東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

放課後学習 成器塾、刺し子のコースター製作

2022年10月16日 | 子供の育成関連

 

 小学校の放課後学習成器塾が3ヶ月ぶりに再開しました。今回は3コマ目の刺し子コースター製作です。去年は2コマで完成までもっていけたのですが、今年は4コマ使いそうです。早い子は今回の3コマ目で完成しましたが、ほとんどの子は次回で完成しそうです。
 今年は去年と比べて模様が複雑だったことが時間がかかった原因のようです。来年は2コマで完成できる簡単な模様にしようと思います。時間がかかっている刺し子ですが、子供達みんなワイワイと井戸端会議のように楽し気におしゃべりしながら裁縫していました。私はもっぱら手回しミシンを指導しました。

      子供も指導員も、楽し気に井戸端会議しながら裁縫


 今後の放課後学習 成器塾は残り8コマしかありません。年内は、刺し子のコースター(残り1コマ),ポケットポケットティッシュケース(2コマ),干柿作り(1コマ),クリスマスフェルト(2コマ)をする予定です。そして、来年は小豆を使ったお汁粉(2コマ)です。ちなみに1.5H/コマです。

各色の糸と手回しミシン   どの色の糸を選ぼうか   指導員に教えてもらう
  

 今回の成器塾で私はもっぱら手回しミシンを教えました。糸がほつれないようにする折り返し縫い、角の曲がり方などを教えました。ところで、足踏みや電動ミシンは速度調節が難しいです。そのため子供は使いずらいと思います。その点、手回しミシンは自分で早さを楽に調整できます。ただし、高速には縫えません。手回しミシンが使われなくなった原因は、高速に縫えないことだと思います。ですが、ミシン初心者の子供には最適なミシンだと思います。

  ゆっくりと手回ししてミシン縫い   アイロンをかけてコースター完成です
 

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小麦の種まきに備えて草刈り

2022年10月15日 | 麦,穀類,雑穀

 11月中旬、元ジャガイモ畑に麦の種をまくつもりです。隣の小豆畑を含めて雑草が生え放題のため草刈りをしました。広い畑ですので、最初ハンマーナイフモアを使って全体を草刈りしました。その後、ハンマーナイフモアでは刈り取れなかった隅っこを草刈機で刈り取りました。ハンマーナイフモアですが、刈り取り幅が40cmのため、畑全体を刈り取りためには時間がかかりました。今考えれば、刈り取り幅60cmのハンマーナイフモアにしておけば良かったと思います。

    渋柿を育てている畑に生えている背が高い草を刈り取り中


 元ジャガイモ畑の草刈りを終えた後、小豆畑を草刈りしました。その小豆畑をよく見ると、鞘がとても痩せています。今年もカメムシが発生しているため小豆の収穫は期待できません。がっかりです。乾いた鞘から小豆を取り出してみましたが、良い小豆は数粒でした。やれやれ。
 ところで、小学校の放課後学習で子供達に小豆を使った料理を教えようと思っています。その時、鞘から小豆を取る作業を体験してもらおうと計画しています。しかし、今年の収穫量だと体験できるか微妙です。

ハンマーナイフで草刈り    ほぼ草刈りが完了   植え付け後初めての渋柿
  

 小豆畑の草刈りが完了すると、畑に隅に植えた渋柿周辺の草刈りをしました。4年前に植えた渋柿(品種:大核無)の苗、初めて実がなっていました。実は一つだけでしたが嬉しくなりました。近年の温暖化に備えて晩秋に実がなる渋柿を植えたのです。まだ緑色ですので、11月に収穫できると思います。渋柿周辺は土手になっており、草刈りしにくい場所です。後日また草刈りを続行しようと思います。

     草刈りする前の土手         草刈りした後の畑の土手
 


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害虫アワメイガの被害により、今年は硬質トウモロコシが不作

2022年10月14日 | 麦,穀類,雑穀

 少ないものの、毎年のように硬質トウモロコシを栽培しています。子供の頃に焚火や風呂焚きなどで焼いて食べていた実が硬いトウモロコシです。スイートコーンではないので甘くはありませんが、噛むほどに美味しさが口内に広がります。今年は、害虫(アワノメイガ)にやられて少ししか収穫できませんでした。無農薬だと本当に収穫量がありません。今年は、もったいなくて食べることができません。全量、来年の種まきに使います。

         わずかしか収穫できなかった硬質トウモロコシ


 アワノメイガは本当にやっかいな害虫です。トウモロコシの芯に潜り込んで食害するのです。芯がもろくなり、ちょっとした風で折れやすくなります。また、実に入ると人間が食べるところが無くなります。一番良い栽培方法はハウス全体を寒冷紗のような網で覆うことです。しかし、我家ははそんな大規模なハウスは設置できません。こまめにトウモロコシ畑を見回り、虫がいれば摘まみ取ることしかできません。経験的には寒い地域の方が害虫の被害が少ないような気がします。

  実入りの少ないトウモロコシの穂      乾燥中のトウモロコシの穂
 

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田布施町少年少女発明クラブ 今月は巣箱の製作

2022年10月13日 | 歴史探訪他ウォーキング

 

 今月の少年少女発明クラブは木工製作で、巣箱と小箱を1年ごとに交互に製作しています。今年は2年ぶりに巣箱の製作です。ちなみに去年はコロナ惨禍で木工製作はできませんでした。
 最初、子供達に18cm x 200cm 厚さ1.5cmの間伐材を配りました。間伐材にした理由はは、入手が容易なこと、安価な事です。また、木目がたくさんあり地肌がざらざらしているため、巣箱として小鳥に抵抗感が少ないのではないかと思ったからです。今回は子供の数に合わせて、20枚購入しました。なお、私の車はセダンのため一度に20枚は載せることができません。2回に分けて運びました。

    間伐材に線を引いたり、ノコギリでもくもくと切断している子供達


 間伐材と同時に、巣箱の寸法付き立体図を子供達を渡しました。また、見たり触れるように実物の見本も用意しました。この立体図を元にして二次元平面である間伐材に線を引きます。低学年生はやや難しいため、指導員が立体の寸法を間伐材に書き写す方法を教えました。それが終わると、子供達自身が考えて書き写します。正確に書き写すことができれば、ちゃんとした巣箱が出来上がります。そうでなければ、巣箱に組み上がることができません。

 間伐材を子供達に配布   採寸の方法などの講習  間伐材に丁寧に線を引く
  

 間伐材に線を引くと、ノコギリを使って線に沿って切ります。ここで大切なことは、板の真上から見て切ることです。斜め横から見て切ると、切断面がどうしても傾いて切れます。そんな子が少なからずいました。そんな時は、再度線を引いて切り直しします。間伐材は2mあるため、失敗した板を捨てて切り直すことができます。子供の個性の違いが、製図や切り方などに出るんですね。早い子、遅い子、丁寧な子、雑な子、マイペースな子、指導員によく聞く子、そうでない子など、さまざまです。私は事故や怪我の恐れがない限りは手出ししません。

  立体図から二次元の板に線を引く     線に沿って次々に板を切る
 

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旧大和町岩田周辺史跡巡りウォーキング(4/4)

2022年10月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 昼食休憩が終わると、バナナを栽培する巨大なビニールハウス群に向かいました。下見の時に道を迷ってしまい偶然にそのバナナ園に遭遇しました。その時バナナ園を管理している方の1人がおられました。その方に、収穫したバナナを里の厨などで売っていることなどを聞きました。その話を皆さんにしました。バナナ園を過ぎると、不思議な石柱がある場所に行きました。石柱には何か掘られていましたが読めません。祠か何かの記念碑があったのではないかと思います。

         正法院の本堂で仏さまを拝んだ後、小休止


  次に、下見の時に探すのに往生した薬師堂に行きました。普通の民家に見える薬師堂に入り仏様を拝みました。下見時にこの薬師堂を教えていただいた方が隣の畑におられたため、ご挨拶しておきました。この周辺には、薬師堂,観音堂,地蔵堂、祠などたくさんの民間史跡があります。昔から信心深い方々が多く暮らしていたのでしょう。

 バナナ園の小道を散策     不思議な石柱      薬師堂内の仏様
  
 
 続いて、山陽本線の線路を跨いで正法院に行きました。ご住職の奥様のご了解を得て、本堂に上がって仏様を拝ませていただきました。ありがとうございました。本堂で少しばかり水分補給と休憩を取りました。この頃になると少しばかり暑くなりました。水分がどんどん体の中に入っていきます。正法院にある大師堂は防陽八十八箇所霊場七十四札所です。

 正法院の大師堂(防陽七十四番札所)    才役大師堂防陽(七十五番札所)
 

 正法院を出て20分位歩くと才役大師堂に着きました。峠道にある大師堂です。建物や周辺は比較的綺麗に管理されていました。地元の方々が大切にしているのでしょう。
 ところで、これまで訪れた観音堂や大師堂などに若い方はほとんど関心がないようです。ここ20年位の間には廃れてしまうのではないかと危惧しています。地域の民間信仰はもう受け入れらず引き継がれない運命にあると思います。才役大師堂を出ると、JR岩田駅に向かいました。史跡巡りウォーキングに参加された方々、お疲れさまでした。

        旧大和町岩田周辺の史跡巡りウォーキングルート

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サツマイモを1株試し掘り

2022年10月11日 | 野菜:芋類

 秋も中旬になり、桜はすっかり葉が落ちてしまいました。本格的な紅葉はまだ先ですが、一部の樹は黄色くなり始めました。畑に目を転じると、まだまだサツマイモ(品種:シルクスイート)の葉は緑です。ですが、芋がちゃんとできているかどうか確かめたくなりました。そこで、試しに一株だけ掘ってみました。すると、食べられそうなサツマイモを四つばかり収穫できました。

      試しに一株掘ってみる。出てきた美味しそうな芋が四個


 収穫したサツマイモをよく観察すると、表面に虫に食われた跡がありました。芋が小さい時に食われたようで、よく見ないと気が付かない跡でした。月のクレーターに似た虫食い跡です。収穫した夜、焼き芋にしてみました。鍋に小石をたくさん並べて作った簡易石焼き芋器です。
 かつては公民館祭りで焼き芋にして売るためのサツマイモを作っていました。しかし、イノシシの被害にあうようになってから大量に栽培できなくなりました。今は主に自家用にしか作っていません。

葉が茂ったサツマイモ畑    試し掘りした1株    出てきたサツマイモ
  

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さくさく甘酸っぱいナツメを収穫

2022年10月10日 | 樹木,果樹

 夏に花が咲いていたナツメを収穫する季節がやってきました。ナツメの色が茶色に変色し始めると収穫適期の到来です。ブルーベリーなどは果物店などで売っていますが、ナツメは売っていません。とてもマイナーな果物です。それは、ナツメの樹がある家だけで消費が完了する果物だからです。

           ぶら下がった収穫適期のナツメを収穫


 何個か手で摘まんで収穫しました。ナツメの一つは、乾燥して干しナツメ状に縮んでいました。収穫したナツメを食べてみました。サクサクした食感で、薄いリンゴの味がします。種さえ無ければ一口で食べることができます。ナツメを食べると秋を実感します。数個を食べて、残りは干しナツメにしようと思います。もっとたくさん収穫できれば、種抜き器を使って種を取った後、乾燥して干しナツメを作ることができます。

    収穫した茶色のナツメ        サクサク感とリンゴ味
 

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旧大和町岩田周辺史跡巡りウォーキング(3/4)

2022年10月09日 | 歴史探訪他ウォーキング

 朽ちた防陽八十八箇所霊場第七十番札所雨桑観音堂を出ると、かつて相撲場があった広場に石段を降りました。相撲場跡の後ろにはお店でも出せるような片屋根小屋がありました。この広場で、かつては相撲大会や盆踊りが行われたのではないでしょうか。その後、しばらく山道を歩きました。そして、次に雨桑地蔵堂に行きました。今は屋根付きのお地蔵様しかありませんが、その昔はお堂や塾があったのではないでしょうか。

        道脇のお花畑を鑑賞しながら岩田神社跡に向かう


 雨桑地蔵堂は防陽八十八箇所霊場第七十三番札所ですが、それを示す札がどこにもありません。かつてはそのお堂があったのでしょうが、その面影はありません。屋根付きのお地蔵様が安置されているだけです。傍に江戸時代から明治にかけてあった森山塾跡を示す石柱が立てられていました。そして、10m位離れた場所に、森山塾跡を示す自然石に「志」刻まれていました。この付近は勉学がさかんな地域だったのでしょう。

 屋根付きの雨桑地蔵像    森山塾跡を示す石柱    森山塾跡の石碑
  

 続いて、お昼休憩をする予定の岩田神社跡に向かいました。途中、お花畑などを鑑賞しながら緩い登り坂を歩きました。この頃になると、日差しが強くなりやや疲れてきました。しばらく坂道を進むと、岩田神社跡に到着です。元々は神社の参道だったようですが、今は公園として近隣の方々に親しまれているようでした。

 公園化した岩田八幡宮跡のブランコ      岩田八幡宮跡の鳥居と祠
 

 岩田神社跡には祠と小さな建物がありました。その建物の屋根裏に、どう言う訳か蜂がたくさん群れていました。100匹位の蜂がいるのに巣が見当たりません。巣が地面に落下したのか、他の場所から避難したのかも知れません。
 蜂を見た後、公園内の日陰で皆さんと昼食をとりました。休んでいると、近くに住んでいるらしい子供が二人やってきました。そして、我々に挨拶した後に公園内のブランコに乗って遊んでいました。

        旧大和町岩田周辺の史跡巡りウォーキングルート

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畑を耕し、秋冬野菜の最後の種まき

2022年10月08日 | 野菜:葉菜

 9月上旬に大根,小松菜,チンゲンサイの種まきをしました。そして、今回は最後の秋冬野菜の種まきをしました。これからの季節、どんどん寒くなっていきます。今後はビニールで覆うなど保温しないと育ちにくいです。保温せずに路地で野菜を育てるためには、10月中旬が最後の種まきとなります。今回種をまいたのは、小松菜,チンゲンサイ,葉大根,ホウレンソウ,かつお菜,そして水菜です。かつお菜は初めて作ります。今日は雨がちらちら降っていたのですぐに発芽すると思います。
 今後は、秋ジャガイモサツマイモ,里芋,トウモロコシ,小豆,ささげなどの収穫があります。そして、小麦の種まきタマネギの植え付け紅花の種まき,甘柿や渋柿ナツメなどの収穫もあります。また、シイタケ用の樹の伐採や山の下草刈りもあります。秋はのんびりできないのです。

       小松菜,チンゲンサイなど、秋冬野菜の最後の種まき


 いつものように、耕運機で畝を丁寧に耕しました。雨がちらちら降っていたため、手短に作業しました。耕運が終わると、三本クワで大ざっぱに鞍型の畝を作りました。そして、レーキで整形してからトントンと叩いて畝を固めました。最後に黒マルチを被覆して端を止めました。これで、種まきの準備が終わりました。なお、隣の畝(白菜,キャベツ)との間に除草シートを張っておきました。

  耕運機で畝を耕す     レーキで畝を整形    6種類の秋冬野菜の種
  

 被覆した黒マルチは雑草除けと保温を兼ねています。昔は透明なマルチでしたが、今は黒かシルバーのマルチを使う方が多いようです。横に6個の穴が開いています。その穴の中に、次々に種をまいていきました。我家は今のところ婆様と私の二人だけが住んでいます。そのため、今回種をまいた野菜を全て食べるには多すぎます。余った野菜を友達に差し上げようと思います。
 ところで、先日種をまいた白菜ですが、半数が虫に食べられてしまいました。そのため、玉になるほど育ちそうもありません。代わりに紫キャベツの苗を買ってきて植え替えておきました。

   6種類の秋冬野菜の種をまく     隣の畝との間に防草シートを敷く
 

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草刈機の遠心クラッチが固着した故障の修理(1/x)

2022年10月07日 | 農機具,工具

 私が持っている草刈機の1台が、遠心クラッチが固着する故障をおこしてしまいました。通常アイドリング時には回転刃が回らないはずなのですが、アイドリング時にも回るようになってしました。また、始動ロープを引っ張る時にも刃が回るのです。これはもう遠心クラッチが固着したに違いありません。
 まずは遠心クラッチの状態を調べるため、草刈機を分解することにしました。シャフトやパイプを取り外した後、草刈機のカバーを取り外しました。この時、カバーを止めているネジが硬くてもげてしまいました。仕方なく穴を開けてスクリューエクストラクタを差し込んで強制的にネジを外しました。外したネジは使えないため新しいネジを買ってきました。難儀した草刈機の分解でした。

        矢印の部分が何故だか固着、ネジを緩めて油を差す


 分解すると、遠心クラッチが開閉する支点ネジが何故が固着していることが分かりました。低回転で硬い草や枝を刈り取っている時に、遠心クラッチとクラッチドラムがこすれて焼き付いたのではないかと思います。実際にパッドがだいぶすり減っていました。これはもう、遠心クラッチそのものを取り替えた方がいいかも知れません。

シャフトとパイプを外す  スクリューエクストラクタ  やっとカバーを外す
  

 ただ、遠心クラッチやそれを固定するネジの値段が分かりません。5000円以上するようであれば、草刈機そのものを廃棄して新しい草刈機を購入した方が良いかも知れません。今後は、遠心クラッチを取り外してパッドの摩耗を見て購入するかどうか決めようと思います。まだ1mm位パッドが残っていますので、購入しなくてもいいかも知れません。

  クラッチを覆うカバーを取り外す     パッドのカスが内部に付着
 

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旧大和町岩田周辺史跡巡りウォーキング(2/4)

2022年10月06日 | 歴史探訪他ウォーキング

 蓮光寺を出ると、アジサイ園に行きました。アジサイと言う名前が付いているので、アジサイをたくさん栽培している園とばかり思っていました。ところが、参加者の一人から、アジサイ園ではなくアジサイ苑との訂正がありました。つまり墓所とのこと。
 すっかり勘違いしていました。入口の石柱をよく見ると、確かに「あじさい苑」と彫られていました。7月に菓子乃樹のアジサイ園に行って満開の数百種のアジサイを鑑賞したため、勝手にアジサイを栽培している農園とばかり思ってしまったのです。誤った先入観でした。

          朽ちるのを待つばかりの岩田の雨桑観音堂


 アジサイ苑を過ぎて、雨桑公会堂に行きました。そして、その先にあるお地蔵様に向かいました。屋根付きのお地蔵様で、地域の方々に大切にされているようでした。綺麗な前掛けや編んだ帽子をかぶっていました。その傍に灯篭と小さな祠がありました。元々は山の上にあった神社か祠をお地蔵様傍に移したのではないかと思われます。

「あじさい苑」入口の石    赤前掛けのお地蔵様   お地蔵様傍の祠と灯篭
  

 雨桑公会堂前に戻って、次に雨桑観音堂に向かいました。山裾に入るとにわかに道が寂しくなりました。かつては軽トラが通ることができる舗装された道だったようです。しかし、その道に倒れた竹や落下した枝葉が積層していました。倒木などを迂回しながら道を登りました。

    再び雨桑公会堂前を通る       倒れた竹などを迂回して登る
 

 しばらくする、半ば放置されたように見える雨桑観音堂が見えてきました。当然ながら誰もいません。相撲場などの施設があることからかつては相当にぎわったと思われます。元々はお寺のようで、本堂内を拝見すると今にもお経が聞こえてきそうな雰囲気です。傍には、居住していた方がいたようで古い洗濯機やストーブなどの日用品がありました。また、郵便ポストには10年位前の消印の配布物がありました。それを推測すると、つい10年位前にはご住職かその家族がおられたのかも知れません。朽ちていずれ倒壊が予想される観音堂でした。

        旧大和町岩田周辺の史跡巡りウォーキングルート

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今年も我家のヒガンバナが満開

2022年10月05日 | 花,野草

 毎年の事ですが、我家の裏庭のヒガンバナが咲いていました。通勤時に土手などを見ていると、あちらこちらでヒガンバナが咲いているのが見えます。それで、我家も咲いているのかなと裏庭を見ると群れ咲いていました。つい最近までは何もなかった場所に一斉に咲いていました。咲いている範囲が広がっているように思います。四方八方に増えているのでしょう。

            草むらの間に咲き誇るヒガンバナ


 ヒガンバナは球根が分球して増えます。球根には毒があるようで、さすがのイノシシも掘り返しません。花が散るのと同時に根元から葉が出てきます。そして、晩秋から初夏にかけて葉が茂ります。そして、夏本番にはその葉は枯れてしまいます。地面には何もなくなり更地になります。そして、初秋には再びヒガンバナの花だけが地表に出てきます。毎年それの繰り返しです。

    ちょっと変わった花弁        あちこちで花だけが群れて咲く
 

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旧大和町岩田周辺史跡巡りウォーキング(1/4)

2022年10月04日 | 歴史探訪他ウォーキング

 秋晴れの中、光市旧大和町岩田周辺にある史跡巡りウォーキングをしました。風は涼しいのですが、日差しはとても強く全国的に真夏日とのこと。10月でこんなに暑いのは初めてのことです。さて、JR田布施駅に9:10に集合し、9:26に電車に乗りました。そして、JR岩田駅に9:31に到着しました。最初に行ったのは大塚大師堂です。防陽八十八箇所霊場の八十番箇所札所です。地域の方々に大事にされているようです。また、最近改築されたのか綺麗なお堂でした。続いて、林の中に鎮座する鎮守社に向かいました。

        蓮光寺(浄土真宗)、特別にご住職からご説法を賜る


 林の中に続く小道を行くと、朽ちた丸太椅子がいくつかありました。10年位前に林の樹を伐採して作った椅子のようです。当時はこの椅子などを使った行事が行われたのではないでしょうか。その朽ちた椅子を見ながら林の中を進むと、小さな鳥居が見えてきました。そして、その鳥居の向こうに小さな神社が鎮座していました。立派なしめ縄が飾ってありました。その昔は地元の方々が縄を作っていたのでしょうが、今は購入したしめ縄でした。ここにも少子高齢化の影響がみえました。

 9:31到着したJR岩田駅   綺麗な大塚大師堂     林の中の鎮守社
  

 鎮守社の向こうに大和総合運動公園の建物や夜間ライトが見えました。その大和総合運動公園に向かって進みました。そして、運動公園を通り抜けて岩田と束荷を結ぶ県道に出ました。県道に出た所に不思議な祠がありました。中には小さな石が祀ってありました。その昔、ここで何らかの事故でもあったのでしょうか。それを祀ったのかも知れません。その祠を見終わると、蓮光寺に向かいました。

   大和総合運動公園の出入り口        石を祀る不思議な祠
 

 下見時には誰もいなかった蓮光寺でしたが、今回はご住職も奥様もおられました。そして、快く本堂の仏様を拝まさせていただきました。ところで、ウォーキング参加者の1人がお寺の娘さんを知っていました。そのことで、ご住職や奥様と話が弾みました。特別にご住職からご説法を賜りました。ありがとうございました。人の縁を不思議に感じた幸先良いウォーキングでした。

        旧大和町岩田周辺の史跡巡りウォーキングルート

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野鳥のための巣箱(陸屋根)を作る(その2)

2022年10月03日 | 子供の育成関連

 前回、切妻屋根の巣箱サンプルを製作しました。切妻屋根の巣箱はやや難しいため、今回は簡単な陸屋根の巣箱サンプルを作りました。前者は5,6年生用で、後者は3,4年生用にする予定です。ただ、子供によって木工が得意な子とそうでない子がいますので、どちらを作るかは子供に選んでもらうつもりです。
 5年前に前者の巣箱だけを製作したことがあります。すると、木工が得意な子は、あっと言う間に完成してしまいました。それ以降、簡単な巣箱と難しい巣箱を用意しています。

          容易に制作できる低学年向け陸屋根巣箱


 切妻屋根の巣箱は7個の板切れが必要ですが、陸屋根巣箱は6個です。最初、その陸屋根巣箱の図面を200cm X 18cm X 15mmの板に鉛筆で描きました。描き終わるとその線に沿ってノコギリで切断しました。やや湿り気があるようで切りにくい板でした。今回、子供達が木工細工する目的は、正確に製図をして、正確にノコギリで切って、正確に釘で組み立てることです。上手にできなくてもかまいません。そして、木工用具を使うことに慣れてもらうことも目的です。電動工具は使いません。使うのは、小鳥が出入りする丸い穴を開ける糸鋸盤だけでしょうか。

  1枚板に鉛筆で製図    図に合わせてノコギリ   もう少しで切断完
  

 サンプルの完成後、子供達が巣箱を作るための板を購入しました。5枚を束ねた板を4束購入しました。計20枚の板を購入しました。ここで困ったことが置きました。私の車であるセダンには、その板が載らないのです。2束を車内に斜めに押しこんで2往復しました。無理に押しこんでドアを閉じたので窓ガラスが割れそうでした。
 ところで、購入予約している車は、この板を自由に入れることができるワゴン車です。来年の春にならないと新車が来ないそうでやきもきしています。

    陸屋根型巣箱を組み立て中      セダン車に押し込んだ2m板
 

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銭壺山周辺の史跡巡りウォーキングの下見(3/3)

2022年10月02日 | 歴史探訪他ウォーキング

 銭壺山からの瀬戸内海の眺めは絶景です。右手に周防大島が、真ん中には前島が、左手には倉橋島が、そして、はるか向こうには四国が見えます。ところで、銭壺山に登る時、2時間位かけて汗を流しながら登りました。なのに、車でスイスイと銭壺山に登る人がいます。何だかなあと思います。
 以前、茨城県の筑波山に登ったことがあります。頂上にケーブルカーやロープウェイで楽々に登ることができます。ハイヒールを履いて登ることもできるのです。私は今回の銭壺山のように下から汗水たらしながら登りました。同じように何だかなあと思います。元々は厳しい修験者の山だったのに、山が泣いているように思えました。

          JR神代駅近くの神東小学校傍のお地蔵様


 さて、お昼休憩が終わると下山することにしました。その直前、頂上近くにある日積方面に降りる山道を確認しました。その降り口は、鎌で刈らないと通れないほど荒れていました。去年、日積側から銭壺山に登ることができないか鳩子の滝まで行きました。ところが、道が荒れているため途中で止めました。この冬になんとか日積から銭壺山に登ってみたいと思っています。

  正面に前島を望む      前島と周防大島    小さく見える大島大橋
  

 日積への降り口を確認すると、JR神代駅に向かって道を下りました。登りと比べてスイスイと歩くことができました。ふれあいパークの少し前で、小学校の先生が登ってきているのに気が付きました。お聞きすると子供達のための競技を設定をしているとのことでした。子供達は銭壺山周辺の自然を体験しながら競技するのでしょう。今の時代はいろいろな競技があるようです。私が子供の頃、野外教育は日帰りの臨海学校だけでした。それも、いつも泳いでいる海での野外学習はそれほど楽しくありませんでした。

  眼下にふれあいパークなどの施設      神東小学校の下校に遭遇
 

 ふれあいパーク、黄八幡神社を過ぎてしばらく下ってると、コスモスが道に沿って植えられていました。本番ウォーキング時には満開ではないかと思います。途中、岩が御神体と思われる祠と鳥居がありました。そして、近くに神東小学校がありました。その校舎の近くに屋根付きのお地蔵様が安置されていました。そのお地蔵様を見ていると、生徒を引率している先生が見えました。下校時刻だったようです。その後しばらく歩いて、JR神代駅に着きました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れさまでした。

       銭壺山に至る史跡巡りウォーキングの下見コース


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