古代米のうち黒米の穂が出ているのを発見しました。数年ぶりに見る黒米の穂でとても懐かしくなりました。8月10日から田んぼに防鳥のための網を張りますが、農協にさお50本(16mm x 180mm)と紐500mを発注しておきました。金額は8,400円で私が先払いしました。1週間後頃に鈴木牧場に持ってきてもらうことにしてあります。

 ところで、先日の別所小学校の田んぼ草取りの写真を小学校に持っていきました。そして、次のようにメールを送っておきました。
 ==== 暑い日々が続いています。先日は田んぼの草取りご苦労様でした。今日別所小学校に田んぼの草取りの写真をお持ちしました。クラス内で回覧するなどお役立てください。
 ところで、8月10日から13日の10時~12時に、大事な稲をスズメに食べられないように田んぼに網を張っていきます。また、麦の脱穀と唐箕選などをします。もし、予定があいている子供達がいれば親子で来て見学するなり手伝うなり、川で遊ぶなりしてかまいません。
 今田んぼでは、古代米(黒米)の穂が出て花が咲いています。これから9月にかけて他の品種の穂もどんどん出て花が咲くようになります。====
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古代米3品種の試作

2005年08月01日 | 田舎暮らし
 過去に赤米や黒米などの古代米を何種類も作っていましたが、品種の管理が大変なので、また売るルートも無くなったので、ここ数年作っていませんでした。しかし、今年は普通のうるち米(絹ヒカリ)ともち米(満月)の2品種に加えて、数年ぶりに古代米を試作ですが作っています。

 試作している古代米は次の3品種です。結果がよければ来年はこのうちの2品種を多く作ってみようと思います。 1.黒米 朝紫黒 もみの色が黒い。 2.赤米 神丹穂 のぎの色が赤くてきれい。 3.赤米 観246号 穂が桃色。特に赤米が実ると田んぼ一面が赤く染まるのでとてもきれいです。風にたなたびく赤い穂は、見ていてとても美しいものです。出穂が楽しみです。
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