東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

今年も楽しいコットンクラブ、毛糸紡ぎと羊毛カーディング

2023年01月16日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 1ヶ月ぶりのコットンクラブでした。私は足踏み紡ぎ機で毛糸を紡いだり、羊毛のカーディングをしました。紡いだのは9月以来のことです。私が愛用する紡ぎ機は、イベントなどに持って行きやすいように折りたたんで背負って持ち運ぶタイプです。しばらくぶりに使うので、紡ぎ機の組み立て方の詳細を忘れていました。
 最初毛糸を紡ぎました。カーディングした羊毛が無くなると、洗浄した羊毛をカーディングしてフワフワにする作業をしました。これまた、しばらくぶりに使うドラムカーダーです。やはり組み立て方や収納方法の詳細を忘れてしまいました。ゴムベルトの取り付け方も忘れていました。そんなこんなで、今回は羊毛と毛糸三昧のコットンクラブでした。そして、皆さんとの楽しい井戸端会議をしました。

         カーディングした羊毛を小分け後、毛糸を紡ぐ


 海田ファームさんの羊(きなこ)の羊毛がまだ残っています。それを紡ぎました。久しぶりに紡いだので、最初は太い毛糸になりましたが、だんだん思い出して意識的に細い毛糸を紡ぐようにしました。S字に撚った単糸です。ある程度の量を紡ぐことができたら、Z字の双糸に紡ごうと思います。
 双糸にしても細い毛糸になるように意識して、細いS字単糸を紡ぎました。去年は座布団を編みましたが、今年は簡単な子供向け毛糸服ができればと思っています。うまくできるでしょうか。

  端を吸口に引き込む    S字単糸を細く紡ぐ   カーディングして梳く
  

 紡いでいるとカーディングした羊毛が無くなってしまいました。そのため、洗浄したばかりの羊毛をカーディングしました。以前はハンドカーダーで梳いていました。今は、早く多く効率的に梳けるドラムカーダーを使うことが多くなりました。今回はカーディングで作業が終わりました。その後、皆さんも手を休めて楽しいおやつ井戸端会議をしました。

   綺麗に梳いた羊毛を取り出す     おやつ休憩と楽しい井戸端会議
 

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今年最初の少年少女発明クラブ、電子回路の組み立て

2023年01月15日 | 子供の育成関連

 1ヶ月ぶりに少年少女発明クラブの活動がありました。今月と来月、電子回路の学習です。活動したのは田布施農業工業高校のメカトロ部の教室です。先月までは私や指導員が主に指導していましたが、今回は高校の先生や生徒さんが指導員です。私は始まりと終わりに号令をかけたり、電子回路の組み立てがうまくいかない子供達のサポートに徹しました。
 今回は電子回路が初めての子供向けの学習でした。電池,LED,電圧,電流,回路などを学びました。そして、初歩的な電子回路を組み立てたり半田付けなどを体験しました。次回はCPU基板や駆動するモーターなどを組み立てます。そして、Bluetoothを使って無線でコントロールする車を作ります。最終日、組み立てた車同士でロボット相撲をとります。

      電池やLEDなどを使った初歩的な電子回路を組み立て中


 私が中学生の頃は真空管全盛時代でした。そのため、光を発するのは電球や蛍光灯位しかありませんでした。トランジスタを知ったのもその頃でした。代金を切手で送ると、2週間位後にトランジスタ(2SB111)が封筒に入ってやってきました。豆粒ほどの小さなトランジスタが真空管と同じ能力をもつことに感動しました。
 そして、私がLEDを知ったのは二十歳の頃でした。秋葉原で初めてLEDを一個購入したのですが、その光にこれまた感動しました。当時数百円だったと思います。今は2円程度とのこと。エレクトロニクスの進歩の速さに驚きです。

指導する高校生や先生方    半田付けの解説    LED点灯回路の組み立て
  

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古い五右衛門風呂を復活をさせるため、まずは錆落とし

2023年01月14日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 今日は雨のため畑仕事ができませんでした。そのため、昔我家で使っていた五右衛門風呂の錆落としをしました。このお風呂は、私が高校生の時まで使っていました。高校卒業後、納屋に50年位眠っていました。
 先日、収穫したシダの茎を煮るための窯のお話を聞きました。シダ籠を作るために必要な工程だとのことです。ドラム缶でも構わないとのことでしたが、我家にある五右衛門風呂(径70cm,深65cm)でも使えそうとのこと。そのため、50年ぶりにその五右衛門風呂でお湯を沸かしてみようと思い立ちました。まずは、錆の状態を確認したあと錆落としをしました。

         古い五右衛門風呂、底をグラインダーで錆落とし


 野外に放置されてていた期間があったため、あちこちに錆が発生していました。ただ、穴が開くほどの深刻な錆ではありません。水を抜く穴は、木と布を工夫して栓をしようと思います。
 最初、金槌で叩いて錆を落としたり、スクレイパーで錆を剥がすように落としました。その後はグラインダーで風呂窯底の錆を落としました。そして、錆が再び発生しないように塗料を塗っておきました。火に耐える耐熱性の塗料です。なお、塗料が乾燥するのに一時間以上かかります。その間錆落としができません。そのため、あと3回位に分けて全体の錆を取ろうと思います。

 50年位使わなかった窯  スクレイパーで錆落とし  グラインダーで錆落とし
  

 錆を落とした後、春までに一度お湯を沸かしてみようと思っています。五右衛門風呂を支える工夫ですが、鉄管,ブリキ板,そして波板を組み合わせます。火を焚く場所は延焼しないよう畑を使おうと思います。薪はたくさんあるため燃料の心配はありません。
 シダの茎を煮る使い方もありますが、夜に一人で露天の五右衛門風呂に入り、風の音や虫の鳴き声を聞きながら星空を見上げるのも風流で良いのではないかと思いました。

  古い五右衛門風呂底の錆を落とす     錆を落とすと耐熱性塗料を塗布
 

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遅く12月に種をまいた絹さやエンドウが発芽

2023年01月13日 | 野菜:豆類ほか

 秋に種まきを忘れしまい超遅く12月に種まきしたた絹さやエンドウ,オートミール,そしてソラマメ。前者二つはなんとか発芽していました。後者は発芽していませんでした。後者のソラマメは発芽しないのか、単に発芽が遅れているのかは分かりません。とにかく絹さやエンドウ豆が発芽していたため安心しました。春には美味しい鞘を収穫することができそうです。一年間の種まき適期、収穫適期などをちゃんとスケジュール化しないといけないことを痛感しました。

      超遅く12月に種まきするも、無事に発芽した絹さやエンドウ豆


 一方、発芽したオートミールは種継ぎ用です。今後たくさん収穫する予定はありません。あくまで、種を継ぐためだけにここ数年育てています。この田布施では、オートミールを栽培しても鳥害が酷くてまともに収穫できません。そのため、今後も栽培してよいやら迷っています。
 ところで、紅花が霜や寒さでかなり傷んでいました。葉が萎れてぐったりしています。今にも枯れそうですが、無事に冬越ししてくれればと思います。経験上1/3位は春までもちません。春に染色できる量を収穫できるでしょうか。

   無事に発芽したオートミール     ぐったり萎れて枯れそうな紅花
 

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なんと、マオラン(真麻蘭)が我家で半ば野生化

2023年01月12日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 一昨日のほぼろ講習会で、ロープにするマオラン(真麻蘭,ニューサイランとも言う)の話題が出ました。私もほぼろを編むためのロープを自給したいと思っていたため、そのマオラン(真麻蘭)に興味を持ちました。今は野生化しているらしい周防大島を探そうと考えていました。
 ところが、ひょんなことで子供の頃の記憶が蘇りました。それは、亡き父親が栽培していた植物です。その植物は葉を細かく裂くことができる上に、ロープのように結ぶことができました。ロープが無い時の代用品に使っていました。その植物はまさにマオランでした。そこで、それが我家に残存していないか裏山などを探しました。
 すると、50年以上の時を経て2m以上の高さに育って半野生化していました。根元にたくさん落ちていた葉を裂いてローブ状にすると、引っ張り強さや柔軟さはロープそのものでした。ロープにするマオランが我家に残存していたとは驚きです。

        2m以上の高さに育ち、葉を広げていたマオラン(真麻蘭)


 このマオランは、戦争が終わったすぐの頃に亡き父親が開拓団として田布施に入植した時に持ち込んだようです。私が子供の頃にたくさん植えてありました。開拓団の仲間が、岩国や上関など広範囲にいたので、どこからか入手したのでしょう。葉を綺麗に裂くことができて、ロープ状に編んでロープの代用品として使っていました。そのマオランが我家に半野生化して残っているとは思ってもいませんでした。50年近くすっかり忘れていました。

約50年経ち2m近く育つ    葉を試しに収穫する    試しに春に株分け
  

 私が子供の頃、もう少し葉幅が広かったように思います。背が低い時と、何年も経ち高くなった時では葉の形状が変わるのではないかと思います。花柄は中心から上に1m位伸びて、たくさんの花が群生していたように記憶しています。根元には小さなマオランが生えているので、この春に日当たりがよい場所に移植しようと思います。意外に大きく1~2m位に育つと思います。

 ロープ化のため収穫した緑葉と枯葉    緑葉と枯葉をばらばらに引き裂く
 

 ところで、半野生化したマオランが本当にロープになるのか試してみました。収穫した緑葉と落ちていた枯葉を使いました。普通の草の葉はまっすぐに長く裂けませんが、マオランはどこまでも真っすぐ裂けます。繊維が葉の根元から先端まで続いているからでしょう。
 ばらばらに裂いた葉を手のひらで撚ってみました。すると、ちゃんとロープになるではありませんか。ただし、緑の葉はつるつる滑ってうまく撚れません。葉汁に何かの滑るような成分があるに違いありません。その点、枯葉はうまく撚れます。今後ローブにするならば枯葉に限ります。ローブにした後、強く引っ張ってみましたが切れません。また柔軟性もあります。草の葉よりもはるかに実用性があるロープ又は紐になります。今日の事ですが、ラミーや苧麻のことを古老に聞いていた時、戦前の田布施町にマオラン工場があったそうです。

 ※ほぼろ製作講習会でマオランの事が話題に出なければ、約50年ぶりにマオランに再開することはなかったと思いますし、そのまま記憶のかなたに忘れ去っていたと思います。話題を提供していただいたことを感謝します。

 その後のご指摘で、マオランではなくユッカと分かりました。同じように繊維を取ることができ、ロープにすることができるようです。

       撚ってロープ状にした緑葉と枯葉、枯葉の方が丈夫で柔軟

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減った薪を補充するため、貯木場の木を切る

2023年01月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 昨日薪を燃やしたため、減った薪を補充することにしました。そのため、1年前に伐採した木の貯木場に行きました。乾いた木をどんどんチェーンソーで長さ30cm位に切り離しました
 1年前に伐採した木々ですが、ちゃんと雨除けしていません。少しばかり湿り気がありました。湿った木は、それなりに重く納屋まで運ぶのが大変です。猫車に載せて納屋まで運ぶのですが、載せた木の重さで車輪が地面にめり込むのです。そのため、少しずつ分けて木を運びました。

     載せた木の重さで地面に車輪がめり込み、動かしにくい猫車


 貯木場に置いてある木は、主にケヤキとこならです。今回はケヤキを選んで切り離しました。ケヤキは木質が詰まっているため火が長持ちするからです。
 貯木場に並べある木々はこれ以上野ざらしにすると腐ってしまいます。そのため、この春までに切れるだけ切って薪用に保管するつもりです。斧で割るのは後にします。ところで、昨日のほぼろ講習会で重い木の幹を運んだためか、今朝から腰が少し痛いです。休み休み木を運びました。

  貯木場に置いた木々    次々に木を切り離す    切り離した樹の幹
  

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風なく快晴、和気あいあいと、わら細工民具ほぼろ(わら籠)製作講習会

2023年01月10日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 年末から計画を進めていたわら細工民具ほぼろ(わら籠)の製作講習会をしました。風もなく快晴だったため、外に出て麦畑傍の畑で開催しました。去年の講習会に参加した方も初めての方々も、みんな和気あいあいに楽しくほぼろを作ることができたと思います。
 番外編として、麦踏みをしていただいたり、簡易かまどで調理した甘く美味しいお汁粉を楽しんでいただきました。そして最後、参加者全員がほぼろを完成できたので良かったです。この5月に再度講習会を企画し、猫ほぼろ(ほぼろ版の猫ちぐら)などを作る予定です。

        完成したほぼろ(わら籠)を)を手に、参加者の方々


 早朝8:00、快晴で無風でしたので野外の麦畑傍で講習することに決めました。皆さんに座っていただくブルーシート2枚を敷いて、その上に馬や駒、サンプルのほぼろなどを置きました。近くに簡易かまどを置き、燃やす薪や木切れなどを置きました。そして、少し離れた所に薪にする枯木や斧を置きました。準備ができあがると、8:50頃に皆さんを迎えに行きました。

  ほぼろ製作を開始     わらを木槌で叩く     底部の状態を確認
  

 皆さんが集まると、早速ほぼろの製作に入りました。最初私の方から、わらの扱い方や馬や駒を使っての編み方などを説明しました。そして、ほぼろの側面を完成した正午頃に気分転換に麦踏みをしていただきました。麦踏み初体験の方が数人おられました。その後、冬の日差しを浴びながら楽しい昼食休憩をとりました。

   気分転換に麦踏みを楽しむ       午後、ほぼろ底部の編み込み
 

 午後からは、ほぼろの底部の編み込み(巻き結び,チェーンステッチ,蜘蛛の巣編み)をしました。底部の編み込みの出来でほぼろの出来がほぼ決まります。15:30頃にほぼろに手さげ紐を取り付けて完成です。
 16:00前から日差しが傾いてだんだん寒くなりましたが、暖かいお汁粉をいただいて体を温めました。そして、16:15頃に解散としました。講習会が計画通り進行して良かったです。お手伝いしていただいた方々ありがとうございました。そして、講習会に参加された方々お疲れさまでした。

        傾いた日差しを浴びながら、もう少しでほぼろが完成

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わら細工ほぼろ(わら籠)の製作講習会の準備

2023年01月09日 | ふるさと

 わら細工民具ほぼろ(わら籠)の製作講習会をするのですが、その準備に追われました。一番気を使ったのは、当日の天候に合わせて会場を変えることと寒さ対策です。雨,曇り,風の場合は室内で講習します。しかし、部屋はやや狭い上にコロナ対策として窓を開けなければなりません。一方快晴の場合は、日当たりが良い麦畑を会場にします。どちらにしても、簡易かまどでお湯を沸かしたり暖をとれるようにしようと思います。
 すぐに講習に入れるように、あらかじめわらを叩いて柔らかくしておくなどの準備をしました。また、一人一人に配れるようにわらを束ねておきました。さらに、わらを編むための駒には麻紐を事前に巻いておきました。歴史,藍染め,工作,裁縫などの講習をしていますが、講習そのものよりもその準備に時間がかかります。集まる10人位の方々に講習会を楽しんでいただけたら幸いです。今回、Sさんにお手伝いをしていただき助かっています。ありがとうございます。

          人数分用意したほぼろを編むための馬と駒


 今回の講習会の準備、数日前から少しずつ始めました。わらを選んで加工してすぐに編めるようにしたり、駒を扱いやすいようにセットしておくなどです。そして、一番困ったのは寒さ対策です。天気が悪ければ室内で開催します。しかし、コロナ過で窓を開けざるを得ず室内と言えども寒いです。一方、天気が良ければ麦畑傍の日当たりが良い場所にします。とにかく、どんな天気でも対処できるようにプランしました。前日すべての用具を会場である高塔公会堂に移動しておきました。明日8:00頃の天候を判断して会場を決めます。それがほぼろの製作講習会のスタートです。

  わらを柔らかく加工    駒に麻紐を巻く     サンプルのほぼろ
  

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漬けたたくあんを樽から取り出して食べる お味は?

2023年01月08日 | 野菜:葉菜

 12月に漬けたたくあんを樽から取り出して食べました。ただ、二つの反省点がありました。一つ目は、やや塩辛かったことです。食べられないほどの塩辛さではありません。薄い塩水に浸けて塩抜きしようと思います。あるいはこのまま細切れにしてチャーハンなどに使えるのではないかと思います。二つ目は漬ける直前までに大根を干し過ぎたことです。重石が重すぎたことも原因でしょうが、かなりしわしわの硬めのたくあんになってしまいました。
 しかし、食べるとポリポリとたくあんらしい良い音が出ました。黄色を期待していたのですが、クチナシが足りなかったのか白いたくあんになってしまいました。来年は薄塩で、大根を干し過ぎず、クチナシを多めに入れて漬けてみようと思います。

     やや塩辛く出来上がったたくあんを、樽から取り出して食べる


 できあがったたくあん、重石のかわりに30kg位のコンプレッサーを載せました。そのため、たくあんはぺちゃんこ状態でした。少し軽い10kg位で良かったかも知れません。重すぎたのかビニール袋からはみ出るように水が上がっていました。
 上部に入れた大根葉はとても良い色でした。そのため、葉も美味しいのではないかと思います。チャーハンか何かの料理に使えないかと思います。反省ばかりのたくあんでした。来年は今回の反省を元に、人に勧められるたくあんを作ってみたいものです。

  重石を取り除いた樽   上蓋の上に水が上がる   取り出したたくあん
  

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伐採した樹を薪割りし、簡易かまど焚いて暖まる

2023年01月07日 | ふるさと

 曇り空で寒いためたき火をしようかと思いました。しかし、風があるため簡易かまどを出して暖を取りました。去年伐採した枯れ木を切って、久しぶりに薪割りをしました。子供の頃は風呂たき当番だったため、難なく薪割りできました。しかし、今は薪割りする機会が減ったためか狙った箇所に斧が振り下ろせません。なんとか薪ができたため、簡易かまどで焚きました。
 明々後日、わら細工ほぼろの製作講習会をします。天候が良ければ屋外で、天候が悪ければ室内で講習する予定です。両箇所共に寒いと思いますので、希望者がいれば薪割りでもしてもらおうかと思っています。薪割りだけでも体が温まりますし、薪を焚いた炎で暖を取ってもかまいません。また、お湯を沸かして暖かいお茶でも提供できたらと思っています。

         薪割りした後、簡易かまどで薪を焚いて暖をとる


 薪にした枯れ木は去年の冬に伐採したものです。その幹や枝をチェーンソーで長さ30cm位の長さに切りました。太い幹はそのままでは焚けません。斧で割って薪にしました。伐採した樹は余るほどあるため、全てを薪にすることはできません。薪割りする前の状態で農作業小屋に保管しておこうかと思います。保管しておけば、来年もその次の年も薪に不自由することは無くなります。

    伐採した幹や枝を切り出す     太い幹や枝を斧を使って薪割り
 

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先月末、茨城での椅子作りとオンラインクリスマス

2023年01月06日 | 家族関連

 先月末、10年ぶりに年末年始に東京に帰省しましたが、まず始めに椅子を作りました。元々は万能椅子を作る予定でしたが、予定を変更して子供用の椅子にしました。子供は少しずつ成長するため、椅子はすぐに使えなくなります。そこで、万能椅子の考え方を応用して、四通りの高さ10cm,20cm,30cm,そして40cmのどれかを選べる椅子にしました。
 椅子を作り終えたその夜はクリスマスでした。海外で暮らしている家族とオンラインでクリスマスをお祝いしました。遠く離れていても、楽しく会話できる良い時代になったものです。家でテレビ会議したり仕事ができる時代ですので、離れた家族間でもオンラインで交流できるのです。

         海外で暮らす家族とオンラインクリスマスを祝う


 椅子を作るため、電動工具一式を田布施から東京に持ち込みました。大型リュックで運びましたが、重くて少しばかり腰を痛めてしまいました。家の中では制作できないので、寒い外で作りました。時々室内に戻ってコーヒーを飲むなどして体を温めながらの作業でした。
 ところで、完成した椅子はすぐには座ってもらえませんでした。おもちゃやカバンの置台になってしまいました。そのうち、椅子と気が付いて座ってくれると思います。子供が使うので、投げたりしても壊れないように頑丈に作りました。

  寒い庭で椅子を製作   ケーキやお菓子を購入   ケーキを等分にカット
  

 椅子が完成した頃、クリスマスを祝うためのケーキやお菓子を購入するため出かけました。そして、夕方になるとオンラインクリスマスの始まりです。外国に住む家族とパソコンで繋いで、最初に乾杯をしました。その後、ケーキを食べたり、シャンパンを楽しんだり、プレゼント攻勢があったり、お菓子を食べたりと楽しい時間が過ぎていきました。
 こんな賑やかなクリスマス、田布施にいてはできません。段々と弱っていく婆様のこと を考えると、来年以降は田布施でクリスマスを迎えるしかなさそうです。

 えー!せっかく作った椅子が置台に     一緒に祝った海外にいる子供達
 

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10年ぶりに関東でお正月、武蔵御岳山で初日の出を拝む

2023年01月05日 | 歴史探訪他ウォーキング

 10年ぶりに東京の我家,茨城,山宿などでお正月前後を過ごしました。婆様に留守番をしてもらいましたが、お正月後に帰ってくると意外に元気でした。さて、大晦日と元旦は奥多摩の武蔵御岳山に登り山宿で過ごしました。この山は、私がボーイスカウトの指導者をしていた頃に子供達を連れてよく歩いた山です。昔を思い出しながら歩きました。
 宿泊した山宿は御岳神社の氏子講の常宿とのことです。山頂にある御岳神社を参拝したり、近くのロックガーデン,七代の滝,そして長尾平で初日の出を拝みました。今年はどんな年になるのでしょうか。婆様の介護に加えて、昨年と同様に忙しい日々が待っているのではないかと思います。

         令和五年の初日の出、武蔵御岳山の長尾平にて


 大晦日に奥多摩線JR御岳駅に着くと、普通の方はバスで滝本ケーブルカー駅まで行きます。しかし、ボーイスカウト時代と同じように歩いて武蔵御岳山まで登りました。ケーブルカーを利用せず、巨木の杉並木の登山道をもくもくと登りました。御岳山に近づくと、築150年の檜皮葺き屋根のお茶屋さんに寄り休憩しました。そして、鎌倉時代初期の武士畠山重忠馬上像を見たり、関東全域の展望を望んだ後に急坂を登り降りしてロックガーデンに行きました。途中七代の滝に寄りました。滝つぼ前で休憩すると、熱かった体が飛沫や風で涼しくなりました。

  奥多摩線JR御岳駅     築150年の茶屋     関東全域を見渡す
  

 次に20数年ぶりでしょうか、御岳神社にお参りしました。そして、ほとんどの方が知らない場所に行きました。それは、日本ではこの神社ともう一ヵ所の神社にしかない大占祭場です。鹿の肩甲骨を焼いてその割れ具合で作柄などを占う神聖な場所です。御岳神社の参拝を済ませると山宿に向かいました。そして、山菜ずくしの夕食や温泉で体を癒しました。

  七代の滝と滝つぼ    鹿の骨を焼く大占祭場  山菜ずくしの山宿の夕食
  

 山歩きの疲れで、紅白歌合戦を見ないまま寝落ちしてしまいました。そして、早朝の6:00頃に目が覚めました。急いで冬服を着て初日の出を見るために長尾平に向かいました。すでにたくさんの人が東の空を見ていました。偶然に長椅子が空いている箇所があったため座りました。元旦から縁起が良かったです。
 東の地平線の一ヶ所が強く輝くようになり、6:51に眩しいばかりの初日が出てきました。その後、さらに縁起が良いことがありました。隣に座っていた夫婦から甘酒をいただきました。ありがたいことです。10分位初日を見た後、山宿に戻りくつろぎました。8:00に朝食をいただいて、元旦の山歩きを開始しました。12km位の緩い金毘羅尾根歩きです。

  東の地平線の一ヶ所が強く輝く      山宿に戻り朝食をいただく
 

 途中、日の出山で休憩しました。この山も開けていて展望が良いので、初日の出を見るのに適した場所です。ただし、山小屋も何もないためテント泊する必要があります。この山からはいろいろな下山ルートがあります。西に下れば養沢へ、東に向かえば吉野梅郷方面へ、そして南に向かえば金毘羅尾根経由で武蔵五日市に下山します。今回は南の金毘羅尾根をのんびり歩きました。

 金毘羅尾根からの景色     深い杉林の山道     JR武蔵五日市駅
  

 金毘羅尾根は途中の麻生山付近を除いてなだらかな下りです。30年位ぶりに歩きましたが、景色が一変していました。30年も経てば、当時植林直後だった山肌も木が茂っています。また、左右の景色も当時と比べて見通せませんでした。見通せたのは去年植林された山肌だけでした。のんびり歩いていると、武蔵五日市が下に見えるようになりました。終点はもうすぐです。市街に出ると獅子舞をしていました。さらに歩くとJR武蔵五日市駅に到着しました。去年は田布施町の神社を巡りながら30km歩きました。今年も歩きに徹した大晦日と元旦でした。

         大晦日と元日に歩いた御岳~金毘羅尾根~五日市

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万能?椅子を作る 製図と木材の切り出し

2023年01月04日 | 子供の育成関連

 床に座って作業することが辛い時があります。最近、人が集まる公会堂やお寺などで座椅子に座る方が多くなったように思います。今回、普通の椅子にも座椅子にもなる椅子を作ることにしました。何度か椅子の形を製図し直しました。その製図の寸法に合わせて木材を切りました。使った木材は2 x 4(19cm x 89cmと38cm x 89cm)です。木ネジと接着剤で組み立てようと思います。さて、使える椅子が出来上がるでしょうか。

         丸のこを使って、製図の寸法に合わせて木材を切断


 その椅子は向きを変えて四段階の高さを選べます。座る高さは、10cm,20cm,30cm,そして40cmです。ただし、30cmと40cmとの高さには背もたれはありませんが、後日オプションで背もたれを付けようと思います。座りやすいかどうか試してみて、さらに改良しようと思います。欲張らずに高さ10cmと40cmだけでも良かったかも知れませんが。

  切り出した木材一式    座る箇所の部材     側面などを仮組み
  

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草を紐に編むため、縄ない機を修理・里調整

2023年01月03日 | 農機具,工具

 今年は縄ない機を使って、草を編んで紐を作ろうと思っています。わら細工ほぼろや草籠に使う紐として使えたら嬉しいです。縄ない機は、我家の納屋に置いまま10年以上使用していません。そのため、あちこちで錆が出ています。錆びたネジを無理に回すと、折れてしまうかも知れません。あちこちに油を差して機械になじませることにしました。

      我家の納屋に置いたまま10年位使用していない縄ない機


 この縄ない機はとても優れていて、希望の太さの縄を編むための付属品がたくさん付いています。ワラをねじり合わせるための瀬戸物製の入口が大きさ別に5種類あります。また、編んだ縄を巻き込む速さを調整するためのたくさんのギアがあります。この縄ない機でワラで編んだことは何度もありますが、草の葉を編んで紐にするのは初めてです。草の種類に合わせて調整する必要があるかなど、これから調べようと思います。

  二つの吸い込み口   瀬戸物製のねじり合わせ    数種類の瀬戸物
  

 この縄ない機は普段は足踏みしながら縄や紐を編むことができます。慣れれば、モーターを取り付けてより早く縄や紐を編むことができます。これから、錆びを取ったりギア比を変えてみたり、瀬戸物製のねじり合わせ口を変えてみたりしようと思います。わら細工ほぼろを編む紐や、籠を編むための紐を作れたらいいかなと思います。

   巻き込む速さを決めるギア部      ギア比を変えるためのギア類
 

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飼っている金魚の大小

2023年01月02日 | 生き物

 去年の3月に水槽で飼い始めた金魚三匹ですが、不思議な事に一匹だけが大きくなり、しかも色が落ちて単色になってしまいました。大きくなった金魚は大きく強いのか、他二匹の餌を独り占めしてしまいます。このままではさらに差がついてしまいました。そのため、大きくなった金魚を分離しました。そして、小さいままの金魚に優先的に餌を与えるようにしました。
 ところで、思い起こすと子供の頃からいろんな小動物を飼っていました。犬,猫,ウサギ,インコ、すずめ、ほおじろ、モズなどです。飼った期間は短いですが救助した伝書鳩や鳩やカモやインコ。魚もたくさん飼っていました。どじょう,メダカ,フナ,ハヤ,ナマズ,ほとけどじょう,タナゴなどてす。もちろんカブトムシ,コオロギなどの昆虫も飼っていましたし、変わったところではカタツムリ,カエル,カニ,ヤドカリ,貝などもたくさん飼育していました。今でも、それら飼っていた小動物一匹一匹を思い出します。私は変わった子供だったのでしょうね。

      小さいままの金魚、大きな金魚に餌をとられるからか?


 たかが金魚ですが、金魚が色落ちするとは思いませんでした。元の色に戻らないかと思います。今度、金魚の色が出る餌を購入して与えてみようと思います。金魚は元々はフナだそうです。先祖返りして色がおちたのでしょうか。また、野生に近くなりどん欲に餌を食べるのでしょうか。さらに、他の金魚の餌まで取って食べてしまうのでしょうか。

    すっかり色落ちした金魚       我家の金魚三匹が住む水槽
 

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